ブログ

トップページブログ《中学2年》 矢部和弘先生の講演会を聞きました

« 《花と実の会》 2016年4月29日ようこそ心のふるさとへ | メイン | 《図書委員会》 おすすめの本を展示しました! »

2016年5月 9日 (月)

《中学2年》 矢部和弘先生の講演会を聞きました

Yabe_01

Yabe_02

Yabe_03

中学2年生の総合学習テーマは「環境」です。多角的な視点で考え始める第一歩として、東京農業大学の矢部和弘先生にお話を伺いました。テーマは「小網代の森の自然環境と保全運動について」です。

Yabe_04

Yabe_05

Yabe_06

矢部先生は小網代野外活動調整会議に所属しており、トラスト運動で小網代の森を守る運動を継続していらっしゃいます。生徒たちは理科Ⅱの授業で「小網代の森」について少しずつ学んでいましたが、矢部先生のお話を伺って、小網代が希少な生態系をそのまま維持している場だということを再確認しました。日本中の海岸線をたどってみても小網代のように山と海がつながっている場所はないそうです。神奈川県の中にそのような貴重な場所があることに驚きました。

Yabe_07

Yabe_08

Yabe_09

矢部先生は「流域」という言葉を用いて小網代の地形を説明して下さいました。更には以前の小網代の様子が分かる写真を見せて下さり、稲作や炭焼きが行われていた里山であることも教えて下さいました。木を適切に切ることで日光が差し込み、植生の多様性が保たれることも分かりやすく伝えて下さり、生徒たちは真剣にお話を伺いました。

Yabe_11

Yabe_10

Yabe_12

 お話の最後に、小網代を歩く時の注意事項を伺いました。写真で見せていただいた小網代を自分たちの足で歩くことが更に楽しみになった生徒たちです。

生徒の感想より

 

今日、私は矢部先生から、小網代について沢山のことを教えてもらいました。その中で印象に残っていることが3つあります。まず一つ目は、小網代には1900種以上の生物がいるということです。私はそれを聞いてとても驚きました。森の中には見たことがなかった花や植物、虫などが沢山いるということなので、とても楽しみでワクワクしています。次に、2つ目は小網代が元々今のような自然の場所ではなく、1960年代頃、約50年程前は田んぼだった、ということです。元々田んぼだったものがなくなって、新しく森林や川、植物や動物が暮らせるようになったのは人の力によるものだと知って、とてもすごくて尊敬することだと思いました。元々今のような植物が生えていなかったところを、森の場所を買って、増やしていくというのは普通ではとてもできないことだと思い、とてもビックリしました。最後に、矢部先生たちが何をしているのかを聞いて驚きというか、とても尊敬しました。まず緑地の安全管理をして、バブル時代にゴルフ場やリゾートホテルに変わりそうになったのを、みんなで小網代の大切さを知ってもらい、止めたことから、「森を守りたい!」という気持ちが伝わってきました。私は今日色々教えていただいたことを思い出しながら小網代に行きたいなと思いました。