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2015年7月27日 (月)

《中学1年》 夏休み平和学習の様子 その1(こどもの国・弾薬庫見学)

今年は戦後70年。中学1年生は様々な角度から「戦争と平和」を学び、考えます。その一つが夏休みの校外学習。現場に立ったり、展示館の特別展を訪れることから「事実」を学びます。今回は、訪問地のひとつ「こどもの国」を訪れた時の様子をお届けします。

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こどもの国には10時に到着しました。ガイドを引き受けて下さったのは野坂さん。戦争当時の写真を示しながらの説明はとても分かりやすく、生徒は真剣にメモを取りながら聞いていました。

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最初に見学したのは防空壕の跡です。入口から中をうかがうと、壕がそれほど大きくないことに気づきます。この地帯の岩盤は固く、掘るのは大変だったそうです。中は水が沁み出ていて崩れかけている壕もあるようです。入口はいくつかあっても中は繋がっていて、空襲警報が鳴っている間はそこに潜んでいました。ひしめき合うように中にいながらも、何もすることがなく、歌を歌いながら時を過ごしたと聞きました。

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中央広場の高さは軍用鉄道だったこどもの国線のホームの高さと同じだそうです。盛り土をして中央広場に作り変えました。戦争当時は中央広場まで鉄道が入っていました。現在多目的広場になっている所に田奈部隊の本部が置かれ、火薬を詰めて弾薬や手榴弾を作っていたそうです。今でも園内には当時のままの石垣やトンネルが点在しています。

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いよいよ弾薬庫の見学です。普段は施錠されており、今日は特別に開けていただきました。弾薬庫は全部で33基あるそうです。現在は草むした丘にあり、沢山の虫に出会いました。思い鉄の扉を抜けて中に入ると、懐中電灯やランタンがなければ全く見えない闇の中でしたが、目が慣れてくると、天井に換気口があることや入口とは反対側に扉がもう一枚あることが分かりました。入口近くに落ちている薬莢を見て、戦争が現実のことだったのだと改めて思いました。

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最後の見学ポイントは「平和の碑」です。田奈部隊では、西谷と東谷に男女が分けられて、それぞれの場で懸命に働きました。その様子を詳しく描写しているのが『田奈の森』という手記です。神奈川学園の卒業生の方が書いた手記を丁寧に読んでこの場を訪れたので、当時の様子を思い描きながらお話を聞き、周りの風景を見ることができました。卒業生の「平和を願う気持ち」が込められた碑と向き合い、しっかり碑文を読むこともできました。

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梅雨明け以来、久しぶりの雨が降りましたが、見学中はほとんど傘をささずにすみました。蒸し暑さはありましたが、全長2.4kmの行程を元気に1時間半かけて歩くことができ、学びの深まりと共に達成感も味わえました。半日ガイドをして下さった野坂さんに代表生徒がお礼の挨拶をして見学は終了です。この校外学習がどのようなレポートになってくるのか、楽しみです。