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2021年10月28日 (木)

高1FW 四万十川方面:矢部和弘先生の特別授業「日本の森林と林業」とレポート作成に向けて

10月7日(木)⑥⑦時間目に、矢部和弘先生(東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科教授)をお招きして「日本の森林と林業」というテーマで特別授業をうかがいました。

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 はじめに、国土の66%を占める日本の森林について、「森林の種類」や「森林蓄積(樹木の幹の体積)の推移」「森林に期待する機能」など、その概要を学びました。さらに、森林に手を加えていく林業の現状をうかがい、課題点知りました。厳しい林業の実態が明らかにされましたが、ICTやAIを活用した最先端の「スマート林業」の話題では、これからの林業の可能性に期待が膨らみました。

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 質問する手が積極的に挙がりました。「森林・林業白書」を読み解いた夏休みの課題レポートから、林業に焦点を当てて取り組んでいる生徒もいます。林業はきつい仕事だと言われますが、技術革新により最近では女性も林業の現場で活躍しているそうです。

 

【生徒の感想より】

今回、矢部先生にお話を伺って、日本の今の森林の問題について、そしてその問題が何故起こってしまったのか、その問題を解決するためにどのようなことが今行われているのかを知ることができました。実際に、日本には切ったあとに、切った分の30%しか植えないという問題があることを知りました。しかし、この問題に対して、山のふもとの部分を整備することによって、重機などを人が楽に運ぶことができるため、山の上の部分を使わずとも、森林を何回も再製することができるということに驚きました。また、使わなくなった上の部分もただ放置するのではなく、元あった木の間に広葉樹を植えることによって、元の森林に近づけることができるというのも、良い仕組みだと感じました。

2つ目に、日本の木がたくさん売れていないことも大きな問題だと感じました。いくら、木を切っても売れなければお金が入らず、新しい木を植えることはできません。そのため、新しく木を植えることができず、たくさんの山が木のない「はげ山」になってしまっているのではないかと思いました。そして、私は、木が売れない理由にも驚きを感じました。せっかく、売れると思って植えた木も実際には海外にある木のほうが売れるという事実は日本にとっては大きなダメージになってしまうと感じました。しかし、だんだん強度な木が増えてきたことによって、少しは今よりも売れるということを聞いて少し安心しました。でも、今後もっと日本の木が売れるように工夫していく必要があるなと思いました。そして最後に問題だと感じたのは、労働災害が最も多いということです。林業は労働災害が多いことは知っていたけれど一番多いということは知らなかったので、それはすごく重要な問題だと感じました。だからこそ、お話の最後にあった、UAV・ICT・AIがもっと活用されるべきだと感じました。  (Oさん)

 

 

10月21日(木)⑥時間目は、前回の矢部先生の特別授業を受けて、日本の森林や林業についてさらに考えを深める時間となりました。授業後に書いた感想を交流することに加えて、夏休みの課題図書だった「森は生きている」(富山和子)の読書レポートを交流しました。最後には、フィールドワークのまとめレポートを作成する過程の説明を聞きながら、現地で見たいものや質問したいことをメモに残しました。現地を訪れるのが、ますます楽しみになりました。

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