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2021年12月 1日 (水)

中2英語  ラウンド3周目の授業の様子

神奈川学園では、中学英語で「1年間でやり方を変えながら複数回教科書を扱う「ラウンド制」」を敷いています。1周目にリスニングでの内容理解、2周目に文字と音の一致、3周目に精読を含めた内容理解、4周目に理解した内容を英語で言い換えて説明できるようになることを目指すシステムです。ラウンド制のねらいは、4技能全ての伸長を目指すことなので、教科書の内容の扱い方を段階に応じて変えていきます。今回のブログでは、中学2年生の英語で2学期後半に行われている3周目の様子を紹介します。

3周目ともなると、登場人物はもちろんUnitで扱うストーリーも頭に入っているので、4周目のアウトプットに向けて、英語での表現の機会を様々な形で増やします。それぞれの授業では3種類の取り組みを行っています。

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授業冒頭では、簡単なQ&Aを終えたすぐ後に2分間で「テーマライティング」を行います。自分の日常をペアで伝え合うだけでなく、英語検定3級程度のライティングテーマを取り入れ、意見と理由を書く練習を毎時間行うことで、教科書で学んだ表現を使って、別の場面をアウトプットする練習になっています。“Do you want to live in foreign countries in the future?” “Do you like to watch movies at home or at the theater?” などの質問に対する答えと理由を2つ英語で書きます。はっきりと異なる理由を考えるのに最初は時間がかかりましたが、徐々に慣れ、友だちの意見や理由を聞くのも楽しくなってきたようです。

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授業のメインパートは教科書理解です。精読に入る前に様々な音読を行って、英語が自然に読めるように取り組みます。教科書の音声に重ねて一緒に読むOverlappingに取り組むと、大きな声で英語を読むようになります。役割読み(role play)では、登場人物になりきって、気持ちを込めて表現します。他にもペアワークや音読リレーなど、多様な音読に取り組みながら、英文を丸ごと覚えこんでいきます。この授業では11回教科書の英文を音読していました。音に親しんでから重要語句や表現を確認します。英語の音が入っているので、ノートにポイントのメモをとり、英文の構造や文法も理解します。

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教科書の内容を一通り確認すると、内容理解を確実にするためにワークシートに取り組みます。配布と同時に集中して取り組む姿が見られました。あっという間に答を入れることができ、生徒一人ひとりが自信を持って答えている姿が印象的でした。

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授業最終盤にはアウトプットを意識した取り組みが行われていました。内容を把握し、教科書の英文をよどみなく言えるようになった段階で、リテリング(Retelling)を行います。教科書のイラストを見ながらキーワードを頼りに英文を作って内容を伝える作業をするので、習い覚えた表現を自分の力で使いこなす練習を経て、自然に英文が組み立てられるようになっていきます。

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3周目ではあっても教科書後半は文法も語彙も格段に難しくなりますが、授業内で沢山英語を使うことで、自信を持ちながら内容を自然に身につけていきます。3学期にはスピーチコンテストの取り組みもあり、自分の意見や考えを英語で表現する機会を通して「英語を話す面白さ」「英語を聞き取って内容を理解できた時の喜び」「多文化を知ることで生まれる関心」を大事に育んでいきます。