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2019年3月19日 (火)

《中学1年》 平和学習

中学1年生では、1年間の平和学習の最後に、栗田佳典さんの講演会を行いました。

 

栗田さんは、NPO法人「テラ・ルネッサンス」のスタッフです。アフリカやカンボジアに渡って、子ども兵士として戦争に参加させられた人たちや、地雷で生活を奪われた子どもたちのために、支援活動をしています。

現地についてのお話から、ウガンダやカンボジアの残酷な現実や、それを、自分たちの力では解決できない現状を知りました。また、そこでは、自分の力で自立して未来を作っていくことが、とても困難なのだとわかりました。

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テラ・ルネッサンスは、ウガンダで、「元こども兵士のための社会復帰支援センター」を運営しています。

ゲリラに誘拐されて兵士にされた子どもが、脱走して村に逃げ帰っても、多くは、温かく迎えられることはありません。村人にとっては、村を襲った加害者という場合さえあるからです。

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そうした現状から、元子ども兵士の自立を助けるために、「支援センター」では心のケアと職業訓練を行っています。技術を身につけて収入を得て、自立した生活をできるように支援しているのです。

栗田さんは、センターの卒業生が作ったTシャツや手工芸品を見せて下さいました。Tシャツはご自分のお子さんのものだそうです。

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元子ども兵士のジョセフさんは、2つの夢を実現したそうです。ひとつは、センターを卒業後、プロの縫製職人になったことです。もうひとつは、その傍ら、センターで技術を教えていることです。

『「みんなとシェアしたい気持ち」「誰かのために生きていきたい気持ち」それが、ジョセフさんの「今」を支えている』というお話が、心に残りました。

 

栗田さんは、私たちに、3つの「カンシン」を持ち続けてほしいとおっしゃいました。「関心」「感心」「観心」の3つです。世界で起こっていることに「関心を持つこと」現実を「しっかり観ること」そこに生きる人々に「共感すること」です。このことを、忘れないようにしようと思いました。