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2018年7月29日 (日)

《中学2年》環境学習 岸由二先生による講演会を行いました

中学2 年になって総合学習としての環境学習が始まりました。環境問題を考えていくためには川を中心にした「流域」という単位で生態系をみることが必要です。5月には関東で唯一の集水域生態系「小網代」についても理科2 の授業で学び、現地で研修を行いました。

続いて夏休みには「流域」に注目した課題レポートとして自分の川の流域を知り、流域地図をつくってもらい、流域について自ら学びます。その事前研修として「流域地図の作り方」の著者である慶応大学名誉教授の岸由二先生からご講演をいただきました。

今回は特別に講演の冒頭で7月の西日本豪雨災害を流域の観点で解説してくださり、そこから身近な川である鶴見川について「鶴見川は本当に汚いのか」というテーマで講演いただきました。過去何度も氾濫し水害を起こしてきたり、水質汚濁が問題だとされてきた鶴見川が、多くの人々の取り組みで改善されてきた経緯を知り、生徒たちは自分たちの生活する環境と「流域」の観点で関わっていく重要さを学ぶことができました。

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以下生徒の感想:

今日、岸先生のお話をうかがって、私はいつもニュースで「〇〇町で洪水が起こりました。」というのを聞いて、川が起こしているということは全く気がつきませんでした。そして、私の家に最も近い川である鶴見川の水質がいつもワースト1~3位に入っていたなんて、全然気がつきませんでした。小さいころから、鶴見川付近の町に住んでいたけれど、全く興味がありませんでした。時々、体験などの手紙が来ていたけれど、「面倒くさいな」と思って、全く参加しませんでした。けれども、今日、岸先生のお話をうかがったら、小さいころから鶴見川は汚いんだよと聞いていたけれど、治水の世界では一番注目されているということを聞いて驚きました。なぜなら、こんなに自分の身近である川が世界でも注目をうけているのになぜ気がつかなかったのだろうか、と思ったからです。そして、なぜ日本では注目されていないのだろうか、という疑問をもちました。そして、小網代では鶴見川とは正反対の管理をしているということにも納得しました。小網代は、わざと川を氾濫させるように管理をして、湿地が広がり生き物たちが喜ぶようにしている、ということに対してすごくいいことだと思いました。今回のことを通して、川は普段の私たちの生活にとても密接していて、その背景には洪水や氾濫などの水害があり、それらをどう対処していくか、ということがこれからの私たちに必要なことだと思ったと同時に今までよりももっと関心を持っていく必要があると思いました。(T・Mさん)