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2017年7月20日 (木)

《高校3年》 村瀬幸浩先生による性教育の講演会が行われました。

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7月18日の性教育の時間に、高校3年生を対象にした村瀬幸浩先生の講演会が行われました。神奈川学園で6年間学んできた「性」の問題について、その集大成となるお話を聞くことができました。村瀬先生は、性にまつわる話をタブー視するのではなく、真剣に向き合って考えることが大切だとお話してくださいました。恋愛や結婚において、両者が幸せになれる関係を築くためには、お互いの思いやりと正しい知識が不可欠です。将来出会う人が必ずしも自分と同じだけの良識を持っているとは限らないということを、問題意識として持つことができたと思います。また、事前のアンケートでも関心の高かったLGBTの話題について、村瀬先生は男女の区別を当たり前に思うのではなく、多様な性のあり方を認めることの必要性を説いていらっしゃいました。ひとりひとりが、自分や周りの人々の性について考えを深められる講演でした。

 

 

以下は、生徒たちの感想です。

 

 LGBTの人たちのことを日本社会全体の雰囲気としては特殊な人々としてみなしているような気がします。人間の性のあり方が、自分の性器と脳の性別が一致している人々だけが正常であるという風に固定されがちであるために苦しんでいる人がたくさんいるんだと改めて思いました。また、恋愛や結婚については自分自身に深くかかわることなので知ることができてよかったです。今まで性に関する話題については話しづらい、聞きづらい話題というイメージを持っていましたが、何も恥ずかしく思う必要はないのかなと思えるようになりました。講演を聴いて性に対する意識を変えることができたと思います。

 

 小学生、中学生ぐらいの自殺理由に性的いじめがあるとはみじんも考えたことがありませんでしたのでかなり衝撃的でした。自殺をしてしまった子たちが、相談できない環境を作っているのも性教育の不十分さからなのではと思いました。また、大学生になって飲み会の時に、自分が席を離れる際などには飲んでいたものをカラにしたほうがいいという助言を村瀬さんから頂きましたが(編集者注:村瀬先生の講演の中に、大学の飲み会などで悪意ある人に睡眠薬などを飲み物に混ぜられる危険があるかもしれないというお話がありました)、しかしそんな状況にある日本社会は悲しいと思いました。そんな現状だからこそ自分を守る力を今まで学んできた知識を生かしていこうと思いました。それから、リスニング力を持った女性になることと、リスニング力を持っている男性なのか見極めることを忘れずにいたいです。

 

 結婚と恋愛は別物だという話が印象的でした。恋愛してその延長線上に結婚はあって、何年たってもずっと思い合うものなのかなと想像していました。だから、二心二体という言葉を聞いた時、衝撃を受けました。結婚したって、夫婦になったって、その相手と自分は別人であって、自分がしてほしいこととか意志を相手に伝えて、話し合ってこそ夫婦というものを築いていくものだというお話は、心に重くずっしり来るものがありました。結婚や恋愛についてよく考えていきたいです。