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2017年1月18日 (水)

《同窓会》 「新成人を祝う会」が開かれました

 成人の日の2017年1月9日(月)、「新成人を祝う会」が開かれました。

 今年集まったのは2015年3月に本校を巣立った卒業生たち。全体のおよそ9割にあたる160名が集まりました。会場のカフェテリアには、晴れ着に身を包んだ、2年前よりぐっと大人びた卒業生たちがあふれました。

 会は校長からのお祝いの言葉に始まり、新成人代表の言葉、そして学年担任団を始めとする教職員からのお祝いの言葉が述べられました。その後、歓談の時間と写真撮影の時間がもたれました。

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 ここでは、出席者に贈られた学年担任団からの「新成人を祝う会に寄せて」と、当日の新成人代表の言葉を掲載します。

 

新成人を祝う会に寄せて

 

2017年という新しい年が幕を開けました。第67回卒業生のみなさんの「新成人」をお祝いできることを心から嬉しく思います。今日の「新成人を祝う会」には147名の方から出席の返事をいただきました。やむを得ず欠席の方々からもそれぞれが自分の選んだ道を一歩一歩進んでいることが伝わってくるメッセージをいただいています。みなさんが神奈川学園を卒業してから約2年が経ちますが、その月日の間にますます豊かに学び、魅力あふれる一人ひとりになって「心のふるさと」に帰ってきてくださったのだと思います。再会できる喜びをかみしめながら私たちは今日の日を迎えました。

 

「…神奈川学園での生活とも今日を以てお別れとなり、4月からは全く新しい生活が始まります。私はこれから始まる生活に対する期待も大きいですが、今は不安の方が大きいです。しかしただひとつはっきりと言えることは私たちの進路そして将来は、決して自分ひとりで手にしたわけではなくて、周りの家族や先生友達の支えがあったからこそということです。

だから大学生になって多くのものに出会い、戸惑い苦しくなってしまった時には、自分の進路は多くの人の支えのもとに成り立っているということ、どのような選択をしようとも応援してくれる人が居るということを思い出しながら、自分が正しいと思う道を歩んでゆきたいです。

2015年3月1日、私たちは神奈川学園中学高等学校を卒業し、自ら選び取った別々の道を歩んで行きます。卒業生178名がそれぞれの場で様々に活躍し、輝いて笑顔で再会できることを祈って。」

 

卒業式当日、6年間のまとめとして元生徒会長のTRさんはこのような言葉を語りました。現在の皆さんの生活はどうでしょうか。期待と不安が入り混じったスタートから新しく自分の居場所を見つけていき、笑顔が徐々に増えていったのではないでしょうか。もしかしたらまだはっきりと定まらない将来に対して新しい不安を感じ始めているかもしれません。

 

嬉しい時も苦しい時もみなさんは「一人」ではありません。目の前にいなくてもみなさんが作ってきた関係や繋がりは様々な形でみなさんを支えています。ここに集まった中高時代の友人はもちろんのこと、母校にいる私たち教員も「繋がり」のある存在としてみなさんの歩みを見守っています。そして何より20年間みなさんを支え見守ってきた家族の方々は、健やかに今日の日を迎えられたことを心から喜んでいるはずです。「成人」としてのみなさんはこれからもその繋がりを信じて自分の選んだ道を力強く歩んでください。

 

 みなさんが創ってきた「繋がり」や他者を思う「優しさ」を思い返すと、対照的に現在の世界が抱えている難しさが浮かび上がります。他者を排斥し、違いを受容しない不寛容で攻撃的な潮流が世界中で見られるようになり、その流れを受けて、神奈川学園の行事プログラムも大きく変えることになりました。ヨーロッパで相次ぐテロの影響を受け、海外研修は中止や方面限定を余儀なくされてきました。来年度からは中学3年生でホームステイを中心とした海外研修を行い、高校1年生で国内フィールドワークに行くことになっています。行事の実施学年が変わったとしても、みなさんと共に創り上げてきたプログラムの思想やその内容は今後も引き継がれていきます。みなさんは「学び」の豊かさと可能性をはっきりと示してくれました。

 

 現在の世界が分断を是とする方向に向かいつつあるとしても、一人ひとりが緩やかな繋がりを大切にし、他者や異文化を受容できる力を蓄えて「誰もが安心して暮らせる社会」を目指していけば、少しずつでも社会は変わっていくはずです。その社会を創り出していくのはみなさん自身です。緩やかに他者と繋がる力を持ち、自分の考えを言葉にして伝えることができ、何よりも自分の信じた道を切り拓く行動力のあるみなさんならきっとできるはずです。応援メッセージを送りながら、私たちも自分の場所で精一杯頑張ります。次の再会で「私たちも頑張っているよ」とみなさんに語れるように。

 「新成人」おめでとうございます。帰ってきてくれて、ありがとう。

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新成人代表の言葉

 

 お久しぶりです。2015年3月1日に私たちが神奈川学園を卒業してから、早いもので約2年が経とうとしています。みなさんはどのような日々を送っていたでしょうか。きっととても充実した日々を送っていたのだろうと思います。

 さて、みなさんは今日の成人式をどのような気持ちで迎えていますでしょうか。私は今日成人の日を迎えるにあたって、これから続く未来への期待と成人するに伴って生じる責任への不安とが入り混じった、何とも言えない気持ちでいます。

 小さい頃から成人の日には振袖を身にまとった女性たちをテレビで観てきましたが、今日自分の番になってみても、なかなか実感がわかず、不思議な感じがします。ただ20年という節目の年を迎えるにあたって感じたことは、ここまでほんとうに多くの人と出会い、時には衝突をしながらも支えられてきたということです。私のような若者が人生を語るのは少しおかしいかもしれませんが、生まれてきてから今日まで数えきれないほどたくさんの楽しいことも苦しいことも経験してきました。そして、どの、どのような瞬間を切り取ってみても、いつも傍には家族をはじめとして先生方や友人がいたと思います。たしかに時には自分ひとりで解決して乗り越えなければならないときもあるでしょう。しかし、それでもやはり何らかの形で、誰かの「存在」に、「声」に、そして「面影」に助けられたのではないでしょうか。

 そう考えると私の人生は自分自身のものであって、自分だけのものではないのだなと思います。間違っても周りの人や自分自身を悲しませたり裏切るような生き方をしてはならないと思いました。

 最後に成人の日を迎えたということで、どのような人になりたいかということについて少し話をさせてください。それはどのようなときも周りに流されない人になりたいということです。これから生きていくにあたって、今までもそうであったように、きっと私たちの耳にはいろいろな情報が入って、絶え間なく取捨選択が迫られると思います。そのようなときに、簡単に周囲の意見に踊らされるのではなくて、今までの自分の経験と知性とを以て判断をできるような、凛とした女性になりたいです。そしてまたもう一つは、“一瞬一瞬を全力で生きてゆきたい”ということです。どこかで手をぬくようなことはせずに、何事に対しても真摯に向き合い、今、自分ができる精一杯のことをしたいと思います。

 

 きっとこの神奈川学園で学んだ私たちは、これから先の人生で出くわすであろう困難もはねのけて、今よりもっとパワフルに輝かしい人生にしていけると思っています。

 またみなさんにどこかで会えることを心から楽しみにしています。

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