中3C文化祭 「お化け」についてのフィールドワークを実施
中学3年C組が選んだ文化祭テーマは「お化け」です。プレゼンと投票を繰り返し、僅差でしたがこのテーマに決まりました。最終決戦投票に残ったテーマは「錯覚」だったのですが、お化けは人間が脳内で「錯覚」によって作り出しているケースもあることから、錯覚を提案したメンバーはそのまま小テーマで研究を進めることができます。クラス全体の興味・関心が、「思い込みや見方によって物事のとらえ方が変わってしまうこと」にあると分かる機会でもありました。
1学期末から夏休みにかけて、本校の色々な先生方に協力していただきながら、小テーマ班に分かれて調査・研究を進めています。社会科の先生方に「霊」や「死生観」についての基礎講演をしていただいて熱心に学びました。
そして、「神奈川区いまむかしガイドの会」をご紹介いただき、神奈川区に伝わる「河童伝説」の調査に出かけることもできました。地元神奈川区に伝わる伝説を、当時の地形から案内していただき、フィールドワークの面白さを実感することができました。
9月には宗教学を専門とされている東京家政大学の藤井修平先生に講演していただく予定です。学術的な考察につながるように、夏休みに調査を進めていきたいと思います。