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2021年4月23日 (金)

中3学年  総合学習「国際」の時間に「多文化共生」を考えました

 中学3年生の総合が始まりました。4月16日(金)の1回目はオンライン会議システムを利用した、小川先生から各クラスにむけて「多文化共生」についての講義でした。

 「『異文化』と『他者』について考えてみましょう」という項目では、文化人類学者による有名な研究が紹介されました。特殊な身体儀礼(特に口腔儀礼)をもつNacirema民族についての研究です。「どこの民族だろう・・・?」と想像しながら説明を最後まで聞くと・・・自分と違う文化を持つ他者を、文化的側面から説明する秀逸な研究でした。

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以下、生徒の感想です。


私はナシレマ民族の話のとき、全くアメリカ人のことだと予想がつきませんでした。あの説明文を読んで、確かにアメリカのことを知らない人から見たら、変な民族だと思われることもあると思いました。実際、日本人の男性はメガネを掛けていていつも望遠鏡をぶら下げている人・女性はいつも着物を着ているというイメージを持たれていることもあります。でも、これは一種の差別になり得るのではないかと思いました。今回私が国際(多文化共生)について学ぶことは、差別問題にもつながるのではないかと考えました。
 また、対話をすることが大切だと言われたときはとても驚きました。私は対話と会話は似ているものだと思っていました。しかし、今日の説明を聞いて、会話と対話は違うもので、対話をして言葉で表すことが大切だということが分かりました。


 「文化を理解することで、自分を紹介することができる」というメッセージが伝えられ、「私」を「文化」を通して、どのように「自己」紹介しますか?と問いかけられました。そこには「私が私であることを大切に」し、「私」を「対話」で伝えられるようになりたい、というメッセージが込められています。

 総合学習「国際」の時間は、5月には鎌倉研修、10月に先住民文化にふれ、11月には一日研修で「神奈川でグローカル」を考え、3学期に「私らしく生きるために」講演を聞く、という予定で進みます。担当の先生からは、今年度「国際」の時間で意識する3つの目標が提示されました。

①「神奈川でグローカル」から世界を「なぜ?」で切り取ってみよう

②たくさんの出会いのなかで他者と「対話」してみよう

③自分が社会で生きる目的を見つけよう

 つづいて伊藤先生からオリジナルアルバムの(英語による)説明がありました。海外研修に行った先輩はオリジナルアルバムを「お守り」のように、そしてそれを対話のもとにしてコミュニケーションをとったという経験談があり、鎌倉研修や一日研修などで写真をたくさん撮って、自分を紹介できるアルバムづくりに取り組もうと、前向きな気持ちになれました。

 まずは5月11日に予定されている鎌倉研修に向けて、目標設定やルール作りにしっかり取り組んでいきます。