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2019年12月 2日 (月)

《高校2年》 AIとロボット研究の最先端を学びました

岡山大学SDGsユースプロジェクト特別講座(協力 東京大学松尾研究室)「機械学習の最近の流れとロボット研究」に高2の生徒が参加しました

 

11月29日(金)夕方、東京大学本郷キャンパスにて、岡山大学SDGsユースプロジェクト主催、東京大学松尾研究室協力による特別講座「機械学習の最近の流れとロボット研究」が開催され、高2の生徒2名が参加しました。高校生は4校から22名(神奈川学園、広尾学園、豊島岡女子学園、郁文館グローバル高等学校)が集い、熱心にお話を伺いました。

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修士2年の松嶋達也さんは、中学・高校時代にロボット制作に取り組んだ経験が今の研究テーマにつながっているそうです。人工知能研究の歴史、AI研究の要である機械学習技術の概要、最新の研究事例をとてもわかりやすく説明くださいました。

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学部3年の原田さんからは企業との共同研究事例の紹介があり、これまで人間にしかできなかった繊細な手作業も、強化学習(機械学習の一手法)技術を使って精度を高めた人工知能による制御で再現が可能になっている様子を知ることができました。

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研究員の佐々木さんからは、人工知能が産業をどのように変えていくかについて、一見ITや人工知能と遠そうに見える、労働力が求められる現場産業が人工知能により自動化される未来が示されました。

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質疑応答では各校の生徒から熱く深い質問が多く飛び出し、松尾研究室の方々が真摯に答えてくださいました。松尾研究室の学生さんたちには、もともと医学部や文学部など他の進路に進もうとしていたのに人工知能研究の面白さに引き込まれて工学部に理転してしまった方々も多いそうです。学生さんたちが自分のもともとの興味をテーマに融合して研究に取り組んでいるお話を伺うことで、進路への自由なイメージが生徒たちの中にふくらんだようです。

 

まとめとして、この会の主催の岡山大学学長特別補佐 小村俊平さんから、中国やシンガポールでの現在の受験競争の弊害が示され、生徒たちへ向けて中高生のうちから自分の興味のあるテーマをとことん追求し、大学での研究もまだ評価されていない領域にこそチャレンジしてほしいと応援のことばをいただきました。

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以下、参加した生徒の感想をご紹介します。

 

  • AIが社会のどんな場面で貢献できる可能性があるのか、とても勉強になった。第1次産業、第2次産業の分野での運用で、労働力不足の解消や人の良い意味での働き方の変化が想像できた。

  • 一方で、決められたこと、言われたことをやるだけの力だけではダメなことを自覚した。何のために、どんな課題に利用するか、テクノロジーに意味づけするのはやはり人間。これからの私たちに必要な力を知ることができた。

  • 他校の生徒たちの質問の内容に驚かされた。また、交流する中で、目の前の勉強に追われるだけではなく、同時並行で自分のテーマで研究している同世代に驚いた。やらされる学習ではなく、課題を出されなくても自ら勉強できることができなければならないのだと感じた。

  • 進路でいうと、今日であった方は大学に入ってからも幅広く選択して学んでいる。やりたいことは、様々なアプローチの仕方があるのだと知れたことが、自分の進路を考える上で励まされた。

  • 最後の小村さんの言葉から、誰もやっていないこと、今評価されないからこそチャレンジすべき。評価は後からついてくる。研究者のあるべき姿から、すぐに結果が出なくても、周りから色々言われても、自分の目標に向かって頑張ろうと思えた。進路実現に向けてモチベーションを上げることができた。