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2021年9月 6日 (月)

高1A文化祭 「個人差」を様々な視点で考える

 高1Aは、「個人差」というテーマについて調べています。どのような物事にも個人差はありますが、「なぜ個人差があるのか?」「なぜ自分と他人の違いが気になってしまうのか?」という視点から、様々な分野でご研究・ご活動されている方にコンタクトを取っています。そんな中で7月の学年の日に実現したのが、1995年に日本顔学会を設立され現在も「顔」を中心に学問分野を超えた多彩な研究をなさっている原島博先生をお招きしてのオンラインで勉強会の様子をお伝えします。原島博先生は、テレビ電話の研究からそもそも「人間の顔」へと研究が広がり、様々な学問分野の方々と共同でご研究を続けてこられています。

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 顔研究ではかつて骨相学などの学問が登場し、顔から人間の優劣を判断したことから差別に結びついた歴史がありました。そのことをふまえつつ、人が顔を気にすることの背景に、協力してコミュニケーションをとって生きてきた歴史があること、自分の顔がどう見えるかは相手との関係によって変わるということを教えていただきました。また、様々な顔を持つことで「あるべき自分」から自由になれるのではないか、という、生き方そのものに関するメッセージもいただきました。生徒たちは自分の顔と前向きに付き合っていくことの大切さやそのためのヒントを原島先生から頂きました。

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 生徒たちからは、コロナ禍でマスク中心の生活になっていることで、顔を見せることへの不安やどうすれば円滑なコミュニケーションができるのか、積極的な質問が出ました。人と違う自分の顔とどう付き合えばいいのか、個人差を認め、乗り越えるという視点でも大きな気づきを得る会になりました。