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学園生活

2018年7月17日 (火)

《中学2年》 文化祭の研究発表のための学習

中学2年A組では、「文化祭準備の日」に神奈川大学を訪問しました。クラスの文化祭研究発表テーマである「祭り」について、日本常民文化研究所の小熊誠教授にレクチャーをしていただきました。

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「祭りとはそもそも何か?」「祭りは、何故あるのか?」について、60分の講義を受けました。日本や海外の祭りの写真をたくさん見せていただき、発表のイメージが豊かになりました。

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レクチャー終了後に、神奈川大学展示ホールを見学させていただきました。企画展「輪船の構造と技術」を興味深く見学しました。

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《中学3年》 国際「横浜探検」

「横浜探検」(5月11日実施)のまとめとして、各チームでパワーポイントを作成しました。各クラスで発表しあい、自分たちの採点で代表を決定しました。

7月11日に、シュガーホールでクラス代表による発表会を行いました。横浜探検当日にお世話になった「横浜シティガイド協会」の嶋田さんをお招きしました。

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嶋田さんから講評していただきました。それぞれのチームの着眼点の面白さを評価してくださいました。さらに、海外研修に向けて、外国の方に伝わるようにする工夫についてアドバイスをいただきました。

 

どのチームもクラス代表として、堂々とした素晴らしい発表でした。先生方による採点の結果、3位はE組、2位はB組、1位はC組でした。1位となったC組は、パワーポイントのレイアウトや発表内容が丁寧に準備されていたことが評価されました。

 

2018年6月 1日 (金)

《中学3年》 横浜探検

5月11日、中3は海外研修の事前学習の一環として「横浜探検」を行いました。生徒たちはこの行事を通して、自分たちの町「横浜」への理解を深め、海外研修で出会う方々に「横浜」の紹介ができるようになることを目指します。

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午前中は「居留地に見る横浜の移り変わり」を知るコース、「水道道を歩き、横浜の発展を知る」コースなど、5つのコースに分かれて行動しました。前日の雨がうそのように青空が広がり、フィールドワークには絶好の日和。歩きながら、自然とクラスメイトとの会話が弾みました。

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「横浜探検」は、「横浜シティガイド協会」のガイドの方々に案内していただきながら、行いました。生徒たちはガイドさんのお話をメモを取りながら熱心に聞いていました。また見学した建物や景色をスケッチする生徒もいました。ホストファミリーに見せるための写真もたくさん撮っていました。

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多くの生徒が横浜に住んでいますが、長年住んでいても初めて見学した場所や、初めて知ったことがたくさんあり、学ぶことの多い一日となりました。また班ごとの行動だったので、クラスメイトと仲を深める良い機会になりました。生徒たちは今後海外研修で出会う方々に見せるための「オリジナルアルバム」の「横浜紹介」ページを作成していきます。また班ごとに学習内容をパワーポイントでまとめ、発表も行っていきます。

2018年5月 8日 (火)

《中学1年》 PA(プロジェクトアドベンチャー)研修

4月28日に、足柄でPA(プロジェクトアドベンチャー)研修が行われました。入学してから初めての校外学習です。安全に十分配慮しながら、大自然の中で元気いっぱいに体を動かしました。PA研修では、みんなで意見を言い合って協力しないと達成できない課題に挑戦します。生徒たちは積極的に意見を交換しながらチーム全員で課題に取り組み、協力することの大切さを学ぶことができました。

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2018年4月25日 (水)

防災訓練がありました

4月23日の7時間目に春の防災訓練がありました。大きな地震が起こった設定で6時間目が終わると同時に放送がかかり、まず頭を守るために机の下に避難しました。

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防火扉が閉まっていつもと違う風景の廊下を通ってホームルームに戻ってくる生徒たちもいました。クラス委員は担任の先生と共にクラスの人数を数えて本部に報告します。クラスによっては「怪我人」の紙が入っており生活委員に付き添われて保健室に行く生徒もいました。

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生徒の所在が確認された後に物資の搬入をしました。水、食料、毛布などは数日間学校宿泊になっても困らない分量が備蓄されています。班員と一緒にクラスまで運びました。

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物資が書いてある紙を教室に運んだ後は担任の先生から簡易トイレの使い方が説明されました。大きな地震が起こらないに越したことはないですが、もしもの場合に備えて日々を過ごそうという気持ちになりました。

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2018年4月 7日 (土)

平成30年度 神奈川学園中学校入学式が行われました

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4月6日、本校中学校入学式が行われました。

強い春風が吹いておりましたが、温かい日差しの下天候に恵まれ、新入生を出迎えることができました。これから始まる新生活にワクワクしながら新入生が登校し、188名が入学しました。保護者の皆様にも多数ご来場いただきありがとうございました。ご入学まことにおめでとうございます。

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式の冒頭には、吹奏楽部による歓迎の演奏、コーラス部による校歌合唱がありました。先輩たちの歓迎を受け、入学をした実感が湧いてきたのではないでしょうか。気持ちが高ぶり、これから頑張っていこうと思った新入生も多かったと思います。

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新入生紹介では、クラス担任により一人一人の名前が読み上げられ、返事と共に席を立つとその姿がスクリーンに映し出されました。表情から、緊張しながらも期待と希望に満ち溢れていることが伝わってきました。

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つづいて大石校長より式辞がありました。

「私たちの出会いについて」では、私たちが今日ここで出会ったことは、奇跡的な偶然であること。出会うことができて本当にうれしいということが話されました。

そして、「なぜ学校に行くのか」について、新入生に問いかけがありました。「義務教育」、「勉強すること」、「友達になること」を世界の現状や学園の生徒たちが残したメッセージ、サン・テグジュペリの『星の王子様』を紹介しながら話をされました。

式辞の詳細はこちらをご覧ください。

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PTA会長の本間様から祝辞をいただきました。「期待や不安があると思いますが、焦らなくても大丈夫。自分のペースで一歩一歩進んでください。これからの日々が充実したものになるように願っております。」と温かいお言葉をいただきました。

そして、生徒会の先輩からの歓迎の言葉がありました。『小学校との違い・行事・部活動・学習』について話があり、一緒に頑張っていきましょうと温かく迎えられました。

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学年担任団の紹介がありましたが、神奈川学園中学校ではそれぞれのクラスに担任・副担任の2人がいます。これからの新生活を一緒に作り上げていけるよう努めていきます。

入学式後は、クラスに移動して担任の先生からの話がありました。新入生は隣の友達に話しかけて、お互いに校章を付け合っていました。

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新しいセーラー服に身を包み、クラス写真を撮りました。これからの学校生活で大きく成長してくれることが楽しみです。一緒に努力を重ねて一日一日が素敵な日になるように頑張っていきましょう。

平成30年度中学校入学式式辞

  新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

今朝は、期待と不安でドキドキしましたか?今も、ドキドキしているかもしれませんね。実は、私も一緒です。今日が、私にとって、皆さんの校長としての始まりの日だからです。

考えてみると、私たちが今日ここで出会ったことは、奇跡的なことです。一緒に想像してください。まず、宇宙の広がりを想像します。宇宙の広がりの中に、私たちが暮らす地球があります。そして、その地球の上に日本列島があります。時間を想像してみましょう。地球上に10万年ほど前に人類の祖先ホモサピエンスが現れ、命がつながりその末に私たちがいます。同じ時に生まれ、そしてここで出会ったことは、とても奇跡的な偶然です。皆さんが神奈川学園を選んでくれたので、私たちは今日ここで出会うことができました。皆さんに会えて本当にうれしいです。

さて、皆さんは、今日から中学生です。みなさんは、「なぜ学校に行く」のでしょう?質問されたら、どう答えますか?頭の中で、答えを決めてください。去年、中学1年生に聞いてみました。その時の、3つの答えを言うので、「私もその答えだ」と思う人は手を挙げてみて下さい。何度手を挙げてもいいです。1「義務教育だから」2「勉強するため」3「お友達がいるから」4その他。

ひとつずつ考えていきます。

まず、「義務教育」って何ですか? 私が中学生だったころ、「義務教育だから仕方がない」から学校へ行くと思っていた時期がありました。義務教育は子供の学校へ行く義務だと思っていたのです。でも、教育基本法という法律にこう書いてあります。「国民は、その保護する子女に、9年の普通教育を受けさせる義務がある」つまり、保護者であるお父さんやお母さんに学校へ通わせる「義務」があって、子供たちには、学校へ通う「権利」があるということです。日本では、ほぼ100%の子供が義務教育を受けていますが、中学校ともなると、世界の子どもの約半数は学校に通えていません。なぜ、学校に通えないのでしょうか。お金がないから、子どもが働かされているから、学校がないから、戦争しているからなどの理由で学校に行かせてもらえないのです。「女の子だから」という理由で学校へ行かせてもらえないこともあります。先日のニュースで、マララさんがパキスタンの故郷を訪問したことが報道されていました。5年前、マララさんは「女の子も学校へ行きたい」と発言したために、タリバンに銃で頭を撃たれてしまいました。イギリスに運ばれて、やっと命を取り留めたマララさんは、史上最年少のノーベル平和賞受賞者となりました。それでも、今でも、パキスタンに帰れば命を狙われる危険があるのです。

世界中のこどもの中で、中学に通えているのは半分と知ると、皆さんは、運がいいのだとわかります。是非、このチャンスを生かして下さい。

学校は「勉強するところ」です。では、「何のために」勉強するのでしょうか?

皆さんの先輩の言葉を二つ紹介します。一つ目は、昨年度の中学3年生の「卒業の言葉」です。自分の3年間の成長について

「この3年間で、・・・ふり返ってみると感じたことがあります。一つは、小学生の時に比べて人前で話すのが苦ではなくなったこと。もう一つは、視野が広がって自分の周りや、さらに遠くの見えない部分を想像できるようになったことです。視野が広がったと感じるのは、いろいろなことを知った上で、それを自分の身に置き換えて考えられるようになったことです。「知る」ことに関しては普段の授業、そして講演会や総合学習が大きかったと思います。私は、毎年冬にある講演会が、一番印象に残っています。」

「特に、海外の戦争や貧困の話を聞いて、自分とは距離が離れているけれど、話を聞いたり本を読んだりして、想像することでずっと身近に思えてきます。」

と言っていました。神奈川学園には、たくさんの「学ぶ」チャンスがあります。毎日の授業、部活動、講演会、英語研修、海外研修、国内フィールドワーク、そこで「知った」ことから、見えない部分を想像し考えて、身近な問題として、考えることができるようになるのですね。この人は、最後に

「人前で話すことが出来るようになってきましたが、大人になったら自分の考えを外に発信するだけでなく、実際に自分で行動することが求められると思います。中学の3年間でいろいろなことに対して興味を持てるようになったし、知識も増えたので、それに対して何ができるのかを考え、行動できる人になれればと思います。部活やクラスでも、もちろん同じことが言えると思っていて、知って、考えて、動いて、やっと何かが変わると思います。」

と言っています。

勉強は、自分を豊かにし、成長させます。

「何のために勉強するのか」を考えるための、二つ目の手掛かりは、100周年記念式典で発表された、生徒会による「100周年宣言」にあります。

「私たちの受け継ぎたいこと、社会の中の誰かのために力になること」

という言葉があります。皆さんの先輩は、関東大震災の時に被災者のために1万2000枚の布団を縫い上げました。今は、東日本大震災の被災地との交流を続けています。100周年宣言では、「身近な人だけでなく目には見えない社会の誰かのために力になれる人になりたい」と宣言しました。私たちの学校では、自分のためだけでなく、「社会の誰かのために力になれるように、知って、考えて、行動する」そのために勉強します。

そして、「友達になる」ということについて。サン・テグジュペリの『星の王子様』から考えてみたいと思います。王子様の小さな星の、美しい一輪の花のお話を知っている人はどのくらいいますか?

王子様の星に一輪の美しい花が咲いていました。王子様は、その花がとても好きでしたが、花は気難しくて、王子様にわがままを言ったりするのです。王子さまは、困ったり情けない気持ちになったりしながらも一生懸命お世話しました。その花とお別れして、王子さまは地球にきました。そこで、自分の花そっくりのバラの花が、一度に5千も咲いているのを見て驚きました。でも、こう言いました。「あんたたち、僕のバラの花とは、まるっきり違う。それじゃ、ただ咲いてるだけじゃないか。だあれも、あんたたちとは仲良くしなかったし、あんたたちのほうでも、だれとも仲良くしなかったからね。」

地球で王子様と仲良くなった一匹のキツネが、こう言いました。「あんたが、あんたのバラの花をとても大切に思っているのはね、そのばらのためにひまつぶししたからだよ」

キツネは「ひまつぶししたから」と言いましたが、それは、お友だちになるには、「時間が必要だよ」ということを言っているのです。そして相手のことを思って「自分から、かかわっていく」ことが大事なんだということを言っているのです。

神奈川学園での6年間は、今日始まったばかりです。今は、クラスは、偶然集まった人同士です。これから毎日机を並べて勉強し、一緒にお弁当を食べておしゃべりしましょう。毎日の繰り返しの中で、ゆっくり友達になっていきます。

朝、教室のドアを開けたら、勇気を出して、自分の方から「おはよう」とあいさつしましょう。楽しい一日が始まります。

 

最後になりましたが、ご列席の保護者の皆様、本日はお嬢様のご入学、まことにおめでとうございます。中学受験は、家族ぐるみの受験です。今日のこの日を迎えて、晴れやかなお気持ちだと拝察いたします。今日、お嬢様は、中学生になられました。しかし、だからと言って、一足飛びに自立するわけではありません。子供は、依存と自立の間を、行きつ戻りつしながら成長していくと思います。学校は、ご家庭とともに生徒の一人一人を大切にしてまいります。ご家庭とともに一人一人の成長を支えて参りたいと思います。

 

以上を持ちまして、式辞といたします。

平成30年度1学期始業式式辞

みなさん、進級おめでとうございます。今日は、私が校長として皆さんにお話しする最初の日です。

私は、神奈川学園の9人目の校長です。

離任式で、湊谷校長先生が、私が神奈川学園で初めての女性の校長であること、そのことについて創立者のお孫さんである佐藤慎一先生が「神奈川学園の2世紀目の始まりにふさわしい」と祝福して下さったことを話してくださいました。つい先日、同窓会の集まりがありましたが、同窓生の中に、高校生のおかあさんがいらっしゃって、『校長交代の発表があった後、娘が家でその話をしてくれて「私たちは、初めての女性校長から、卒業証書をもらうんだ」とうれしそうに話していました。』と教えてくれました。私はいままで、自分が女性であることをほとんど意識せずに生きてきましたが、「自分が女性でよかったかもしれない」と思いました。そして、責任を重く感じています。

 さて、女性の校長というのはどれくらい珍しいのでしょうか?調べてみました。ちょっと古いですが、2014年6月25日の日本経済新聞にこんな記事がありました。「2013年OECD(経済開発協力機構)の34か国・地域の調査によると、中学段階の教員に占める女性の割合は、日本は39%(全体の平均は68.1%)、校長の中で女性の占める割合は6%で最低。先進国では、中学段階の教員の女性比率はのきなみ60%台で、女性の校長も40-60%であり、日本の低さが際立った。」と書いてありました。

皆さんはジェンダーギャップ指数というのをご存知ですか?世界経済フォーラムが毎年発表するもので、どれくらい男女平等が進んでいるかを示すものです。「経済活動への参加と機会」(経済参画)「政治への参加と権限」(政治参画)「教育の到達度」(教育)「健康と生存率」(健康)の4分野の14項目で、どれくらい男女平等かを指数化して、順位を決めます。全部で144か国の中の順位です。みなさんは、日本は何位くらいだと思いますか?予想してください。4択で聞きますから、挙手してください。選択肢は4つにします。144か国中10位以内・30位くらい・100位くらい・100位以上、では 挙手をお願いします。・・・

144か国中10位以内・30位くらい・100位くらい・100位以上

有難うございます。

2017年の日本のジェンダーギャップ指数は、144か国中114位でした。過去最低を更新しました。144か国中で、かなり男女不平等な国という指数ですが、皆さんの実感はどうですか?

もう少し詳しく見ます。4分野のうち、完全に男女平等なのが「健康」です。そして、「教育」もかなり平等です。中等教育までは、完全に平等。しかし、それが、高等教育になると100位台に落ちます。大きく言うと「政治」「経済」の分野で、男女の不平等が大きいので順位が悪いということになります。「女性の活躍」といわれる時代ですが、社会進出が遅れているということです。さっきの、校長の例で考えてみます。先進国では、女性の先生が60%いて、校長も40-60%くらいいるというのは、自然な感じがします。それが、日本では、たった6%ということは、考えてみるとおかしな話です。

「経済界」で最近話題になっている2人の女性がいます。一人は日本で初めて経団連の副会長になった女性。もう一人は、日本で初めて銀行の頭取になった女性です。私は、ニュースを聞いて、「日本の銀行には、女性の頭取が一人もいなかったんだということに驚きました。「いままで、頭取になりたい人の中に、たまたま女性がいなかった」という話ではありません。日本の「男女の不平等」を表している話だと思います。皆さんはどう思いますか?人口の半分が女性だったら、閣僚とか企業の社長とか、指導的立場の人の半分くらいが女性になるというのが自然だとは思いませんか。日本は、まったくそうなっていないので、ジェンダーギャップ指数が114位なのです。

みなさんは、高校生くらいまでは男女が平等な世界に生きています。マララさんのように「女の子も学校へ行きたい」と発言して銃で撃たれてしまうというようなことは、日本ではありません。しかし、社会人になると、男女不平等な世界に生きることになっています。そこでは、女性はマイノリティだと言えます。今、日本はいろいろと行き詰っています。もし、日本の指導的立場の半分を女性が占めることになったら、価値観が変わり、日本は変わると思います。皆さんに、頑張ってもらいたいです。

 

さて、この話を家で、自分の娘にしてみました。すると、「AKBの歌の歌詞をめぐるネットの炎上」という話を教えてくれました。HKT48の楽曲「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞です。私は知らなかったのですが、みなさんは、その歌をご存知じですか? 聞いてみます。

「アインシュタインよりディアナ・アグロン」を、聞いたことがある人は挙手をお願いします。

ありがとうございます。

歌詞の一部を紹介します。

〈難しいことは何も考えない 頭からっぽでいい 二足歩行が楽だし ふわり軽く風船みたいに生きたいんだ〉
〈女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい〉
〈テストの点以上瞳の大きさが気になる どんなに勉強できても愛されなきゃ意味がない スカートをひらひらとさせてグリーのように〉
〈世の中のジョーシキ 何も知らなくてもメイク上手ならいい ニュースなんか興味ないし たいていのこと誰かに助けてもらえばいい〉
〈女の子は恋が仕事よ ママになるまで子供でいい それよりも大事なことは そう スベスベのお肌を保つことでしょう?〉
〈人は見た目が肝心 だってだって 内面は見えない 可愛いは正義よ〉

 

この歌を女性蔑視(ばかにしている)と感じますか?

感じる・感じない・どちらとも言えない の3択で挙手してください。

では、

感じる・感じない・どちらとも言えない

ありがとうございます。

ネット上では、「ひどい歌詞で、歌っている女の子を傷つけている」という意見に対して、「ばばあのひがみ」などという反論が殺到して、炎上したのだそうです。わたしは、怖いなあと思いました。

この話を先生方にしたところ、英語の先生が、日本で暮らすカナダ人のお友達の話を教えてくれました。お子さんを公立の小学校に通わせている方だそうです。運動会で、自分の子供が躍るダンスの曲が、「女々しくて、女々しくて」という歌詞を連呼する曲だったことに、すごく驚いたんだそうです。先生が、そういう歌詞の曲を選んで、子どもに強制的に躍らせるということは間違っていると考えて、学校に抗議したんだそうです。さらに、その人が驚いたことは、周囲のママ友の反応で「流行ってる曲だし、別にいいんじゃない」くらいの反応だった。「日本は、いったいどうなっているのか」と言われたそうです。ホワイ ジャパニーズ ピーポーですね。カナダのジェンダーギャップ指数を調べてみました。144か国中16位です。114位と16位ではこれだけ、意識が違うと言ってよいと思います。

こういう問題を、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)と言います。カナダと日本では、例えて言うと、空気が違うんですね。「見えない偏見」・・・わたしたちは、意識せずに、「女性蔑視(女の子をバカにしている)」の空気を吸って生活しているということになります。

正直に言いますが、私もいままでジェンダーギャップ指数を知らなかったし、アンコンシャスバイアスのこともアンコンシャスでした。日本のこの空気は変えたほうがいいです。だから、みなさんも是非、一緒に意識して下さい。それが、わたしたちが日本の空気を換え、ジェンダーギャップを変えていく第一歩です。

 

さて、みなさんの生きていく未来の話をしたいです。

「東ロボ君プロジェクト」をご存知ですか?AI(人工知能)を東京大学に合格させようというプロジェクトです。現在の東ロボ君は、学習を重ねて、難関大学と言われているMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)に合格する偏差値に達したそうです。(でも、東大に合格することはないだろうという予測だそうです。)理由は、AIは人間の脳とは違うからです。たぶん、東大の入試問題には、AIの苦手な、人間の脳でないと解けないような問題が出されているからということだと思います。AIの知能は、人間の脳が持つ能力の一部でしかないそうです。一方で、AIが進化を続けて、人間の脳を超える時(シンギュラリティ)が、2045年にやってくるといっている予測もあります。(皆さんはアラフォーですね)でも、最先端のAIの研究者は、さっき言った理由で、それは、ないだろうと考えているそうです。

それにしてもAIの進化はすさまじく、10-20年後には、今ある職業のうち、半分がなくなるという予測があります。皆さん、自分の年を想像してください。20代から30代のころです。これはいい加減な話でなく、2014年に発表されたオックスフォード大学のれっきとした研究による予測です。なくなる職業があれば、新しい職業も生まれているはずです。大きな変化があるということです。

そういう時代を生きる私たちとくに若いみなさんは、AIにはない、人間の力を磨きたいですね。それは、どんな力だと思いますか?「答えが一つではない問題」「単純なルールでは、解決しない問題」そういう問題に、「自分の持っている知識や経験を総動員してみんなで協力して解決していくような力」です。

産業革命後、人類は発展を続け、こうしている間も人口が増加し続けています。もう、地球がひとつでは足りないくらいになってきました。地球環境が、人間の活動によって人間自身に悪影響を及ぼすものにかわってきています。地球温暖化は、肌で感じます。日本の四季のめぐり方が以前と変わってきています。今のように冬の寒さが厳しくなっているのに、突然初夏がやってことも温暖化の影響です。最近のニュースに、温暖化によって南極の氷が解け、それに伴って地中深くに眠っている莫大な量の天然の水銀(水俣病を引き起こしたもうどくですね)が、海に溶け出すのではないかという心配がありました。一方、サウジアラビアの王子が、日本のソフトバンクの孫さんと手を結んで、世界最大の太陽光発電のプロジェクトを始めようとしているという報道もありました。サウジアラビアの王子と言えば、石油の大富豪と思いませんか?その王子が「脱石油」を目指しているのです。私たちの生きている地球は、大きく変わろうとしています。

さっきの歌の歌詞を思い出します。「〈世の中のジョーシキ 何も知らなくてもメイク上手ならいい ニュースなんか興味ないし たいていのこと誰かに助けてもらえばいい〉」誰も助けてくれないと思います。地球上の半分の人が自分は何も考えずに、何もしなくても、誰かが助けてくれると思って今の生活を続けていたら、たぶん人類は滅びます。

皆さんの平均寿命は100歳を超えると言われています。これから90年後はどんな世界になっているのでしょう。変化が激しく、予測ができません。地球環境を人類にとって持続可能なものにするために、今、私たちができることをしなければなりません。一緒にがんばりましょう。

2017年11月27日 (月)

《中学》2017年度中学音楽会が開催されました

11月22日、中学音楽会が開催されました。

今回は本校創立100周年記念ホールにおいて開催される初めての中学音楽会になりました。保護者の方々にも大勢お越しいただき、日頃の取り組みの成果を披露することができました。

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生徒の取り組みについて、教員からの講評を以下に掲載いたします。

 

みなさん、音楽会お疲れさまでした。100周年記念ホールでの初めての音楽会はいかがでしたでしょうか。今年度は、新しいホールでの開催に合わせ、初めての2回開催となりました。午前は保護者をお迎えしての発表会、そして午後は実行委員主催の中学生が一堂に会した音楽会でしたが、それぞれにみなさんの美しい歌声と熱い思いが伝わってくる、とても素敵な音楽会となりました。

さて、この音楽会への取り組みは1学期の終わりの選曲からスタートしました。そして2学期の頭から練習を重ねてきましたが、本番ではこれまでの練習の成果を十分に発揮できましたか?取り組みは音楽の授業を中心に進めてきましたが、学年別リハーサルの時には、どのクラスもまだ曲の仕上がりが不十分で、音楽会に向かう気持ちも作れていないクラスがほとんどだったのではないかと思います。しかしそこからのみなさんの頑張りには、大きなエネルギーを感じました。最後まであきらめず、どのクラスも本当によく頑張り、当日の演奏では素晴らしい歌声を聴かせてくれました。音楽会を終えた今、心に残っていることは人それぞれ違うと思いますが、クラスみんなで協力し合い一つの音楽を作り上げた経験は、とても貴重なものだと思います。ぜひ今の思いを忘れずに、これからにつないでいって下さい。

 

それでは、各学年ごとの講評をお伝えします。Photo_3 中学1年生は初めて音楽会でしたが、とても素直で元気な歌声を聴かせてくれました。初めての取り組みで、思うようにいかないことも多々あったのではないかと思います。自分達でパート練習をしたり、クラスの中から選ばれた指揮者と伴奏者が中心となって練習を進めていくことは大変なことでしたね。でも、皆が協力し合い支え合いながら前向きに頑張ってきました。詩の内容を声だけでなく顔の表情や体全体で表現するということも、とても難しいことでした。しかし本番では、どのクラスもこれまでの苦労や努力が実り、表現しよう、何かを伝えようとする心のこもった演奏を聴かせてくれました。2部合唱のハーモニーのバランスもよく、しっかり声も出ており、素晴らしかったです。みんなで一つのものを作り上げることは大変だけれど、とても素敵なことですね。今感じているその気持ちをぜひ来年の取り組みにつなげていってくれたらと思います。

Photo_4中学2年生は、やはり中1の時とは違い心身ともに成長し、声も表現もとても豊かになりました。3部合唱に初めて取り組みましたが、昨年度の経験を生かしパート練習から自主的に取り組むことができ、美しいハーモニーを作り上げることができていました。詩の意味を考え深めるということも、それぞれが努力してきたことが演奏に現れていました。中1の時より曲が難しくなり、思うように練習が進められない時もあったのではないかと思います。そんな時もクラスがお互いにフォローし合う姿が見られ、最後にはクラスみんなの力で一つの音楽を作り上げることができたのだと思います。来年はいよいよこの音楽会においての最高学年となります。今年得たことを忘れず、来年はさらに素晴らしい合唱を聴かせて下さい。Photo_5 中学3年生は、やはり最高学年だなあと思わせてくれる演奏ばかりでした。まず、声量の違いに驚きましたが、やはりそれは、心で感じたことを音楽に乗せて伝えようとする思いの強さの現れなのだろうと思いました。どのクラスも深い内容の曲、そして技術的にも難易度の高い曲へチャレンジしていましたが、それらを指揮者と伴奏者とクラスのみんなが一体となって表現している姿に引き付けられました。詩の内容をきちんと掘り下げ、表現に結び付けていくことはとても難しいことです。しかし、みなさんはそれぞれの詩の内容を自分達に引き付けて考え、感じ、その思いを表現しようとしており、本番の演奏ではそれぞれのクラスの思いが伝わってくる、とても感動的な演奏となりました。この音楽会を通じて、きっとみなさんは、人と人とが心を交流させ一つのものを作り上げることの大切さを実感していることでしょう。音楽会は今年度で最後となりますが、ぜひこの行事を通じて得たことをこれからに生かしていってほしいと思います。

 

最後になりますが、今年度の音楽会を陰で支えてくれた実行委員会のみなさん、お疲れ様でした。今年度は音楽会が大きく変わった年でしたので、例年以上に負担も大きかったことと思います。みなさんがこの音楽会に向けてていねいに準備を進め、当日も臨機応変に動いてくれたお陰でスムーズに会を運営することができ、心に残る音楽会となりました。ありがとうございました。

2017年11月15日 (水)

《高校2年》 学習合宿

高校2年生は11月8日より10日まで2泊3日の学習合宿に出掛けました。この合宿では、一人一人が考えた学習計画に基づいて朝から夜まで自主学習を行うことで、受験を意識した学習体験を行うことが目標です。

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学校からバスで出発し、富士五湖の一つ西湖の宿泊施設へ向かいました。到着し昼食を終えて、早速学習に取り掛かります。英語の小テストや長文問題演習、小論文講座も織り交ぜたプログラムでしたが、基本的には自主学習をひたすら続ける学習です。長時間に及ぶ学習の中で集中力が続かなくなったときには、昼食後に気分転換に湖畔を散歩しリラックスする生徒もおり、乗り切ることができました。生徒同士励まし合い、各々の学習方法を見つけることが出来たのではないでしょうか。

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2日目の夜にはクラスHRでの語る会、3日目の昼食はほうとう作りに取り組みました。語る会ではそれぞれの進路や思いを共有することができ、ほうとう作りは麺作り、汁作りを分担し協力することでクラスの親睦を深めることができました。

 

受験は団体戦とも言われます。今回の学習合宿では、学習はもちろんのことですが、クラスの団結も図ることができ、大変充実したものとなりました。