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2020年9月 4日 (金)

生徒会  委員会が始まりました

1学期末に選出された代議員、専門委員会が始まりました。毎週水曜日に学校全体を視野に入れた活動が始まります。

 

〈代議員会〉

クラス代表2名ずつで構成される代議員は生徒会執行部の提案を受けて、議論を深め、各クラスに提案を伝える役割を持っています。第1回の委員会では「コロナウイルスの影響下の学校生活で何を大事にするか」を話し合いました。昨年度からの継続議題にも取り組んでいきます。中高別に分かれた委員会でしたが、活発な話し合いが見られました。

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〈図書委員会〉

読書運動をや図書講演会を運営する委員会です。各学年ごとにグループになり、読書推進の目標を考えていました。「本が好き」、「本にもっと親しんでもらいたい」という気持ちと意欲が伝わってきました。

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〈社会委員会〉

社会委員会は広く社会に目を向け、ボランティア活動や支援活動を学び、活動する委員会です。初めての委員会では自己紹介を兼ねて、自分がどんな風に委員会に参加していきたいかをそれぞれが語りました。先輩や後輩の様子を知り、和やかなスタートを切ることができました。次回の委員会で、今後の活動内容を話し合い、決めていきます。

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2020年9月 1日 (火)

中2総合   「流域地図」を作成しています

中学2年生「総合」のテーマは「環境」です。理科や社会科の視点を複合的に取り入れながら、人間にとっての環境とは何か、を考え続けています。2学期が始まってすぐの総合では「流域地図」の作成が進んでいました。

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夏休みには一人ひとりが「自分が住む場所を流れる川の流域を調べてみよう」という課題に取り組みました。人間が区分した市区町村単位ではなく、川の流域という大きな視点で地域を見つめます。タブレットを開いて真剣に川の流域を調べている生徒もいれば、友だち同士で夏休みに訪れた川の情報を交換し合っている様子も見られました。それぞれが生き生きと語っている様子が印象的でした。

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多摩川の源流をたどった時に、川の長さと流域の大きさにびっくりした、と語っている生徒がいました。鶴見川源流を家族で訪れて、その様子を写真に撮っていたり、小机にある流域センターで治水や生きものについて学んできた生徒もいます。一人ひとりが暮らす地域を紹介するので、興味を持って取り組めています。

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最終的には模造紙に地図を描き、周辺の情報を整理してポスターを作ります。その発表会は9月17日に予定されています。きっと豊かな発表会になると思いました。



《広報室より》 2020年度文化祭に関して

2020年度文化祭に関して、

今年度は新型コロナウィルスの影響を勘案し、中止と致しました。

ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

2020年8月27日 (木)

国際交流  ターム留学報告会がありました

8月25日は2学期始業式でした。課題テストの実施を経た4時間目、高校2年生は学年集会を開き、前年度3学期にニュージーランド・ターム留学に参加した生徒3名がその経験と学びを報告しました。

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3名とも現地での写真を豊富に用いたスライドを準備して、体験と気持ちの変化、得たことを語りました。留学当初はホームシックになり、文化や生活習慣の違いを前向きに受け入れられなかった体験を語る生徒もいました。その苦しさは友人関係が広がっていくことで克服できたそうです。「もっと早く自分から動くことができたら、という後悔はあります」と言いつつも、「積極的に自分から動くことと自分の考えを言葉にすることが大事だと思えた」と話す姿は堂々としており、自分の力で課題を克服した自信が語る姿からも感じられました。全世界でコロナウイルス感染拡大への対処が進んできた3月末に緊急帰国をせざるを得なかった状況も説明され、日本にいた生徒たちも当時を思い出しながら耳を傾けていました。

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  在籍した高校はそれぞれでしたが、みなモーニングティーやスポーツデイなどを楽しめたようです。ニュージーランドの授業はほとんどが選択制で、employment(就業)、fashion、tourism(観光学)など、日本の高校では設定されていない科目から多くを学べたと生き生きと語る姿が印象的でした。

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 なぜターム留学に参加しようと思ったか、を丁寧に語った生徒もいました。中学3年生で参加した海外研修がきっかけとなり、もっと長い期間海外で暮らしてみたいと思ったそうです。意欲を持って臨んだターム留学では、「言葉の壁」を感じながらも自分から話しかけようと思えたことや学校行事で友だちとの関係が広がったことでそれを乗り越えていった実感を持つことができたと語っていました。3か月暮らしたニュージーランドの動向には今でも関心があり、コロナウイルス感染対策の迅速さに触れながら、日本との違いをこれからも意識していききたいと考えています。

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 報告会の最後に、大石校長先生から次のような挨拶をいただきました。

「一人で3カ月間海外で暮らすことは初めてで、それには大きなストレスも感じたことでしょう。それでも3名の方がそれぞれのきっかけや目的を大切にし、課題や苦しさを自分で乗り越えていった過程が印象的でした。友だちの言葉をじっくりと真剣に聴く同級生のみなさんの姿にも感じ入りながら報告を聞きました。ニュージーランドはジェンダーギャップ指数で世界上位にランキングされる国でもあり、そこでの生活から学び視野が広がった実感もあるはずです。ターム留学は本校でも初めての取り組みでしたが、参加した方々の体験を共有することで学びが広がったと感じました。」

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2020年8月25日 (火)

始業式

今日から2学期が始まります。学校に、元気な顔が揃いました。

私たちは、依然としてコロナウイルス感染症のパンデミックの中にいます。始業式は、いつもより1週間早い8月25日に放送で行いました。各教室で、校長先生のお話に耳を傾けました。

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 2学期始業式のお話

 

 今日から2学期が始まります。今日は8月25日、いつもと違う始業式の日を迎えました。私たちは依然として、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの中にいます。いつ終息するのかは、世界中の誰にも見通せません。

WHOによるパンデミック宣言から半年が経とうとしています。この間、新型コロナウイルスについて少しずつ分かってきたこともあり、感染リスクを抑えながら経済や日常生活をできる限り回していこうということになってきました。「withコロナの新しい生活様式」です。学校に対しても、8月4日に文部科学省から「学校の新しい生活様式」という文書が示されました。その中に「学校施設の清掃、消毒に関する新たな内容」という項目があります。「通常の清掃活動の中にポイントを絞って消毒の効果を取り入れる」「基本的に各人の手洗いの徹底が重要で、大勢が手を触れる場所以外は消毒は不要(しなくてよい)」と書かれています。

2学期から、みなさんの通常の清掃活動を再開します。そして、掃除当番の方は、いつものお掃除に加えて、大勢が触る場所の消毒――つまりエアコンや電気のスイッチ、ドアノブ、窓の取手を消毒して下さい。よろしくお願いします。これからは、1学期のように皆で一斉に消毒を行うことはやめますが、教室に消毒セットが常備されているので、各人の判断で必要と思う時に消毒を行っていただきたいと思います。

大事なことは「各人の手洗いの徹底」です。先ほどの文書には手を洗う6つのポイントが書いてありました。外から教室に入る時・咳やくしゃみ、鼻をかんだ時・食事の前後・掃除の後・トイレの後・共有のものを触った時です。意識的に手洗いを行いましょう。そして、マスクの着用やいわゆる「三密」を避けること、教室の換気など、今までおこなってきていることも続けて下さい。

先日メールでお伝えしたように、明日からは7月と同様の時差登校短縮授業を続けます。判断の根拠は横浜市の週ごと1日あたり感染者数です。横浜市の感染者数は7月になって増え始め8月の週ごと1日あたり感染者数は24~37人になっています。今が第2波のピークかもしれないそうですが、第1波で休校中だった4月の週ごと1日あたり感染者数が4~14人だったことを考えあわせると、通常登校に戻ることは、もっと状況が落ち着いてからにしたいです。

最近、新型コロナウイルス感染者を守るための条例制定の動きが広がっているそうです。その背景には、医療従事者の家族が保育園などの利用で差別的な扱いを受けたり、コロナから回復した人が介護サービスを受けにくくなったり、県外ナンバーの車に乗っているだけで罵声を浴びせられたりというような事例があるそうです。最近は学校や部活動でのクラスターの発生もニュースになっています。私立の高校で、サッカー部員を中心に100人以上の感染がありました。寮での共同生活に原因の一つがあったようです。読売オンラインの記事の見出しは、こうです。『「日本から出ていけ」「学校つぶせ」部活クラスターで中傷電話、生徒の写真も拡散』です。すさまじい学校批判や生徒への中傷が起こっています。専門家が、「コロナ禍で不安や不満を募らせた大人が生徒をスケープゴートにしないように、とよびかけている」とも書いてありました。まさに「ウイルスよりも人がこわい」だと思います。私たちは、恐怖に飲み込まれて、デマや差別、誹謗中傷に加担しないようにしたいです。

一方で、私が希望を感じるニュースもありました。この間、中高生がマスクを手作りしたり、ネットで寄付を募ったりして、県や市に寄贈したというニュースが、かなりたくさんあります。その中の一人の高校生が、インタビューに答えて「こんな時だから、誰かのためになることをしたいと思いました」と言っていました。「誰かのために何かができる人になる」というのは、神奈川学園の生徒会が掲げた「100周年宣言」の言葉そのものです。また、クラスターが発生した知的障碍者支援施設に「頑張れあじさい園」と大きなのぼりを立てた人がいます。その施設には激励の電話もたくさんかかって来たそうです。理事長が「人は支えあって生きていることに改めて気付かされました」と言っていました。私たちは、不安や不満に飲み込まれて、差別や誹謗中傷に加担しないようにしたいです。そして、苦しんでいる人や困っている人の側に立って「誰かのために何かをしたい」という気持ちをなくしたくありません。

さて、2学期の始業式には、毎年防災の話をしています。今年は、水害の話をしたいと思います。

令和2年7月豪雨は先月のことですから記憶に新しいです。7月3日から31日まで降り続いた雨が、熊本県を中心に九州から中部地方に、大きな被害をもたらしました。そして、梅雨が明けたら異常高温です。最高気温が35℃を越える猛暑の記録が更新されています。今年の夏は、日本の気候が変わってしまったと肌で感じる毎日を過ごしています。

熊本県などに大きな被害をもたらした豪雨はなぜ起こったのでしょうか。「大気の川」ができたという専門家の説明があります。「インド洋と東シナ海、南シナ海の海水温がそろって高くなり、大量の水蒸気を運んでくる「大気の川」ができた、というのです。気象庁の水蒸気データから分析すると、球磨川が氾濫した7月4日午前3時ころ、日本の上空に長さ3千キロ幅600キロにわたる帯状の流れができていたというのです。運ばれた水蒸気を水に換算すると毎秒約40万立方メートル、アマゾン川の2倍に相当する大気の川だというのです。そんな大量の水が空から注いだわけですから、地上の川はひとたまりもなく氾濫してしまうわけです。

地球温暖化の影響で、日本近海の温度が上がっていると言われています。しかも日本近海の海水温上昇のペースは、地球の全海洋平均の2倍のペースだそうです。昨年の秋に首都圏を直撃したスーパー台風も、温かい海で成長を続けて今までにない強大な勢力のまま上陸しました。何日も前に予報が出て、鉄道が計画運休になり、学校も休校になりました。水害の背景に地球規模の気候変動があるとすれば、これからはこうした豪雨や異常高温や台風が通常のことになると考え、それを前提に自分の身を守らなければならない、ということになります。

台風シーズンは目の前です。災害時の避難計画「マイ・タイムライン」を作る動きが広まっています。インターネットで「マイ・タイムライン」を検索すると国や地方自治体等の防災のページが見つかります。台風への備えに、家族で話題にして作成してみたいです。

日本の治水は、優れています。過去の水害を教訓にして、氾濫を防ぐためのダムや堤防をはじめとして様々な対策を整えてきました。最近では、渋谷の地下に巨大貯水槽が完成しました。渋谷周辺は中心が窪んでいるという地形から浸水が起こりやすく、その対策として建設されたものです。

横浜はどうでしょうか。私たちの通学路の横浜駅西口周辺について調べてみました。海抜が低く帷子川水系が集まっていることもあって、豪雨や台風の時に浸水する危険が高い地域です。2004年には地下店舗が天井まで冠水したことがあります。今は、下水道の整備が進んで時間雨量60㎜に対応できるような構造になっているそうです。時間雨量60㎜というのは、傘が全く役に立たない滝のような豪雨です。そのように整備されているにも関わらず、去年9月3日にはゲリラ豪雨で横浜駅が水浸しになりました。予想を超える雨量だったためです。今は、時間雨量82㎜の雨を受け入れられるように、雨水貯蔵施設の設置を大規模開発事業者に求めているそうです。いつかそういう施設が横浜の地下にもできるのでしょうが、今年には間に合いません。つまり、過去に学んで治水事業を行って備えているのに、現実がそれを超えてしまっています。

私の住んでいるところについて調べてみました。私の家の前を帷子川が流れています。私が小学生だったころ和田町に住んでいましたが、台風が来るたびに帷子川が氾濫しました。軽自動車がぷかぷか浮いて道路を流れていくのを見たことが忘れられません。その後、改修工事が進み、さらに抜本的な解決策として分水路が作られました。今私が住んでいる旭区から横浜港まで一直線に掘削した「分水路」が、平成9年に完成しました。それで、私の子どものころのような洪水は起こらなくなりました。

この分水路は「100年に一度の雨に対応できる」ように設計されているそうです。当然のことながら100年に一度の雨の雨量は、地域によって違います。横浜の100年に一度の雨は、1日雨量300㎜程度と考えられています。今年の7月豪雨で9メートルの浸水被害をだした球磨川ですが、上流地域に降った雨の24時間降水量は400㎜を超えています。万一、帷子川にそういう雨が降ったら、分水路の能力を超えてしまい、側溝やマンホールから水があふれ、川が氾濫して、たいへんな水害が起こるということになります。スーパー台風への備えとしては十分なのだろうかと心配になります。

実際、近年は「100年に一度の雨が降った」という報道を毎年聞いています。雨の降り方が変わってしまったのですから、私たちはそれをふまえて情報を集めて自分の身を守ることを考えましょう。ひとりひとりが自分の通学路や住んでいる地域を調べて被害を予測し、警報が出た時の行動を考えておきましょう。

 

 

クラブ活動の報告(2019年度3学期と2020年度1学期)

 

高校書道部 中須春佳  県総合文化祭書道展 特選 

            国際高校生選抜書展 入選

      荒川実穂  県総合文化祭書道展 特選

      大江花佳  令和元年公式書写能力検定 横浜市長賞

コーラス部 かながわヴォーカルアンサンブルコンテスト 金賞(関東大会コロナで中止)

中学卓球部 小笠原碧美 県私学新人卓球大会 中3女子の部 準優勝

      鹿毛アンリ 県私学新人卓球大会 中3女子の部 第3位

      稲葉湖   県私学新人卓球大会 中3女子の部 第4位

中村柚香  県私学新人卓球大会 中3女子の部 第5位

      齊藤優衣  県私学新人卓球大会 中1女子の部 第3位

遠藤葵   県私学新人卓球大会 中1女子の部 第5位

中学水泳部 溝口歩優  令和元年度神奈川県スポーツ優秀選手

            県私立中学校体育連盟 特別優秀賞

書道(個人)杉本優花  神奈川書道まつり 神奈川毎日新聞社大賞 中学3位

 

2020年8月21日 (金)

夏期講習が行われました

学校閉鎖期間明けから5日間、高校3年生を中心に夏期講習が開かれました。1学期の復習、受験に向けての応用演習など生徒のニーズに合わせて講習が組まれています。参加している生徒は集中して授業に臨んでいました。

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今日は講習最終日です。まとめの小テストを行っている講座もありました。

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高校3年生にとっては自学の充実が求められています。そのため、「質問部屋」というスタイルで、一人ひとりの疑問に丁寧に答えている講習もありました。ここで培った力が2学期の学習を支えていけるとよいです。

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2020年8月17日 (月)

《広報室より》 第5回学校説明会 9月5日(土) 10:30~11:45

第5回学校説明会を行います。

事前に予約を済ませていただくようお願いいたします。

今回の説明会では、お申込みの段階で、当日、来校していただき学校説明会に参加していただくか、来校されず説明会動画の配信のみを希望されるかをお選びいただけるようになっております。
なお、来校された方にも後日、説明会の動画のURLを登録いただいたメール宛に送らせていただきますのでご承知おきください。

 

日時:9月5日(土)10:30~11:45 本校

本校の取り組みや入試について説明いたします。
プログラムは以下を予定しています。

(1)校長挨拶
(2)神奈川学園の教育について
(3)中学入試5教科(国語・算数・社会・理科・英語)の概要について
(4)授業の様子(当日、ライブ映像にて授業の様子をご覧いただく予定です。)

*通常ですと、説明会終了後に授業見学を用意しておりますが、現在の新型コロナウイルスの感染状況にともない、プログラム(4)「授業の様子」にて生徒の日常の様子をご覧頂きます。
*なお、説明会終了後に記念ホールホワイエにて、個別相談会を実施予定です。ご希望の方はぜひご参加ください。
*説明会は動画視聴用のURLを申し込みいただいたメールアドレス宛てに9/8(火)の18:00に配信いたします。
*参加登録をしてくださった方には『入試問題集』と今年度卒業生の受験体験記『空なす心』、『説明会資料』を郵送します。資料送付希望の方はご住所も入力ください。

2020年8月 6日 (木)

三者面談が始まりました

終業式が終わり、三者面談期間に入りました。今年度は直接来校いただく以外にも「オンライン面談」という選択肢も加えて実施されています。面談期間には通知表が渡されます。通知表に載っている数字には一人ひとりの1学期の取り組みがあらわされていますので、保護者の方にも共有していただき、生徒たちの今後の成長につなげる大切な時間です。

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高校3年生は具体的な進路希望を伝えていただきながらの面談です。通知表、模試の結果など複数の資料をもとに分析をお伝えし、個々の希望を丁寧に聞き取ります。この面談をきっかけに、前向きな気持ちを保って実りの多い夏にしましょう。

1学期終業式が行われました

8月5日(水)1学期の終業式が行われました。 終業式は放送で、教頭先生のお話がありました。どのクラスでも、お話の概要を記したプリントを見ながら、真剣にスピーカーから流れるお話を聞く様子が見られました。この後は三者面談期間に入ります。

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【終業式のお話】

今日で2020年の1学期が終わります。  

 ほんとうに何から何まで異例ずくめの1学期でした。今日、8月5日が1学期の終わりということ自体、これまでになかったことです。考えてみれば今日のように、学校で現在の中学1年生から高校3年生までが、放送とは言え、いっしょに学校の中で時間を共有して同じ話を聞く、ということも、今年度初めてです。5月8日の始業式は、校長先生のお話をみなさんは、それぞれのご家庭のデバイスを通して聞いていました。

  ほんの半年前までは、学校で全校が同じ話を聞く、というのは「当たり前」のことでした。このように「当たり前」と思っていたことが、次々と「当たり前」ではなくなっていった、というのが、今年の前半でした。今、改めて、今日のような共有できる時間を大切にしたいと感じます。  さて、今日はこの1学期を振り返りながら、これからの夏休み――例年よりかなり短い期間になりますが――と、2学期に向けてのお話をしたいと思います。

1学期を振り返って  

 今年の1学期は、オンライン学習からのスタートになりました。  

 中学2年生以上は4月13日から、中学1年生も5月7日のオンライン入学式後から本格的なオンライン学習がスタートしました。4月当初は、5月早々には登校が再開できるのでは?という期待もありましたが、結局分散の形をとってみなさんが登校を再開できたのは、6月になってからでした。  

 それまでの2か月の間、多くのみなさんは新しいクラスメートに直接会うことができずに、もどかしく感じたこともあったことでしょう。一方で、画面越しではありますが担任の先生やクラスメートに会えたり、ダイアリーやFormなどをとおして先生とつながったりする中で、安心感を得ることもできた人も少なくなかったかもしれませんね。また、オンライン学習では、さまざまな形での授業や動画配信等が行われました。これは、先生方も、みなさんも、あまり経験がない中で手探りだった部分もありますが、オンラインの学習にがんばって取り組む中で、みなさん自身、着実に力を付けていってくれたと思っています。  

 そして、6月、ようやく分散登校が再開されました。学年によって週2から3日登校し、後の日はオンラインでの学習でした。この段階ではまだ、クラス全体ではなかなか集まる場面がなく、「クラスの半分の友だち」と仲を深めるような場面が多かったと思います。それでも、学校に通えて、直接友だちと会える喜びの声をみなさんからたくさん聞くことができました。  

 7月になって、短縮授業のままですが、ようやく全員登校ができるようになりました。部活動等の放課後活動も部分的に再開されました。そして、これまでの学習の成果を発揮する期末テストがあり、今日を迎えるに至っています。  

 こうして振り返ってみると、改めてほんとうに異例の数か月間だったことを実感します。そして、残念ながらこの異例の事態の収拾は、まだ見通しが立っているわけではありません。世界的に、新型コロナウィルスの陽性者は増え続け、国内でも先月から陽性者の数と地域が急激に広がりを見せています。このような中で私たちがすべきことは何でしょうか。何度も聞いている話だと思いますが、2点、改めてお伝えします。

今、改めて。必要な2つのこと  

一つは、自分が感染しない、させないための、最善の努力をすることです。  もちろん、今回のコロナウィルスは、どれほど努力をしても感染の可能性をゼロにすることはできません。ほとんど家にいる方、あるいはほんの少し買い物に出た程度の方が感染した、という事例も聞いています。どんなに努力を重ねても感染を完全に防ぐことはできません。しかし、その可能性を低くすることはできます。    

 以前、休校期間に入るときに「家にいることは、ウィルスに対する前向きな闘いです」というお話をしました。家にいることで、自分を守る。自分の大切な人を守る。さらに言えば、自分が感染しないことで、医療に従事している方のお世話にならないですむことから医療をも守ることになります。

 もちろん、この夏休みは、学校も休校ではありませんし、どうしても外出しなければならない場合もあるでしょう。でも、例えば、特別必要がないなら外出はしないこと。外ではソーシャルディスタンスを守ること。そして、外から帰ったら丁寧に手洗いをする。外出先でも手を洗ったり、除菌クリーナーを使ったりする。それが、自分も、大切な人も、そして医療も守る行為なのだということを、改めて共有したいと思います。  

 もう一つは、正しい判断力を自分の中に育てることです。  

 以前から問題になっていましたが、今回の流行拡大でも、例えばこれまで陽性者がいなかった岩手県で初めての陽性者が出て、その人を特定しようという動きがあったり、その人の会社に対する誹謗中傷が後を絶たないという報道がされています。こうした行動が、まったく何物をも生み出さないことは言うまでもありません。  

 先ほどもお話ししたように、私たちは感染の可能性を下げることはできても、ゼロにすることはできません。ということは、誰であっても感染する可能性があるということです。感染が確認された方を心配することはあっても、非難する権利は誰にもありません。  

 5月の入学式、始業式で、校長先生が、日本赤十字社の『ウィルスの次にやってくるもの』という絵本動画を紹介されたことを覚えているでしょうか。そのとき、校長先生は「ウィルスの次にやってくるのは、人間の心の中の『恐怖』だ」というお話をされました。「悪いニュースと間違った情報によって膨れ上がった恐怖が人間を乗っ取って、デマと憎悪を拡散し、人を差別し攻撃するようになる。それこそが、『ウィルスよりもおそろしいもの』だ」とおっしゃっていました。  

 私たちの心が、こうした「恐怖」によって占有されないために、何が必要か。それは、「正しい情報を選び取る力」、そしてそのための「判断する力」なのだと思います。そのために私たちは、正しい知識を学び、自分の頭で考え続けるしかありません。「正しい知識」を学び、正しく警戒することです。  

 そうした判断力を養うために、通常よりは短い夏休みではありますが、この期間もぜひ有効に利用してください。自分の頭をフルに使って宿題に取り組むこと。あなたの知的好奇心を刺激する良書を読んでみること。こうした一つひとつの取り組みが、あなたの判断する力を育てることにつながります。

アフターコロナの世界に向けて  

 先日、テレビ番組を見ていたところ、あるタクシー会社の取り組みが紹介されていました。その会社は、新型コロナ陽性と診断された方を、その方と運転士の方、両者の安全を守りながら必要な場所まで送れる改造車両のタクシーを作ったというのですね。その会社の運転士の方が、「このコロナ禍の中で、タクシー会社として何ができるかと考えたときに、お客様を安全に、目的の場所までお送りする、ということだと思いました。そう考えると、陽性と診断された方にはそうした手段があまりないのではないかと考えて、自分も運転士として関わろうと思いました」と話をされていました。素敵だな、と思いました。  

 もちろん、タクシーの会社も、以前に比べて外出する人も減り、会社として厳しい状況がある中で、そうした車両の導入に踏み切った面はあるでしょう。それは会社として当然のことなのですが、そのときに、「コロナ禍で困っている方に、タクシー会社として何ができるか」という視点をもって計画を進めたことが素敵だと思うのです。たまたまこれは、私が見た番組の一場面にすぎませんが、そうした動きは各方面で始まっています。  

 コロナの問題がしばらく解決しない期間、そしてアフターコロナの時代に必要なのは、この「自分の立場で何ができるか」を考える姿勢と、少しの想像力なのではないかと思います。そして、この姿勢と、想像力を備えることが、先にお話しした「判断力」にもつながっていくのだと思います。  

 コロナ禍は私たちにいろいろな制限や、苦しい部分をもたらします。しかし、新たな工夫や発見は、しばしばこうした苦しい中でこそ生まれます。みなさん自身も今学期はさまざまな制限がありました。しかし一方で、この間に通常では身につきにくい力も蓄えてきたことでしょう。横にクラスの友だちがいない中での学習は、ときに孤独で苦しいときもあったと思いますが、それを一つひとつ積み重ねてきたことで、自分で学習を進める力、「強さ」を身につけた人も少なくないはずです。自分と向き合う時間が長かったことで、自分の学校生活や将来の目標をよりしっかりと持てた人もいたかもしれません。 さらに今後に目を向けても、例えば学習で不十分だった点を振り返ろうとする時、オンラインの内容は従来以上に振り返りやすい面もあるでしょう。今まで以上に1学期の内容を自分のものに定着させるチャンスにしてみることができるはずです。

 さらに、2学期には委員会活動も再開の予定です。1学期中にも、オーストラリアの姉妹校、オーミストン・カレッジや横浜国立大学の留学生の方と高校生の希望者がオンラインで交流をもつ機会がありました。生徒会執行部の方々も、全国の同世代の方々との意見交換の場をオンラインでもっています。これなども、現在のコロナ禍がもたらした新しい交流の可能性でした。今後2学期以降のさまざまな活動においても、これまでとはまた異なる、新たな段階の活動にしていくことは可能です。そこでもみなさんの創意をぜひ発揮してみてください。  

 「苦しいとき」こそ新しい何かを生み出すチャンス――そういう思いで、自分が取り組んできたことを振り返り、また、これからできることを考えてみてくれると良いと思います。

神奈川学園は  

 さて、最後に今後に向けての神奈川学園の考え方についてお話ししておきます。  

 本校がこの間、大切にし、そしてこの後も大切にすることは次の2点です。  

 一つは、学校に関わるすべての人――生徒のみなさんと、先生方、そしてそれぞれのご家族――の安全を最優先すること。そしてもう一つは、生徒のみなさんの学ぶ権利を守ること、です。  

 「学ぶ」の中では、教科学習、つまり授業が最優先されますが、同時に研修などの行事や、部活動等の放課後活動などもその一部分として大切に考えています。そのような意味合いで、夏休み中も、一定の約束の下で部活動を行います。09時から16時の間という活動時間は、ラッシュ時を避けて登下校が可能な時間と考え、例年の活動時間に準じることにしました。部活動においては検温などの健康管理は顧問の先生が行いますが、一方で通常の登校と同じように、みなさん自身、少しでも体調に不調を感じたら休むことを改めて共通に確認したいと思います。そうしたお互いの努力を通して、安全で充実した活動の場をつくっていきましょう。  

 また、2学期は8月25日(火)が始まりです。2学期は、通常の8時25分登校に戻す予定ですが、先にお話ししたように「みなさんの安全」がどうか、という点が判断の基準となります。感染拡大状況のいかんによっては、時間の変更等もありえます。その場合には8月21日(金)に保護者の方あてGmailでご連絡をします。なお、8月25日(火)の始業式に関しては、直前の連絡ではなく、現時点で1学期と同様、9時25分登校で実施することとします。8時25分の登校は、2学期2日めの8月26日(水)からの予定です。先にも記したように、登校時間変更の場合は8月21日段階でお知らせします。  

それでは、明日からの夏休み、安全を最優先にしつつも、充実した日々を送ってください。  

《中学2年》 学年集会を開きました

729日は答案返却日でした。中学2年生は1学期のまとめを学年全員で行いました。

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学期は5月まで「直接会うことができない」期間でした。そのため、クラス開きがオンラインで行われ、分散登校、一斉登校を経てゆっくりと関係を広げていきました。その日々を思い返しながら先生のお話に聞き入っている生徒たちです。

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お話の中では学習の振り返りも行われました。中学2年生になって一段階難しくなった学習内容にオンライン学習も含めきちんと取り組めたことの評価です。夏休み中にもオンラインの講習があります。発展的な講座もありますので、より主体的な取り組みにしてほしい、という励ましの言葉が生徒に届けられました。

 

 

 

神奈川学園では生徒全員がタブレットを持っています。世界と繋がり、便利に活用することで様々な力がつくものですが、だからこそ使い方には気を付ける必要があります。個人所有のスマートフォンも含めて、インターネットの使い方をもう一度見直そうという注意を生徒たちは真剣に聞いていました。