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2017年7月28日 (金)

《中学3年》 国際 全体授業「先住民族と移民」

夏休みに入る前の学年の日。中学3年生は「国際」の授業を行いました。今回の全体授業テーマは「先住民族と移民」。移民で成り立ち、受け入れてきた国家がどこかを考えることから授業は始まりました。生徒たちは友だちと相談しながら国を挙げていきます。

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次に、先住民族についても考えました。大航海時代にヨーロッパ各国から世界へと人は動いていきました。当時「発見」したと思われた国には先住民族がいました。世界地図を見ながら紹介される民族名を書き込んでいきます。地図上の日本には「アイヌ」と書き込まれ、中学2年生で学んだアイヌの歴史を思い出しました。

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3月に訪れるオーストラリアとニュージーランドにも先住民族はいました。どちらも独自の豊かな文化を持つ民族でしたが、言葉を奪われ、文化を否定されていった歴史があります。オーストラリアには同化政策を行っていた時期が長くあり、アボリジニの子どもたちは家族から引き離されて白人の家庭で育てられました。『裸足の1500マイル』という映画の一部を見て、引き離された家族の悲しみを目の当たりにしました。生徒たちの多くは言葉を失いながら映像に見入っていました。

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同化政策以外にも「白豪主義」が取られていた時期が長くオーストラリアにあります。第二次大戦後に国際社会からの非難を受けて方針を転換し、多民族・多文化社会へと舵を切りました。生徒たちはオーストラリアが多文化社会に至るまでの歴史を知り、本当の意味での多文化共生を実現するには何が必要なのかを考えました。

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グローバルな人の動きは更に加速しています。その一方で、分断を是とする主張も生まれています。これからの社会や世界がどのようになっていくのか、そこで一人ひとりが何をしていくのか… 研修の事前学習という枠を越えて世界のこれからを考える時間になりました。