《中学1年》 総合
中学1年生の総合の時間に、グループワーク『月からの脱出』に取り組みました。このグループワークの目的は、話し合いによってコンセンサス(合意)を形成することです。
『班員が乗った宇宙船が、月で不時着し大破してしまいました。かろうじて10品が残されました。50マイル離れた母船まで行くための必要度を考えて、重要なものから順位を付けてください。』
最初に、一人で考えました。次に、班で話し合い「チームの結論」を出します。「じゃんけん」や「多数決」は禁止です。
話し合いのルールは4つ、
『①自分の意見を大切に②他人の意見も大切に③納得したら変える④変えたら伝える』です。
「一番必要なのは、酸素だよね」「マッチは・・・」「火はつくのかな?」・・・知恵を出し合って、話し合いが進んでいきました。席替えしたばかりの班とは思えない様子です。約20分かけてチームの結論を出しました。
その後、「正解」をもらって、答え合わせをします。ほとんどの班が、自分一人で考えるよりもチームで考えた方が正解に近い結論になっていました。チームの力を実感したグループワークでした。
終わっての感想には、「みんなが納得できた話し合いになった。」「自分の意見をしっかり伝えること、自分とは違う意見をきちんと聞くことが大切だと感じました。」などがありました。