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学園生活

2020年6月 5日 (金)

【中学3年】 中学3年生の登校日です

分散登校が始まって4日目に中学3年生が登校してきました。中学最上級生として、「自立」「進路」「多文化共生」を意識しながらのスタートです。新しいクラスの友だちと出会って笑顔になったり、担任の先生方からのお話で背筋が伸びるような思いになったり… 短くても中身の濃い時を共に過ごせました。来週からは対面授業とオンライン学習が組み合わせられた時間割が始まります。休校期間に蓄えた力をこれからの学校生活に活かしていきましょう。

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登校日発行の学年だよりを紹介します。

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 中学3年への進級おめでとう!

そして、2か月間のオンライン学習よくがんばりました!

 中学3年になり初めて登校することができました。久しぶりに友達に会うことができ、嬉しさでいっぱいだと思います。私たち担任団もみなさんの顔を久しぶりに見ることができ、とても嬉しいです。

 

 しかし、まだまだコロナウイルスが終息した訳ではありません。緊急事態宣言は解除されましたが、新規感染者は毎日出ていますので、感染予防を徹底することが大切ですね。学校でもマスクの着用や消毒、ソーシャルディスタンスを保つなど、できるだけ対策はしていきますので、みなさんも協力をお願いします。

 

 さて、4月・5月とオンライン学習を行ってきました。毎日のダイアリーの提出率はほぼ100%に近い状態であり、各教科のリフレクションシートや課題の提出率もかなりよかったです。多くの人が時間割通りに課題をこなし、しっかりと学習していることが分かりました。外にもなかなか出られず、友達にも会えない状況の中で、みなさん一人ひとりがよくがんばったと思います。まだ6月は分散登校であり、オンライン学習が続きます。これからは対面学習とオンライン学習の両方があり、少しペースが変わると思いますが、今まで通りしっかりと学習していきましょう。この中3の時期に学習習慣をつけ、自分なりの学習方法を身につけておくことが高校の学習の支えになりますので、がんばりましょうね!

 

中3のテーマは「自立」

 中学最高学年の生活が始まりました。あと10か月で義務教育が終わりです。義務教育が終わるということは、社会的にはおとなの一員としてみなされるのです。本校は中高一貫校ですので、希望すればそのまま高校へ進学できます。しかし、高校は中学と違い、単位制になり各教科の目標に達しなければ単位をもらいことができず、卒業もできなくなります。ですから、本当に神奈川学園高校に進学するかどうかは、一人ひとりが自分に向き合いながら、しっかりと判断できるようにしてほしいと思います。中2のときの海外研修の説明で、海外研修は「自立」を目指すプログラムだと話されました。この中学3年の一年間は「自立」の時期だということができます。高校進学を自分で選ぶ、海外研修の方面を自分で選ぶ、その基準を自分の中に築いていくことが「自立」第一歩です。そして、自立するためには日常生活がとても大切です。まず「挨拶をする」こと。挨拶はコミュニケーションの最初の一歩ですので、大切にしてほしいことです。次に「他の人の意見に耳を傾け、自分の意見をきちんと伝える」こと。そして、当然ですが「自分のことは自分でする」こと。これらのことを意識して生活をしていってほしいと思います。

 

中3の学習は…

 中学3年では、グレード別の授業が多くなります。中2のときは数学だけでしたが、中3では、英語と古典もグレード別の授業となります(分散登校中はグレード別にはなりません)。また、理科は理科1と理科2に分かれます。そして、数学は2学期(高校範囲)から完全グレードになる予定です。グレード別になるということは、それだけ難易度が上がるということでもあります。そして、数学では2学期から高校範囲に入りますが、多くの教科で高校範囲の内容にも触れるようになってきます。そして、この中学3年生のうちに学習習慣を身につけ、今までに習ってきた基礎(各教科の中学範囲)を完璧にしておくことが高校生になってからの学習に結びついていきます。まず、提出物をきちんと出し、授業に集中し、家庭学習は平日2時間、休日4時間できるようにしましょう。

 今回のオンライン学習で、家で勉強することが習慣化できた人も多いと思います。ぜひ、これからも継続してください。

 

中3は将来を考え始める時期

 みなさんは昨年、職場体験を経験して働くということについて学んできました。その中で、「自分は将来どう生きるのか」「どんな人になりたいか」ということを考えたと思います。なりたい自分をイメージすることはとても大切です。そのなりたい自分、つまり理想の自分に近づくには、日々を大切にすることが重要です。目の前にあること…学習や委員会、クラブ、行事などに一生懸命取り組むことで少しずつ理想の自分に近づいていきます。そして、そのような日々の生活の中から、進路のヒントとなる夢のカケラが見つかっていくのだと思います。あと半年後には「本当に神奈川学園高校に進学するのか」を考え始めてもらいます。周りの友達が進学するからではなく、「なぜ神奈川学園高校に進学するのか」、「高校で何を学びたいのか」ということを一人ひとりが真剣に考えてほしいと思います。

 

世界に目を向けよう

 中学3年の終わりに海外研修があります。コロナウイルスの影響で行けるかどうかはまだ分かりませんが、これから一年をかけて準備をしていきます。しかし、海外に行くことだけが、グローバル教育なのでしょうか?それは違いますね。日本にいても世界に目を向け、様々な国のことや文化のことを学ぶことができます。今のグローバルな社会においては、多様な価値観を身につけることがとても大切です。今のコロナウイルスのことでもネット上でヘイト投稿が問題になっています。どんな社会であっても、人と人が信頼関係を築く土台は「相手を思いやり、気持ちを受け止めること」、「相手を尊重すること」、「違いを認めること」です。中学3年の総合のテーマは「多文化共生」です。世界の様々な文化や課題に目を向け、世界で起こっている問題やその中で苦しんでいる人々のことを考えていきたいと思います。また、日本の文化についても客観的に見る視点を持ちたいと思います。このような取り組みを通して、広い視点で物事を考えられる人に成長してほしいと思います。

 

それでは、充実した一年にしていきましょう!

2020年6月 3日 (水)

【高校3年】 久しぶりの登校です

中学2年生以上にとっては、3月以来久しぶりの登校です。懐かしい友だちや先生に出会い、「久しぶりだね!」と笑顔が弾けました。大教室では広く間隔をとりながらのホームルームです。午前中の短い時間でしたが、再会を喜び、来週からの授業に備えたいと思いました。

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 高校3年生の学年だよりです。

2020年6月 2日 (火)

《中学1年》 初めての登校日でした。

6月になりました。中学1年生にとっては初めての登校日です。真新しい夏服を着て、ちょっと緊張した面持ちで登校しました。

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最初の時間は記念ホールを講堂に分かれての集会です。大石校長先生と学年主任の先生からあたたかい歓迎の言葉が贈られました。隣の友だちと距離をとりながらの集会でしたが、きちんとした姿勢で先生方からの歓迎の言葉にしっかり耳を傾けていました。

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 次に養護の先生とスクールカウンセラーからお話がありました。安心して学校生活を始めるためにお互いに気をつけることを確認し、少しずつ、ゆっくり生活に馴染んでほしいというメッセージが語られました。

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 複数クラス合同での集会が終わり、クラスごとに様々なガイダンスが始まりました。担任の先生との出会い、図書室の使い方など新しいことばかりです。友だちの名前を覚えるために輪になって顔を合わせる場面もありました。

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 入学ハンドブックには学校生活に関することが丁寧に書かれています。読みながら担任の先生の説明をじっくり聞いて、生活をイメージしました。

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 クラスごとに集合写真を撮影しました。直前までマスクをして、おしゃべりなしでの撮影です。写真屋さんに「少しリラックスした写真を撮りましょう」と声をかけてもらい、笑顔の写真も撮れました。

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 授業で使う教室を見学して下校します。担任団の先生の案内で下校しました。次の登校日は金曜日です。新しい生活をゆっくり始めていきましょう。

 

2020年5月13日 (水)

中学1年・中学3年 学年開きの様子

中学1年

 

中学1年生は準備サイトから学年サイトに移り、神奈川学園生としての日々が始まります。入学式・始業式を経て新鮮な気持ちで朝のホームルームに集まってきました。始業式後に一度練習しているので、ホームルームへの入室もスムーズでした。

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まずはオンラインホームルームで顔合わせです。少しずつでも確実に、先生や友だちと知り合ってほしいと思います。

11日の練習を経て、教科の授業や課題配信も始まりました。国語や数学のサイトには「どんな風に授業を受けたらいいか」「準備するものは何か」が丁寧に記されています。「万が一接続状況が悪くても、後から授業を見られるようにします」となっているので、安心です。

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既に送付されている教材のページや導入としての動画紹介も全て教科サイトから確認することができます。新しいことを学ぶ喜びを休校期間にも味わえるのではないでしょうか。

 

中学3年

 

中学3年生の学年開きは担任団の自己紹介動画から始まりました。学校の色々な場所や自宅から「おめでとうございます」と話しかける、笑顔いっぱいの先生方と出会い、安心できたのではないでしょうか。

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「このような状況でも早くみなさんと学校で会いたいです」という言葉が学年主任の先生から語られました。きっと生徒のみなさんも同じ気持ちだと思います。一日でも早く学校で出会えるよう、自宅で健康に過ごしてください。

2020年5月11日 (月)

高校3年学年集会/オンライン自習室

5月8日、始業式後に高校3年生は学年集会をオンラインで開きました。画面上に170名が入り、学年全体へのお話と進路情報に耳を傾けました。

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みなさん、高校3年生への進級、おめでとうございます。オンラインであってもこのようにお祝いの言葉を直接伝えられるのが嬉しいです。思い返せばこの2か月、全員が学校に来ることができたのはたった2日でした。昨年度の終わりも、今年度の始まりも「当たり前」ではありませんでした。まずはその現実から出発したいと思います。

みなさんにとっても私たちにとっても、これほどまでに長い休校は本当に辛いものです。それでもみなさんはきちんと自宅にいて、自分にできることを不安に駆られながらも果たしてきたのではないでしょうか。出歩かないのは「命を守るため」です。このような状態でも、その価値観や考え方をみなさんと共有できたことはとても良かったと思っています。

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現在コロナウイルス対策で脚光を浴びているリーダーに女性リーダーが多いとみなさんも耳にしているのではないでしょうか。確かに現実を直視して働きかける力であったり、決断力の速さ、幼い子どもを含め国民に直接語りかける親しみやすさや包容力が「女性であること」と結びつけられて評価されています。ですが、「女性である」だけでよいのでしょうか。もちろん、違います。

彼女たちが非常に優秀であることは言うまでもありませんが、大切なのは彼女たちがその資質を如何なく発揮できる場が社会にある、ということです。いわば、「成熟した社会」の中で信頼を得て活躍しているリーダーたちです。そのように考えると、「ポストコロナ」(コロナ後)の社会をどのように創っていくかは今を生きる私たち一人ひとりに渡された宿題なのかもしれません。

「ポストコロナ」と言いましたが、この感染拡大状況が収まった時、どんな社会が見えてくるでしょうか。これは国連が掲げたSDGsの17の目標です。男性・女性・LGBT、高齢者、障がいを持つ方も含めて、誰もが安心して暮らせる社会を構築するのはみなさん自身です。もちろん、既に大人になっている私たちも頑張ります。「理想とする社会」をきちんと思い描き、今できることをしていきましょう。

みなさんならきっと頑張れます。これまでに学んできたこと、蓄えてきた力、広げてきた視野、そういうものが苦しい時にみなさんを支えます。見通しの持ちにくい社会であっても、きっとみなさんが蓄える力を発揮する場はあります。去年の12月、探究提言発表会で大石先生は「みなさんは私たちの希望です」と仰いました。本当にそうです。みなさんは私たちの希望です。

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そうは言っても、一人で学習を進め、言いようのない不安感に押しつぶされそうになったり、泣きたくなったりしていませんか。そういう気持ちになるのは自然です。大人でさえ、この理不尽な状況がいつまで続くのか、と気持ちが塞ぎます。苦しい時はその苦しさをちゃんと吐き出してください。家族に言うのがためらわれるとき、ダイアリーに書きこんでください。担任の先生は気持ちを丸ごと受け止めます。

私たちは、みなさんと「離れていても、繋がっている」と思っています。みなさんにとっては家族は最も身近な存在ですが、私たちもみなさんにとって「身近な大人」であり続けます。毎朝のオンラインホームルームは生活ペースを保つために続けます。「オンライン自習室」も設定します。教科によっては「ライブ授業」で更に繋がってみなさんを支えてくださいます。担任団をはじめとして学校全体で高校3年生を励まし、支えていきます。

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まとめです。みなさんは一人ではありません。新しい未来や社会を創るために「繋がり」を大切にしながら、自分の進路を切り拓いてください。そのために「自分の弱さ」を克服してください。集中できないな、と思ったらちょっと休憩。でもその休憩が延々と続かないようにしましょう。提出物や課題にだらしなくなってはいけません。朝起きた時、家族に挨拶をしていますか?受験生だから無作法や我儘が許される、ということはありません。最初に伝えたように「みなさんは社会を創る一人ひとり」です。今まで以上に「社会に通用する力」「生き方」を求めたいと思います。

みなさんと早く学校で会いたいです。その日を楽しみに、オンライン学習を頑張ります。この苦しい時期を経て出会う時、みなさんはきっと一回りも二回りも人間的に成長しているはず、と沢山期待をして学年集会の話を終わります。

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学年主任の先生からのお話に続いて、進路指導部の先生から丁寧に進路についてのお話がありました。卒業した先輩たちの受験結果から分析できること、受験方式が大きく変わる年度でもあり、高校3年生は真剣にお話に聞き入っていました。

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お話の最後には「受験は団体戦」という言葉が一層の重みを持って感じられました。

生徒の感想を紹介します。

 私はこの自粛期間すごくだらけていました。初めにあったやる気は迷走し、本来なら励まし合っていたかもしれない友達もと会えず、怠惰な生活をしていました。でも今日の始業式のお話を聞き、高校3年生で、受験生で、勉強しなければならない立場にいることを痛感しました。それと同時に焦りが一気に湧き上がってきました。怠惰な生活をしていたことにすごく後悔しました。誰かのためになりたいと思って志望校を選んだ気持ちはこのくらいのものだったのか、今からでも遅くないと言いたいです。気を引き締めて今からでも合格するために努めようと思います。

 「当たり前ではない日々」…今や新型コロナウイルスで家にずっといるのが当たり前の日々になりつつあるのかな、とふと思いました。私は新型コロナウイルスで、以前のような私達が「当たり前」と定義していたある程度ルーティンが決まっている生活が、新型コロナウイルスでこんなにも一気に崩壊してしまったことで、1日1日を何事もなく「当たり前」に過ごせているのは「奇跡」に等しいのではないのかなと考えました。

 見えない友達も勉強を頑張っていることを心に刻み、弱い自分に負けないように努めたいと思います。

久しぶりに再会した気分でした。世界的に大流行しているコロナウイルスから自分と身の回りの人の命を守る為にしている今の行動は正しいのだと思いました。先が見通せないことへの恐怖は拭いきれませんが、出来ることを続けていきたいと思います。進路関係のお話では、自分が少し気が緩んで集中できなくなっていたので、奮い立たされた気分になりました。大学ごとにどれくらいの偏差値が必要なのか、その数字をいざ目の前にすると全く到達していなくて焦りました。目指している大学に合格した人は自分とは比べ物にならないほど勉強したのだと思います。どういう方法で受験するにしても基礎を身に付けないと何も対応できません。得に卒業生の先輩方の言葉はすごく重く感じました。この長い休校期間は自学習をする時間であり、一年後の自分が後悔しているかもしれないと思うと気持ちを切り替えて集中して取り組まないと、と思いました。

高校3年生の自学を支えるために、「オンライン自習室」を始業式後から開室しています。手元をスマートフォンやタブレットで映し出すことで友だちと繋がって勉強している気持ちになれます。入室する際、取り組む科目や意気込みを一言語る時間も自分の意欲を保つ大事な場面です。参加した生徒たちからは「画面の向こうで友だちが頑張っているのが分かって、今までよりも頑張れた」という声が集まりました。

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オンライン上での繋がりを励みに、自分の生活を充実させていけるとよいです。




始業式がオンラインで行われました

5月8日、始業式がオンラインで行われました。大石校長先生のお話です。お話を伺った後は、各学年でホームルームや学年集会が行われました。離れていても、新しい出会いや繋がりを実感できる日になりました。

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これから、2020年度1学期の始業式を始めます。

今日は、5月8日です。一か月前に入学式と始業式の延期を決めた時は、「生徒の皆さんと神奈川学園の校舎に集まって、式ができる」ということを期待していました。その希望はかなわず、どちらの式もwebでの実施となりました。在校生の皆さんは一つずつ進級し、昨日、入学式を終えた新1年生の皆さんが加わって、今日は、全校生徒そろって新年度の始まりの日になります。

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 私たちは、今、新型コロナウイルス感染症の世界的流行(パンデミック)の真っただ中にいます。感染者数は350万人に迫り、命を落とした人の数は24万人を超えました。科学、医療が高度に発達した現代に、このような危機に見舞われるということは、ほんの数か月前まで、世界中の誰一人予想していなかった と言ってよいのではないでしょうか。私たちは、人間の力が限定的なものであることを痛感させられながら、しかし、多くの人が、それぞれの生きている場所で、「感染を広げない」ために、自分のすべきこと、できることに自覚的に取り組んでいます。

 

学校も、現在休校中で、さらに1か月の休校延長を決めました。休校は、みなさんの健康と命を守るとともに、知らない誰かの命を守るためです。この感染症の怖いところは、無自覚のうちに、人にうつしてしまうかもしれないところ、つまり、無意識に人の命を奪うかもしれないところだと言われています。私たちは、休校し外出自粛して、お互いの命を守っています。このことに、自覚的に取り組みたいと思います。

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  さて、休校中の登校日だった3月21日の放送終業式で、3つのことをお伝えしました。その一つは、今言ったことです。二つ目は、「自分の目標・目的を持って過ごして下さい」ということです。みなさんの「学習権」を保障するために、4月13日から始めたオンライン学習ですが、来週から1学期の学習としてあらたに取り組みを始めます。オンラインでの取り組みは、皆さんの学びを「支える」ためのものですが、先生方が頑張っても、いわば、伴走者でしかありえません。是非、自分の目標を持って勉強して下さい。突然、学校生活を奪われたので、教室での授業、休み時間の友達とのおしゃべり、放課後のクラブ活動や委員会活動・・・多くのことができなくなっています。理不尽な状況の中ですが、是非、自分だけの目標を持って生活して下さい。

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私たちは、「出来なくなっていること」に目を向けがちですが、このような時期だからこそ「できること」もあります。

アイザック・ニュートンとペストの話をご存知ですか? 1665年のことです。ロンドンにペストが大流行して、ニュートンの通っていたケンブリッジ大学が18か月間にわたって閉鎖になりました。この間、ニュートンは故郷に帰り、自分の目標に向かって研究を続け、「万有引力の法則」や「微分積分」などを発見しました。そして、この期間を「創造的休暇」と呼んだそうです。どこまで本当の話なのかはわかりませんが、示唆的な話だと思います。私たちにとっても、休校期間は、日常の様々なことに煩わされずに、自分の目標に向かって集中して取り組める時になり得ると思います。

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3つ目は、「正しい情報を見極める目を自分の中に育んでください」ということです。新聞やネットで、心ないデマや差別によって、患者さんや医療従事者やお店の方々が傷つけられている というニュースを聞かない日はありません。昨日の入学式で、新入生の皆さんに日本赤十字社の「ウイルスの次にやってくるもの」という絵本動画を紹介しました。在校生の皆さんにもそれが伝えていることを紹介します。ウイルスの次にやってくるのは、人間の心の中の「恐怖」だということ。悪いニュースと間違った情報によって膨れ上がった恐怖が人間を乗っ取って、デマと憎悪を拡散し、人を差別し攻撃するようになる。それこそが、「ウイルスよりもおそろしいもの」だというのです。恐怖に打ち勝つにはどうしたらよいでしょうか?

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「人は、団結すれば恐怖より強く、賢い」そして、「一人ひとりが、それぞれの場所で、今自分ができることに取り組むこと」が大事だと、動画は教えています。

私たちは、学校に集まることはできませんが、オンライン学習やオンラインホームルームを通じて、お互いに「離れていてもつながって」いたいと思います。そして、一人ひとりの生活の場所で、休校期間を創造的に過ごす努力をしましょう。

 

1学期の日程についてお知らせします。

登校再開がどのようにできるのかが、見通せないので、4月9日にお伝えした1学期の日程は、実行できる見通しが立ちません。現時点で、決まっているのは「7月下旬以降に、1学期の期末テストを行う」ということだけです。1学期の評価については、オンライン学習の内容も評価の対象にします。

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さて、日本中の誰にも学校再開が見通せない中で、「9月始業」の声が上がっています。これは、大阪市の公立高校の3年生の女子が、「全員が9月から平等に教育を受けられるようにしてほしい。」と、ネット署名サイトで「9月始業」を求める呼びかけをした という記事です。4月30日時点で約2万人の賛同が寄せられたそうです。ネットの中には、これに反対する署名の呼びかけもあるようです。17人の県知事が「9月入学制」を政府に要請した と言うニュースも聞きました。一方で、東京新聞によると、文部科学省の関係者が「学校制度全体を変えるには時間とお金が必要で、今議論すべきことではない」と批判しているそうです。しかるべきところで、議論が深まっているわけでもないようです。

当事者である生徒のみなさんは、どう考えますか?

本当に、先が見えません。しかし、今の私たちの体験が、ポストコロナ(コロナの後)の新しい社会と未来を生み出すものになることを信じたいと思います。

 

これで2020年度1学期の始業式を終わります。

 

 

2020年5月 1日 (金)

高3朝のホームルーム/オンライン学習用の教材発送

5月に入りました。今日は3学年が分散してオンライン学習の教材発送準備をしています。

 

高校3年生は毎朝オンラインホームルームです。久しぶりに教室から先生が挨拶をして始まりました。卒業した先輩方が残してくれた「高3へようこそ!」というメッセージを背に先生方が語りかけます。どのクラスも数名の生徒が一言を語るコーナーがあり、先生や友達の声に懐かしく耳を傾けています。「離れていても、繋がっている」をしっかりと感じられる時間です。

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学校内では、511日から本格的に始まるオンライン学習のために教材を梱包する作業が進んでいます。これは中学2年担任団の作業の様子です。

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高校2年生、高校3年生は選択授業でそれぞれ学習する科目が異なるため、教材もそれぞれです。教科担当の先生方が名票と共に揃えて下さった教材を名前通りに置いていきます。名前を見るだけで顔が浮かび、「自宅で頑張っているかな」「元気でいるかな」と思いながらの作業でした。

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会議室いっぱいに並べられた教材です。どっさり教材が届きますので、生徒のみなさん、一緒に頑張りましょう。

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2020年4月30日 (木)

オンライン学習  4月30日の様子  [中2社会・高2EC・中2放課後]

今日で4月が終わります。2か月に及ぶ休校期間になりましたが、日々学びの種は蒔かれており、生徒のみなさんは様々な発見をしているのではないでしょうか。

[中2社会]

中2は「日本の歴史と地理」を学びます。既にオンラインで科目のガイダンスが丁寧に行われており、授業も着々と進んでいます。日本史学習は「今、自分たちのいるこの場所=日本がどのような地域的特徴を持ち、どのような歴史を歩んできたのかを学ぶこと」だと明示されています。「各時代に生きていた人々に思いをはせてみよう」「学んだことから生まれた「なぜ?」、「どうして?」という疑問を大切にしよう」「「日本」と世界のつながりを大切にしよう」「色々な「地域」から歴史を考えてみよう」という4点を大切に学習は進みます。

授業の導入として「感染症」がテーマに取り上げられていました。まさに現在私たちが直面している課題です。

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古代からずっと人間は「感染症」に苦しんできました。ペスト、マラリア、天然痘…現在感染拡大が進行しているコロナウイルスもそうです。人間と自然が接触することで感染症が始まります。更には人間と人間が出会い(接触)し、感染を広げていくことを歴史的に振り返ると、「私たちはどのように自然との関係や社会を構築していくのか」という問いが生まれます。

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先生は生徒の声を集めて更に問いを深めていきます。コロナウイルスの問題に直結させて、自分の言葉で生徒たちは語り始めていました。

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[高2EC・α]

高校2年生からは英語の授業は全てグレード(習熟度)別になります。ECαクラスでは、生徒の意欲を引き出しながら自学の充実を求める高度な授業が展開されていました。教材の種類も多く、担当教員は常に「すべきこと」をリスト化して示しています。あたたかな励ましの言葉と共にきちんと要求が整理されており、生徒は安心して努力出来ます。

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授業動画も丁寧な解説が書き込まれているだけでなく、先生の声で説明を聞くことができます。何を目的に課題が出されているのかがよく分かります。

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日本語から英語へ、英語から日本語へ…音読練習はECの授業では欠かせない要素です。生徒が繰り返し練習できる点がオンライン学習の長所と言えます。

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自学用の英語構文問題集にもコンパクトに説明がまとまった動画が配信されていました。タブレットを黒板代わりにして、ノートに書き込みながら学習を進めることができます。

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[中2放課後]

休校期間は「家事」にチャレンジするチャンスでもあります。ゴミを減らしたり、リサイクルすることを生活者一人ひとりが意識することで、社会全体は変わっていくかもしれません。ゴミ収集のコロナウイルス感染リスクを指摘した新聞記事と共に「生活の中のちょっとしたコツ」が紹介されていました。

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2020年4月27日 (月)

オンライン学習  4月27日の様子 [高3物理・中3英語]

オンライン学習が3週目に入りました。様々な取り組みが進んでいます。

 

[高3物理]

 

高校3年生の物理は選択授業のため、受講者は少人数です。その特性を活かして、オンライン学習は本格的なライブ授業で双方向のやり取りが展開されていました。物理室の黒板には沢山の図と静電遮蔽の文字が書かれており、「雷を車の中で聞いたとしても怖がる必要はないんだよ」と身近な例を挙げながらの説明が進んでいました。担当の先生が画面に問いかけると、生徒の反応がすぐに返ってきます。密度の濃い時間を過ごしながら、ライブで繋がる楽しさを先生も生徒も味わっているようでした。

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[中3英語]

 

中学3年生の英語は毎日教室で行われているかのような動画配信です。課題や取り組むことが丁寧に時間割上で説明され、それをこなしていくことで達成感が得られます。文法・読解どちらもバランスよく組み込まれており、「もっと英語を頑張ろう」と意欲が湧いてきます。

 

読解の課題の前には必ず先生の声で発音練習のスライドが投稿されています。一緒にリピートする生徒の明るい顔が浮かびます。

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語彙リストや内容把握シートで学んでいきます。かなり沢山の英文を読めるようになっています。

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週に一度英単語の小テストも配信されます。やり直しのFormも配信され、自分が弱かった部分を克服できる機会が与えられています。まとまった英語を読み進めながらバランスよく英語の力を伸ばす機会としてオンライン学習を活用してほしいという担当者の願いが様々な配信に見られるので、生徒も自宅できっと頑張っていることでしょう。

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【4月22日記事に関するお詫び】

 

*4月22日の記事で「オンライン学習」というタイトルの中に「中1英語」と記載していました。現在中学1年生に対しては郵送した教材での学習指示のみです。「オンライン学習」という言葉で誤解を生じさせてしまい、申し訳ありません。記事は「中1英語」部分はすべて削除し、修正してあります。

*中学1年生のみなさんは、「中1サイト」を開いて、各教科からのメッセージをご覧ください。

 

 

 

オンライン学習 4月24日の様子  [中3クラス・高1進路・高2学年・高2物理]

オンライン学習第2週が今日で終わります。各クラス、各教科のクラスルームには毎日きちんと生徒がアクセスし、じっくり学んでいる様子が伺えます。今回はクラスや学年の取り組みを中心に紹介します。

 

 

[中3クラス・高1進路]

 

中学3年生のあるクラスでは、生徒の声を拾った通信を発行しています。名付けて「自宅生活乗り切り特集号」。生徒からは実に豊かに色々な生活の様子が語られていました。それに対して担任・副担任の先生方が交互にコメントを返していました。クラスごとに様々なやりとりがありますが、クラス開きがあたたかな言葉に溢れていて、読んでいるだけで新しいクラスに期待を持てます。

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高校1年生もクラスルームを活用しています。各クラスでダイアリーなどの提出/返却に用いていますが、そこに定期的に進路担当が「進路通信」を発行しています。高校生になった今、少し先の未来を思い描き、現在の活力にしてほしいという担任団の願いが感じられます。

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 [高2学年]

 

高校2年生はサイトを活用して生徒に必要な情報を伝えています。オンラインダイアリーへの記入時間も確保されており、毎日一定のペースで授業が進みます。自律の力を養う機会にもなっています。

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[高2物理]

 

13名の少人数クラスである物理の授業。クラスルームのタイトルは「物理ガールズ」です。中を覗くと、Zoomのリンクが貼ってあり(写真中のURLは一部を削除しています)、担当者の先生と気さくに何でも話せる様子が伝わってきました。1群物理はほぼ毎日1時間目に設定されています。担当の先生は「いつも朝からみんなが元気に集まってくれるから頑張れる」とコメントしていました。

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この授業ではジグゾー法というスタイルで学んでいきます。いくつかの問題が生徒に割り当てられ、生徒は担当した問題の解答のみ受け取っています。責任を持って友だちに問題の解説を行うことで、自分の頭を使って物理を学んでいきます。「みんなが自分の言葉で物理を語っているのが好き」という先生の言葉に、生徒一人ひとりの意欲が喚起されていることと思います。