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2017年6月29日 (木)

《中学2年》 岸先生講演会

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6月19日、雨天のため順延されていた小網代の森研修を前に岸由二先生に講演をして頂きました。岸先生は慶應義塾大学名誉教授であり、NPO法人鶴見川流域ネットワーキングの代表でもあります。生徒達は以前から岸先生の著書である「『流域地図』の作り方」を読んでいたため、実際にお会いできる日を心待ちにしていました。

講演会では、「鶴見川の水は汚いか?」をテーマに、「いい川とは何なのか」をみんなで考えました。私たちは「きれいかどうか」という観点だけで川の価値を決めてしまいがちですが、多様な生命が育まれる川や、文化的に価値のある川など、川との向き合い方にも色々な見方があることに気づかされました。岸先生、ありがとうございました。

*生徒の感想より*

 私は今日のお話を聞いて「きれいな川」とは色々な意味を持っている言葉だなと思いました。今までは水がきれいでたくさん生き物がいる川だと思っていたけれど、水がきれいだと生き物の食べ物がいないということを知り、最初に思っていたことはできないことだなと思いました。

 確かに私の家の前には早淵川が流れているのですが、水がきれいで流れが穏やかなところには魚がいません。少し水が汚れていて、流れが速いところには魚やカメがいます。大雨で川の水位が高くなってにごった水が流れた次の日には魚がいなくなってしまっていたけれど、その次の日くらいにはまたいたところに戻ってきています。

 今考えれば、その場所は魚たちにとってたくさんのえさがある場所だったと思います。見た目はにごっていて人間としては「汚い川」かもしれないけれど魚には「きれいな川」だと思われていたのだと思いました。

 上のことを考えると人間が持っている「きれいな川」の感覚と魚などの川にすむ生き物が持つ「きれいな川」の感覚は違うと感じました。

 今日のお話を聞いて川に対する見方が自分の中で変わった気がします。「川が汚いから」とその川のきれいさを決め付けるのではなく、色々な方向から川を見ていきたいです。

 

 岸由二先生のお話を伺い、私は大事だなと思う点を2つ見つけました。1つ目はよい川はただきれいな川ではなく、世界やその地の人々の考え方によって違っているということです。私は確かにきれい過ぎたら魚はすめないということは習いましたが、勉強と考えがつながっていませんでした。

 また今まではアマゾン川はすごく汚い川で、あまりよい川ではないと思っていましたが、偏見だったなと思いました。考え方を変えて、これからもっとそれぞれの川の特徴を学んで流域のこともよく知り、川の流れを知って、地球のことを色々な方向から見て考えることができるようにもっと自分の身近な川から学ばなければなと思いました。

 2つ目は鶴見川が豊かで魚もいる川だったことです。私も岸先生と同じように鶴見川に住んでおり、その川の周りで小学生の頃たくさん遊びました。うわさで汚い川だとよく言われているのを聞いて、つくの公園のごみ拾いはしたけれどボラがよく跳ねているのを見ていたので、なぜなんだろうなと少し思っていました。

 今回先生のお話で、必ずしもきれいな川が魚がすめるとは限らないと知り、魚のいる鶴見川がもっと好きな川になりました。

 これからはもっと正しい川の知識を知り、1つ1つの川を大切にし、よく特徴を知って、油は流さないようにし、身近なことから地球を守り、心地よいところにしていきたいです。