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学園日誌

2020年1月 7日 (火)

《高校2年》 NettyLandにて本校高2探究の活動が紹介されています

NettyLandにて本校高2探究の活動が紹介されています。

以下のリンクからご覧ください。

神奈川学園 探究学習の集大成「探究提言発表会」

2020年1月 6日 (月)

《広報室より》 2020年度入試(Web出願・合格発表・入学金決済)に関する手続きについて

2020年度入試に関して、以下のリンクから手続きをお進めください。

Web出願

合格発表

入学金決済

以下リンクから各日程の出願状況をご覧いただけます。

中学入試出願状況

《広報室より》 第9回学校説明会 1月11日(土) 神奈川学園100周年記念ホール 10:30~12:00

第9回学校説明会を行います。

事前に予約を済ませていただき、ご来校ください。

日時:1月11日(土)10:30~12:00

場所:100周年記念ホール

本校の取り組みや入試について説明いたします。
説明会終了後、ご希望の方には施設・授業見学および個別相談会を行います。
プログラムは以下を予定しています。

(1)神奈川学園の教育・理念(校長)
(2)卒業生進路状況とカリキュラムなど(教頭)
(3)中学生の生活(中学1年担任)
(4)神奈川学園での1年間(中1在校生)
(5)2020年度入試出題方針(広報室)

2019年12月28日 (土)

《高校2年》 3日間の集中プログラム…Global Education Projectが行われました

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学期末にある生徒自宅学習日を活用して、多国籍の留学生リーダーと出会うプログラム、Global Education Projectが実施されました。高校2年生8名がとても意欲的に参加し、英語漬けの3日間を過ごしました。

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まずは自己紹介。留学生リーダーへの質問を求められ、興味津々で沢山尋ねることができました。そして、事前に準備していた日本の魅力を伝えるプレゼンテーションを2チームに分かれて発表しました。具体的な数字をグラフで表したり、写真で示したりしながら、「発酵食品から見る日本食の豊かさ」「日本の安全性」を堂々と説明できました。

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一日目の後半は留学生リーダーの母国の民話や神話を知り、文化理解を深める時間でした。日本との違いを感じることで、客観的に自分の国を見直す機会にもなっています。

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二日目はゲームを行うことでウォームアップ。どんどん英語が出てきます。グループも固定せずにメンバーが変わるので、お互いにコミュニケーションを積極的に取れるようになりました。あるプログラムでは、写真をもとにオリジナルストーリーを考えました。役割を考え、演技も豊かに交えながら、発想した物語を発表できました。その他にはカフェにいる設定で、初対面の人と英語で会話します。会話のテーマが次々と画面で示されましたが、生徒は自然に話題を切り替えようと頑張りました。

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 二日目後半はディベートに挑戦です。テーマは「テクノロジーは人間を怠けさせている」です。賛成派と反対派に分かれて、自分のいるチームの論の理由を考え、更には相手チームがどのような論を展開してくるかも予想して付箋に書き、準備します。じっくりと相手チームの英語を聞きながら、即座に反論を整えるのは大変でしたが、チームで協力しながら取り組めました。

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3日目は進路について留学生リーダーと語り合いました。自分が選んだ進路に不安を持ったこと、家族からの期待にプレッシャーを感じたことなどを語り合うことで、生徒も自分が感じていることを素直に話せました。

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 そして最後のプログラムはSDGsのゴールを1つ選び取って、未来を変える主張をするプレゼンテーションです。ニュースキャスターとインタビュアーに分かれて演技をしたり、戦地からの実況中継を演じたり…と豊かな工夫が見られました。沢山の先生方に見ていただけたことも励みになったと思います。

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 最後に全員で修了証を持ちながらの記念撮影です。笑顔にプログラムの充実が表れています。英語を話す楽しさ、伝わった時の喜び、異なる文化背景を持つ方々と出会って得た気づきや共感が今後の英語学習に活きていくと思います。

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 以下生徒感想

 短かったですが、3日間のGVS研修が終わりました。終わってみて、正直まだ喋り足りないという印象が強く、もう2日あってくれたら、という思いです。しかし3日間という短い中で出来る限りのコミュニケーションを取る事ができましたし、何よりの収穫は、英語を学ぶ楽しさを取り戻すことができたことでした。

 わたしは最近、今まで以上に、なぜ英語を学ばなければならないのかというスランプに陥っていました。英語が最低限できていなくては、世界に日本の文化を知ってもらう、そして意見を述べることすら不可能だと頭では理解していても、将来英語を使う機会があるのかないのか、そしてもしなかったら勉強している意味はなんだろう、とわからない将来のことにこだわり、できるだけ楽をしようとしていました。英語の先生方には「英語は楽しいと感じなければいくら勉強していても無駄だ」という話をされて、たしかにその通りだと思っていました。しかしなんとかしてモチベーションを上げなければ、英語を学ぶ意味をもう一度実感しなければ次に進めまいと思い、悩んでいました。そこで高1の頃に体験したGVS研修の応募のお知らせが舞い降りて、これだ!と思い研修を受けることにしました。夏休みのカナダ研修は事情があって行けなかった代わりに、高1の頃に感じた、英語で多国籍の人々と互いの文化に触れ、そしてコミュニケーションを取る楽しさをもう一度体験したいと思いました。

 私の願ったとおり、私は英語を学ぶことが楽しい、という気持ちを取り戻すことができました。8人の生徒と留学生リーダーが2人、そしてスタッフの方々というとても少人数だったので、生徒一人ひとり英語を話す機会がたっぷりありました。何と言っても生徒と留学生リーダーの仲がとってもよく、お互いの文化を尊重しあえてとてもいい関係になりました。英語が伝わるか伝わらないか以上にさらに深い心の関係を育めたことが高1の頃よりも成長した部分でした。

 私が楽しくGVS研修を終えることができたのは、支えてくださったスタッフの皆さん、先生方、たくさんのアドバイスをくださった留学生リーダーさん、そして一緒に楽しく学びあったお友達がいてくれたおかげです、どうもありがとうございました。これからの英語の授業が楽しくなると思い、冬休みも英語頑張ります。  

 

私はGVSで英語だけではなく他国の文化まで学べたことが良かったです。

海外研修で実際に他国の文化に触れたりはしたけれど3日間で3つの国の文化も英語も学べる場というのはとても貴重でした。特に来てくださったリーダー達がそれぞれ違う母国語を持っていて、ちょっとした挨拶でも分かると楽しくてもっと他の国の言葉も簡単な単語でいいから話せるようになりたいと思いました。それと同時に母国語がこんなにも違うのに英語を使えば意思疎通できることに感動して、書いたり読んだりできることも重要だけれどその場で相手にすぐ返事ができるように英語をもっと話せるようにならなければいけないとも思いました。また、リーダー達が学生のときに何を悩んでいたかを聞いて、インドだったらいい大学に入ることが重要で、親からのプレッシャーがあったりとその国の特徴がよく表れていたし、日本にも似ている部分があって同じような悩みを抱えている子も多いから、その人を国籍で判断すると自分と全然違うと思ってしまいがちだけれどその人個人と自分を見比べてみると、どれだけ文化や見た目が違っていても似ている部分や共通する部分がどこかにはあることに気付かされて何だか全世界の人に親近感を持ちました。

 GVSの良さとしてもう1つ言うと、みんなネイティブではないからこそリラックスできました。最初に全員ネイティブじゃなくて、私達も間違えることはあるから間違えを恐れないでという内容をソルさんが言っていました。それを聞いてちょっとリラックスできたし、間違いを恐れないでとりあえず伝えることが重要だと考えるようになりました。瞬時に英語が出てこなくなったり、うまく伝えることができなかった場面もたくさんあったからもっと上手く話せるようになりたいとさらに思うことができました。

 これから毎日ちょっとでもいいから英語や他の言語に触れていきたいです。                                 

 

 

 

《2学期終業式》 

12月21日に、2学期終業式が行われました。

教頭先生からお話がありました。環境問題についてのお話です。

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「あなたもプラスチックを食べています。1weekでクレジットカード1枚分を。」

という衝撃的な広告からお話が始まりました。WWFジャパンという環境保護団体が、プラスチックに関する問題を訴えている広告です。

 

毎年、海に廃棄されるプラスチックの重さが、ジャンボジェット5万機分、800万トンだそうです。

海洋生物が直接被害を受けているだけでなく、マイクロプラスチックは私たちの身体にも取り込まれていて、その影響は未知数です。

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私たちはどうすればいいでしょうか? 

例えば、マイバックを持ち歩いて買い物の時にレジ袋をもらわないということができます。

そんなことくらいでは何も変わらない、意味がないと思う人がいると思いますが、そうではありません。

 

『買いものは投票なんだ』という絵本を書いた藤原ひろのぶさんという人がいます。その人の講演会の中で、洗剤を使わなくても汚れが落ちるたわしの紹介があって、ある人が「私はそのたわしを使おうと思いますが、たくさん買ってしまった洗剤は捨てるべきでしょうか?」という質問をしました。

藤原さんの答えは、「無理しないで、たわしを使って、洗剤を使う量が半分になることから始めればいいです。できることからやればいい。」というものでした。

パーフェクトの取り組みでなくてよいから、できることを続けていくことが大切なんだということです。

そして、それを人に伝えることです。

 

私たちひとりひとりが、自分のできることを考えて、継続的にやっていくこと、そして、それを人に伝えることが大事なんだとわかりました。

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 さらに、興味を持ったら調べること、調べて自分に何ができるかを考えることが大切です。

12月16日に、高校2年生の探究提言発表会がありました。「探究」の授業で研究してきた内容を「提言」にまとめて、学校や社会に向けて発表する会です。

会の終わりに、各分野からお招きした方々から講評をいただきました。

最後に校長先生から、グレタトゥーンベリさんの活動に触れて「大人や男性が作ってきた社会が行き詰っている今を変えていけるのは、若い、女性だと思います。みなさんは、私たちの「希望」です。」という言葉がありました。その言葉を皆さんにも贈りたいと思います。

 

 2学期のみなさんの活躍を報告します。

≪高校≫

高校書道

 小泉真名 神奈川県高等学校書道コンクール 奨励賞

 村橋亜子 神奈川県高等学校書道コンクール 奨励賞

 高梨珠美 神奈川県高等学校書道コンクール 奨励賞

      弘法大師奉賛高野山競書大会 高野山書道協会賞

 中須春佳 弘法大師奉賛高野山競書大会 高野山書道協会賞

 

生物部  

神奈川県高等学校理科部研究発表大会 奨励賞

 

高校バトントワリング部  

バトントワーリング関東大会 金賞 を経て

 バトントワーリング全国大会 銀賞

 

高校筝曲部

 日本音楽発表会 第2位 来年度全国大会に出場します。

 

 

≪中学≫

中学水泳部

 溝口歩優 神奈川県中学生水泳競技大会新人戦 女子50m自由形 第1位

 

中ソフトテニス部

 神奈川県私立中学校ソフトテニス大会 女子団体の部 第3位

 

中学卓球部

 神奈川県私立中学校卓球大会 女子団体の部 準優勝

青山優奈 夏季カデット卓球大会 1年女子2ブロック第2位

 鹿毛アンリ  神奈川県ジュニアオープン卓球大会 Cランク第3位

 小笠原碧美 神奈川県ジュニアオープン卓球大会 Cランク第3位 

 

2019年12月21日 (土)

《高校2年》 探究提言発表会が開かれました

考査講評の最終日、記念ホールで探究提言発表会が開かれました。前期に分かれていた5つの分野(「社会構造・格差」「人権・生命倫理」「環境・自然科学」「芸術・文化」「平和・多文化共生」)に精通している方々に講評をいただく機会と位置づけ、社会に向けての「提言」を発表しました。中学1年生と中学3年生にも参加していただくことで、総合学習での積み重ねを伝え、多面的な学びを共有できました。

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発表形態は様々です。パワーポイントや動画でそれぞれが大切と思うメッセージを伝えました。「学校におけるユニバーサルデザイン」では実際に車椅子に乗って学校内を移動することで気づいた不便さを検証し、具体的に階段昇降機や自動ドアの設置が必要だと述べました。「人は見た目じゃ分からない」というタイトルからも差別や偏見をなくすための意識改革を動画を交えて伝えたグループもありました。

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ニュース映像風の動画タイトルは「トイレのふた」。インタビュー映像も交えながら、トイレのふたを閉めることでCO2削減につながることをデータと共に示し、身近で具体的な運動を提起しました。「横浜改革」のテーマは「アートによる街づくり」です。今日の街づくりの課題として多文化共生と団地の再生を挙げ、それに取り組み成果を上げているいちょう団地でのヨコハマトリエンナーレ開催を提案しました。再開発の方法として、誰もが楽しく関われるアートを提案し、黄金町再開発の事例を引きながら、外国人市民が多く暮らしているいちょう団地でのアートフェスティバルを提案しました。日本にやって来る外国人市民に関連する問題として、移民・難民の受け入れ状況を他国と比べながら説明したグループもありました。現在の横浜や日本が抱える課題から目を逸らさず、未来を想定しながら堂々と意見を述べる姿が印象的でした。

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発表会後半は講評をいただく時間です。それぞれの専門分野について具体的な例を挙げ、分かりやすく講評してくださいました。前提としていることから課題の背景をより多角的に考えられただけでなく、5つのテーマが「人権」や「多様性」「環境保護」などのキーワードで繋がっていることも分かり、生徒たちは一つ一つの言葉に真剣に耳を傾けていました。

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 最後に大石校長先生は、地球温暖化や気候変動について発言をして「今年の人」に選ばれた16歳のグレタ・トゥーンベリさんの活動を引きながら、「大人や、男性が作ってきた社会が行き詰まりを見せている今、この社会を変えていけるのは、若い、そして女性なのだと思います。みなさんは私たちの「希望」です」とコメントしてくださいました。社会に関心を向けること、そこに課題があるならば、状況を学び、変えていく行動につなげていく… この発表会で共有した学びを今後の探究に活かしていけるとよいです。

 

 

2019年12月20日 (金)

《高校1年》 FW京都奈良

《1日目》 奈良方面

甘樫丘→水落遺跡→飛鳥寺→亀形遺跡→酒船石→板葺宮跡→川原寺→石舞台

新横浜駅7:30に全員集合。8時過ぎの東海道新幹線で京都駅へ。さらに、近鉄特急に乗り換えて、橿原神宮駅に向かいました。橿原神宮駅で奈良のガイドさんと合流しました。毎年お世話になっているベテランガイドさんです。はじめに「甘樫丘」に登り、飛鳥の全体を見渡しました。この日は、遺跡巡りが中心です。生徒たちは、それぞれの遺跡で、当時の様子に思いをはせているようでした。

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《2日目》 奈良方面

法隆寺→唐招提寺→平城宮跡(朱雀門)→東大寺南大門→大仏殿→三月堂→興福寺→京都へ

2日目は、奈良の寺院をまわりました。朝一番に訪れた「法隆寺」は、例年と比べると空いており、各所をじっくり見学できました。その後、鑑真和上が開いた寺として知られる「唐招提寺」を訪れました。昼食後には「平城宮跡」を訪れ、当時の都の大きさを体感することができました。そして、「東大寺」では、とにかくあらゆるものが大きく、大仏殿の大きさ、そして中の大仏には圧倒されるばかりでした。この日の最後は、藤原氏の氏寺である興福寺を訪れました。奈良での見学を終えた後、バスで一路京都へ。この日の夜には、和菓子作り体験を行いました。和菓子作りの奥深さを感じながらも、楽しみながら取り組んでいました。

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《3日目》 京都方面

金閣寺→大徳寺→京都市景観まちづくりセンター

 まずは「金閣寺(鹿苑寺金閣)」を訪れました。9時の開門と同時に入りましたが、多くの観光客であふれていました。 続いて、禅寺である大徳寺大仙院で座禅体験をしました。その後は、法話をうかがいました。また、大徳寺は臨済宗の寺院であることからお茶も有名で、抹茶をいただいてほっと一息つきました。午後は、「京町家の再生と活用」を学ぶプログラムを体験しました。まず、「京都市景観まちづくりセンター」を訪れ、京都のまちづくりと京町家についてレクチャーを受けました。その後は、3つのグループ(「きっさこ和束」・「奈良屋記念杉本家住宅」・「キンシ正宗 堀野記念館」)に分かれて実際の京町家を訪れて様々な体験をしました。

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 《4日目》 京都方面

比叡山延暦寺→東寺

 「天台宗総本山 比叡山延暦寺」を訪れました。カーブのきつい山道をバスで登り終えると、眼下に琵琶湖が広がりました。延暦寺は想像以上の寒さでした。東塔を見学した後に西塔まで足を運びました。 午後は「東寺」を訪れました。はじめに大日堂で法話をうかがい、その後、境内をめぐりました。これで、4日間のプログラムも終了です。生徒たちは、事前学習で学んできたことをもとに、実際に訪れ、多くのことを感じ吸収したようです。これから、横浜に戻ってから学んできたことをもとにレポートを作成することになります。一人ひとりが見て感じたことをぜひ形にしてほしいと思います。

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2019年12月18日 (水)

《新成人を祝う会》 ご案内 

高校70回卒業生の皆様 このたびは成人式を迎えられおめでとうございます。

 

すでに多くの皆様からご出席のお返事をいただいておりますが、まだお返事を出されていない方はお手元の往復はがき、または神奈川学園ホームページの〈ご連絡フォーム〉からご返信ください。

 

  • 日時 2020年1月13日(月・祝) 16:00~17:30
  • 場所 神奈川学園カフェテリア (更衣室として、作法室をご利用いただけます。)
  • 返信〆切 12月21日   

懐かしい皆さまの笑顔にお目にかかれますことを楽しみにしています。

2019年12月16日 (月)

《高校1年》 国内FW 水俣

【1日目】 

7時過ぎに羽田空港に集合し、大きな遅れもなく飛行機に乗って熊本へ。現地に着いて生徒たちが最初に訪れた場所は不知火海を一望できるエコパークでした。そこでお昼ご飯を食べながら目の前に広がる綺麗な不知火海を眺め、地元の方たちが取り戻した綺麗な海に感動しつつ、その努力や意義を感じていたようでした。

慰霊碑の前でセレモニーを行ったあと、フィールドパートナーの吉永利夫さんから不知火海での取り組みや水俣病発症当初の歴史についての話を聞きました。

その後、地元で漁をされている杉本肇さん、杉本実さんの船に乗せて頂き、沖から改めて水俣の海を見ました。

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夜は宿で胎児性水俣病について研究をされている医師の板井八重子先生の講話を聞きました。板井先生の地道な聞き込み調査によって判明した水銀被害による「生まれ得なかった命」の話を、生徒たちはとても真剣に聞いていました。

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【2日目】

2日目は3コースに分かれてそれぞれが色々な視点から水俣病を学びました。

Aコースは午前中に胎児性水俣病患者の坂本しのぶさんの講演を聞き、午後には水俣市立袋小学校を訪問しました。坂本しのぶさんが発する言葉のひとつひとつを丁寧に聞きとり、「生きること」の大切さを改めて認識したようでした。午後の小学校訪問では、元気いっぱいの小学生たちと一緒に給食を食べ、お昼休みに走り回った後、小学5年生によるハイヤ節を披露してもらいました。

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Bコースは午前中に吉永理巳子さんのお話を聞きました。ご家族が水俣病を発症されてからの体験談を聞き、改めて水俣病によって苦しめられたすべての人々の辛さを考えさせられたようでした。午後には胎児性水俣病患者さんが通う作業所である「ほっとはうす」を訪れ、患者さんたちのこれまで歩んできた体験談を聞いたあと一緒に作業を行いました。

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Cコースはチッソ(JNC)の工場見学、そして山下善寛さんの話を聞きました。山下さんはチッソに勤務しながら組合活動を通して「人として何を大切にするべきか」を問い続けてきた方です。排水を止めなかったことでどんなことが起こったのか、チッソに勤務しながら感じてきたことや当時の様子などを話して下さいました。JNCでは現在の企業としての現在の環境への取り組み、そしてこれまでの企業の歩みについて話して下さいました。

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夜は宿に戻って全員で杉本肇さんの講話を聞きました。ご家族が水俣病を発症したときに受けた周囲の人々からの偏見や差別、そして最後まで企業と闘い続けてきた杉本家の歴史について丁寧に話して下さいました。

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【3日目】

3日目は2つのコースに分かれてのプログラムでした。

Aコースは鹿児島県との県境にある天の製茶園を訪れました。午前中は茶畑でお茶の葉を摘んだり、囲炉裏を囲んで天野さんのお話を聞いたりしました。お昼に郷土料理を食べ、午後には外で野遊びをしました。初めての経験ばかりで少し疲れた様子でしたが、大声で笑いながら自然を目一杯楽しみました。

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Bコースは愛林館を訪れました。そこで自分たちで豆腐とうどんを作り、さらに鴨をさばいて鍋を作りました。普段は食肉として売られているものを目にすることが多いですが、一羽の鴨からさばかれるところを見て改めて「命」を頂いていることを実感したようです。午後は棚田の里を見学し、計算されて積み上げられた石垣を見て先人の知恵に感心したようでした。また、草刈り体験もさせて頂きました。Bコースも普段できない体験ができてとても楽しそうでした。

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3日目の夜にはシンガーソングライターの柏木敏治さんにコンサートを開いて頂きました。水俣病患者さんやその家族の気持ちに寄り添いながら曲を作ってこられた柏木さんの詞や歌声を聞きながら、これまで見てきた水俣の景色や、このFWで会ってきた方々を思い出している生徒もいるようでした。最後には学校で練習してきた「春の汽車は遅い方がいい」を一緒に歌いました。

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【4日目】

最終日となる4日目は現地FWのまとめとなる日でした。まず相思社水俣病考証館をスタッフの永野三智さんの案内のもと見学しました。考証館は実物を多く展示してあり、漁民が使っていた道具や、行政から患者へ送られた手紙、そして実際にデモで使われたのぼりなども展示されていました。

そのあとは永野さんがFWを通して生徒が感じた疑問や気持ちを丁寧に聞き取ってくださり、そこから話を発展させて「みんなで考える」時間を作って下さいました。いま、現地で問題になっている「水俣病の病名変更について」の話題になった時は、本校の生徒と一緒になって悩み、考えてくれました。生徒も発言するスタイルだったので、これまでのFWの総括が出来ました。

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 最後に福田農場でお昼にパエリアを作り、食べました。その後はお土産を買ったりソフトクリームを食べたり自由時間を過ごして水俣をあとにしました。

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生徒たちはFWを通して様々な体験をしてきました。授業で習ったものと実際に目にするものとでは印象の違いもあったと思います。この経験を通して、さらに深い課題意識をそれぞれが持ち、考えていってほしいと思います。

2019年12月12日 (木)

《茶道部》 高校生茶会に参加しました

先月、神奈川県高等学校文化連盟主催の高校生茶会に参加してきました。

 

慶應義塾高校の新校舎にある新しいお茶室で、木と畳の香りがする中、伊志田高校の茶道部の方々と協力してお茶席をつとめました。

 

一日限りでしたが、500名以上の県内の茶道部員が集まるお茶会で、凛とした落ち着いた雰囲気の茶席を作り上げ、お客様をお迎えできていました。

 

また、普段とは違う環境に身を置くことで、これから勉強すべきことがたくさんあることにも気づくことができました。

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