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2020年9月11日 (金)

高1学年  国内フィールドワーク全体学習「社会問題をどのように自覚するか」

国内フィールドワーク全体学習が始まっています。今回は「グラフの読み取り方」から「情報発信の仕方・受け方」を考えたり、コロナウイルスが生み出した様々な課題の一つである「差別・偏見」の問題について考える機会となりました。

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最初に二種類のグラフが示され、コロナウイルスの感染を報じるニュースが読み上げられました。一つは「感染が収まっていない」というもので、もう一つは「感染が収まってきた」という中身です。実は同じ数字を扱いながら数字の切り取り方を変えたものでした。グラフの見せ方によって同じ数字が全く違う意味を持つことが実感できる場面でした。

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次に提示されたのは「差別・偏見」についてです。フィールドワークで訪れる方面である水俣は、差別・偏見に苦しんだ地域です。そこに暮らし、現在は語り部も行っている杉本肇さんの言葉が紹介され、差別を受けた方々の苦しさを思いました。その一方で、行政の指導に従って、水俣病が伝染しないように、と直接お金を受け取らない工夫をしたお店の方の話も紹介されました。現在のコロナ禍でお釣りの受け渡しを直接しないことが想起される話であり、「差別」が含む問題の難しさを感じました。

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 最後に生徒に投げかけられたのは「「差別はしない」というけれど」という問いかけです。「差別は悪い・しない」ということはとても大事なことですが、なぜそれが起こるのか、という背景を分析するものでした。

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画面を通して生徒たちには「新型コロナウイルスに感染した人がいたとしたら、それは本人のせいだと思いますか」という問いが投げかけられました。6段階の選択肢を見ながら自分の考えに近いものを挙手して選ぶ場面もありました。その後、日本、アメリカ、イギリス、中国などで得られた結果を提示しながら「結果の違いがあったとしたら、それは何故だろう、と考えることに意味がある」というメッセージが送られました。

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様々な問いかけやメッセージを生徒たちは真剣に受け止め、自分の考えを言語化していきます。一つひとつのテーマを「自分ごと」として考えることで、確実に問題意識が育っていくのではないかと思いました。

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