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2011年5月27日 (金)

中学1年生 小森美登里さん講演会開催「優しい心が一番大切だよ」

110524_komori1 ◆中1 小森美登里さん講演会が行われました

 小森美登里さんの講演会「優しい心が一番大切だよ」が、中間考査最終日に行われました。中学1年生は、4月に入学しオリエンテーションやPA研修などを経て、友達との関係づくりやクラスづくりを大切にしてきました。この日は、中学1年生の保護者の皆様にも多数ご出席頂き、『「いじめ」の問題』について考える大切な時間を生徒、保護者、学校(担任団)で共有することができました。
 小森さんは、最愛の娘さん、香澄さんを「いじめ」によって死へ追い詰められました。香澄さんの出来事を引き合いに出しながら、一人ひとりに問いかけるようにお話してくださいました。目を覆いたくなるような暗いニュースが連日報道されるような中、私たち一人ひとりにある“優しさ”にそっと触れて頂いたような気持ちになった人もいたのではないでしょうか。
 講演を聴いた生徒たちはもちろん、保護者の皆様にも、小森さんの優しいけれど凛とした話しぶりに涙するシーンが見受けられました。亡くなられた香澄さんの「優しい心が一番大切だよ」というメッセージに耳を傾け、「優しい心」を掘り起こす時間となりました。

«生徒・父母の感想より»

「いじめ」って残酷なんだな、と改めて感じました。暴力を受けて怪我をするのと同じで、暴力を受けて心に怪我をする。小森さんも行ってましたが、いくら薬を飲んでも、いくら話しを聞いてもらっても、いくら周りの人たちが頑張っても、いじめている人がいじめをやめないと解決しないのですね。
 いじめている人たちの一人ひとりが、心の闇に勝たなければならない。小森さんは、「理由があったらいじめていいの?」という質問をされました。理由があったら人を傷つけていいのでしょうか。違いますよね。「いじめ」ってよく分かりません。小森さんが問いかけられた質問にも全然答えられません。ですが、そのうち答えを見つけていきたいです。
 小森さんは、「生まれてきてくれて、ありがとう」と何度も言って下さいました。みんな、生まれてきたことに価値がある。そのことを伝えてくださいました。今日の講演会では、命の大切さを知ることができました。本当に良かったです。...(後略)

私は、小学校で「いじめ」をしてしまったことがあります。クラスの人が嫌っていたので、自分もやらないといじめられてしまうかもしれないという不安からでした。
 しかし、今日小森さんのお話を聞いて、私は“自分がいじめられないようにしなくては”と考えるだけで、その子の心をまったく気遣っていなかったことを実感しました。いじめているときは、“自分がいじめられないようにするためにいじめた”という理由が自分にはあると考え、“自分がいじめているのは仕方がない”などと考えていましたが、今はただの言い訳にすぎないと思います。
 私は、その子にしてしまったようなことを、もう他の人にしないように、いじめるのはやめたいと思います。でも、やはり、“自分もいじめられるかもしれない”という不安は消えたわけではありません。みんなも、私も、「いじめ」をしないようになっていくことが一番いいのにと思います。

...最初、この講演会を聴く前には、いじめをする側、される側についてのお話、やらないようにというお話なのかと思っていましたが、小森さんのお話を聞き終わって、命、命の大切さということに感動、また、自分を振り返ることができました。
 私も知らず知らずのうちにした行為に対し、それに気付いた時、素直に「ごめんね」と言えるのか? ...色々と考えさせられました。
 人は何かの理由があったらいじめても良い権利があるの? 私は、母親だから、娘にきつく当たってもいいの? それを受けた娘はどう思っているの? もし私が他人からそうされたら? 「いじめ」の話から、そんなことも考えました。
 中学1年、入学したばかりの中、学校から帰ってくる娘からは色々な友達のお名前があがってきます。入学したての頃は、楽しい状況ばかりの様子がありましたが、最近では色々とあるようです。そんな話を、スポンジのように聞いてあげなくては!! ...(後略) 

   ...公開しても“よい”、に○印をくださった方の中より引用しています。

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 最後に、小森さんはこうもおっしゃっていました。
「人は一人では生きていけません。人と出会い、人とつながりながら生きていくのだと思います。人は、誰かに助けてもらったり、または誰かの力になって支え合って生活していくもの...。そんなときに一番大切なのは優しい心なのです。」
 一人ひとりの心の中に深く残るものがたくさんあった講演会だったと思います。この日の小森さんのお話を大切に、一人ひとりがこれからに活かしていきたいと思います。