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学園生活

2019年6月28日 (金)

《高校1年》 国語

高校1年生「国語」では、『デジタル社会』(黒崎正男)を読みました。

「私たちの行動の履歴はデジタル化されてネット上に永遠に残っているが、そのような個人情報の膨大な蓄積は、社会をどう変えるのだろうか」と考えさせられる作品です。

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本文を読んだ後に、班になって、3つの資料から考えました。

(資料1) NHKスペシャル『ネクストワールド 私たちの未来―第4回 人生はどこまで楽しくなるのか―』

(資料2) 日経BPのサイトから『ロボティクス社会 いつかは永遠の命に?デジタル人格がもたらすもの』

(資料3) マンガ『49日のブラックボックス』

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「実在した人間の人格をコピーしたAIは法律上さまざまな問題があって存在できるのは49日までとされている」(マンガ『49日のブラックボックス』)という一節を取り上げて、デジタルクローンには、どんな問題があるのかを考えて話し合いました。

話し合いの結果を、各班から発表しました。

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「四十九日は遺族が気持ちを整理して死を受け入れるための時間なのに、亡くなった人が生きているとも言える状態は、遺族の混乱やこれから先生きていくことの困難を生むのではないか」

「AIに自分はコピーという自覚があるのなら、すでに別人格だと思う。AIは亡くなった人がしなかったことをするわけで、それは亡くなった人の人格を侵害することになるのではないか」

「お金があればデジタルクローンとして永遠に生きられることになる。死の意味や人生の価値が変わってしまうだろう」

「日本のスタートアップが『自分のデジタルクローンに、仕事の一部をかわりにさせる』ことに挑戦しているが、それによって生身の人と人とのかかわりが薄くなってしまうのは問題だと思う。」

など、様々な問題が指摘されました。

次の時間は、各自が「意見を論理的に文章化する」課題に向かう時間になります。

2019年6月24日 (月)

《芸術鑑賞会》 

6月21日に、芸術鑑賞会を行いました。芸術鑑賞会は、2年ごとに開催している全校行事です。

今回は、劇団四季のミュージカルを鑑賞しました。

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ワクワクしながら現地に集合しました。

 

中学生は大井町の四季劇場〔夏〕で『ライオンキング』、高校生は日本大通りのKAAT神奈川芸術劇場で『パリのアメリカ人』を、それぞれ鑑賞しました。

 

どちらも、期待を裏切らないすばらしい舞台に感動しました。

みんなの心に残る、良い一日になりました。

2019年6月18日 (火)

《中学3年》 邦楽鑑賞会

613日(木)に、中学3年生の音楽授業の一環として邦楽鑑賞会が行われました。シュガーホールで箏や尺八の演奏を聴きました。

前半は「春の海」の演奏からはじまりました。今年はアメリカから尺八を学びに来られた方が演奏されていて、生徒たちも驚きの表情で鑑賞していました。「六段」の演奏では多彩な奏法が興味深く、また、尺八二重奏の「鹿の遠音」では西洋とは違った、拍子のない音楽も味わいました。普段なかなか聴くことのできないお琴や尺八の日本の音色を楽しむことができました。

後半は実際に尺八やお琴の演奏に挑戦しました。

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尺八は音を出すだけでも大変でしたが、音が出た時は歓声が上がりました。

お箏では、「さくらさくら」が弾けるようになって、 様々な奏法も試して楽しんでいました。

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最後は箏と尺八の伴奏で、全員でふるさとを歌って終わりました。
とても貴重な体験になりました。

 

2019年6月11日 (火)

《高校3年》 1群化学研究 実験「アミノ酸とタンパク質」

高3の理科は、最大で週に8時間の授業があります。その豊富な授業時間を活かして、大学入試に向けた問題演習に限らず、より理解を深めるための専門的な実験にも積極的に取り組んでいます。

今回は、化学の授業の中で「アミノ酸とタンパク質」に関わる実験を行いました。今年から1クラス分が新調された白衣に袖を通すと、気持ちは研究者そのもの。タンパク質中に含まれる成分を検出する実験、タンパク質の変性がどのような状況で起こるのかを確認する実験など、一人ひとりが真剣なまなざしで、目の前で起こる変化を楽しみながら実験を行っていました。

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2最後に、おまけの実験として、「指紋の検出実験」を行いました。白い紙に手を押し当てた後、ニンヒドリン溶液というアミノ酸を検出する試薬を吹き付け、アイロンであたためると、赤紫色に指紋が浮き上がってきます。まるで科学捜査員になったかのように、その様子を眺めているのが印象的でした。3

こうした経験をもとに、自然科学への探究心が養われ、大学、そしてその先の進路へと夢を持って学び続けていって欲しいと願っています。

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2019年6月10日 (月)

《球技大会》 

6月5日に、球技大会が行われました。

神奈川学園の体育行事の始まりは、1919年の第1回運動会です。袴で徒競走する生徒の写真が残っています。この時、「金栗四三を招いて、模範走を行った」という記録も残っています。

金栗四三は、今放映されている大河ドラマ『韋駄天』の主人公ですが、日本初のオリンピアンであると同時に、女子師範学校の教員になって女子スポーツの振興に取り組んだ人でもあります。

今日は、そこから数えて100周年目の体育行事です。

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開会式の後、5色の縦割りチームごとに集合して、準備体操を行いました。

 競技種目は、バスケットボール・バドミントン・卓球・バレーボール(高校)・ドッジボール(中学)の5つです。

≪バスケットボール≫

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5≪バドミントン≫

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≪卓球≫                                          ≪バレーボール≫

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学年を越えて応援しました。                            ≪ドッジボール≫

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楽しい一日でした。

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球技大会は、今年度最初の生徒会行事です。一緒に練習したりプレーしたり応援したり・・・球技大会の取り組みの中で、クラスの仲が深まりました。

2019年6月 7日 (金)

《中学3年》 横浜探検

5月9日、中学3年生は「国際」の授業の一環として、「横浜探検」を行いました。

自分たちの暮らす街を知って、海外研修で出会う方々に「横浜」を紹介できるようになることを目指します。

午前中は、5つのコースに分かれて「横浜シティガイド」の方と一緒に歩き、説明していただきました。

午後は、班ごとに自分たちで考えたコースを歩き、取材しました。

学んだことは、海外研修に持参するオリジナルアルバム作成の材料になります。

 

Ⅰ「横浜はじめて物語」コース

関内駅北口→馬車道→赤レンガ倉庫→神奈川県庁→開港記念館→関内周辺

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(生徒の感想から)

・・・ガス灯、馬車など色々なものが横浜の港を通して日本に入り、今の日本につながってきたんだなと考えることができました。・・・日常にあるのが当たり前なアイスクリーム、牛肉、エレベーター、防火壁、鉄橋などがこの横浜発祥であることにとても驚き、「横浜ってかっこいいな!」と思いました。・・・

 

Ⅱ「外国人の住んだ街横浜」コース

日本大通り駅→開港資料館→山下公園→インド水塔→中華街

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 (生徒の感想から)

・・・横浜開港資料館の中にある「たまくすの木」は江戸時代からあって、ペリー来航時に描かれた絵にも描いてあり、関東大震災や戦争も乗り越え今も立派に立っていてすごいなと思うと同時に、横浜のいろいろな歴史を見てきた木だなと思いました。開港するタイミングが違っていたら、歴史は変わっていたのかなと思うととても興味深いなと思いました。・・・

 

Ⅲ「開国・開港をした横浜」コース

日本大通り駅→日本大通り→開港記念会館→象の鼻→開港資料館→山下公園

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(生徒の感想より)

・・・一番心に残ったのは、ファサード工法のことです。横浜には、正面だけを昔の建物そのままにして、後ろは現代のものという方法で建てられた建物がたくさんあるということがわかりました。昔の面影が残る建物があるのは、建てた当時の昔の人の苦労と、その建物と文化を現代に残そうという人の苦労があるからです。昔の建物を現代に伝えて有効活用していることに感動しました。・・・

 

Ⅳ「居留地に見る横浜の移り変わり」コース

元町中華街駅→みなとの見える丘公園→山手→元町商店街

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(生徒の感想より)

・・・私は、外国人居留地を散策しました。アメリカ山にはバラの花がたくさん咲いた庭があり、緑も多くて、休みの日にもう一度来たいと思いました。・・・外国人が住むことにより文化が伝わったことはよいのですが、山手に元々住んでいた住民が、外国人が住むことになって追い出されてしまったという歴史があります。少し複雑な気持ちになりました。・・・

 

Ⅴ「水道道を歩き、横浜の発展を知る」コース

西横浜駅→水道道→野毛山公園→ちぇるる裏の公園→桜木町広場

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 (生徒の感想から)

・・・私たちは水道道をガイドさんと一緒に歩きました。横浜は坂が多い街だと知っていましたが、水道道にも激しいアップダウンがあります。このアップダウンを利用して当時トロッコを使って水道管を運んだと教えてもらいました。・・・開港後に増えた人口に対応するために水道を通したと知って、昔の人の知恵と努力はすごいなと思いました。今は、便利な世の中になりましたが、昔のことを振り返ると、資源は無駄にしてはいけないと思いました。・・・

2019年6月 5日 (水)

《高校2年3年》 18時以降の自習室が始まりました

6月3日から高校2年生と3年生の希望者が利用できる「18時以降自習室」が始まりました。登録者数は100名弱。多目的室を自習用スペースとして活用します。

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18時でいったん一般生徒は下校し、登録をした生徒のみが利用します。教室で自習していた高校3年生、部活動を終えた高校2年生が集まってきました。自習を開始する前に、登録カードを機械にかざして入室を登録します。そうすると、保護者にもメールが届くシステムです。

 

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自習の様子はとても集中しています。19時50分に係の先生が声をかけるまで使うことができる自習室。自学のペースづくりに役立っています。

 

2019年5月24日 (金)

《高校2年》 探究

人権・生命倫理チームで生活援助削減について考えました

 高校2年生の総合学習「探究」は5つのチームに分かれ、それぞれのテーマに基づいて様々なテーマを取り上げています。人権を生命倫理の観点から考えるチームでは生活援助削減について考えました。「人生100年時代」においては、誰もが直面する可能性のある「老い」や「介護」。それを支える介護保険や介護報酬は、実は身近な問題です。

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「もし自分が高齢者になったら何が必要か」という問いかけには、どんどん答が出されます。生徒から挙がった「お金」という答をきっかけに、2000年に介護保険が導入されたこと、その仕組みなどが説明されました。介護に携わる人が増え、介護報酬が安定して見込まれるため、介護施設が増えたという説明に納得の表情を浮かべていました。

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介護報酬は公の財源から支払われるため、3年ごとに見直されます。削減された年には介護施設の倒産件数が増加しました。グラフの推移から「事実」と「要因」を読み取っていく場面でした。基礎事項の説明が終わったところで、事前に配布していた新聞記事から「生活援助削減のメリットとデメリット」をグループで選び出します。今回は機械的に賛成派と反対派に割り振ったので、丁寧に新聞記事を読み込んでキーワードを探していました。

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最後には「賛成派」の記事を読んだ生徒と「反対派」の記事を読んだ生徒がグループとなり、お互いの意見を聴き合いました。どちらの意見にも説得力があり、「どうしたらいいのかな」という声も聞こえてきます。自分の家族について語ったり、将来目指す仕事に引き付けて語る生徒たちもいました。

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話し合いが進んだところで、割り振られた新聞記事にとらわれずに、生活援助削減をどのように思うかを全体に尋ねました。削減反対と考える生徒が若干多かったようですが、結論を迷う様子も見られました。授業の後に意見文を書く課題が出され、次回はそれぞれの意見をより深めることから探究学習が始まります。

 私は、生活援助削減に賛成です。

 理由は、まず初めに減額したところで、介護が減るわけではないと思いました。減額すると事業者に払われる給与は減るが、介護の質は減るとは思いません。もし、周りの目が必要ならば、地域で協力する体制を作り上げたらいいと思います。例えば、回覧板をチャイムを鳴らして、顔を見て渡すなどということができたら、最低限の安否の確認はできると思います。

 入浴などの、より高度な介護ができる人が、買い物や食事作りなどをするのは能力がもったいないと思います。なので、高度な介護は高度な人がやるなどといった、ランク付けのようなものにして、簡単な介護との値段差をつけたらいいと思います。

 

私は生活援助削減に反対します。それは援助が必要な人の命に関わる緊急事態を見逃しかねないからです。

生活援助は誰かの支えが必要な障害を持っていたりして、家族では面倒を見きれない、さらには家族などの身近な人物がいないような人が必要としていると思います。それなのに制限をかけてしまえば何かあった時に自分一人だけでは対応しきれず、最悪の場合は死につながることさえもありえてしまいます。高齢者社会になっていく現在、ひとりひとりの見るのは大変だと思いますが、援助の削減はすべきではないと考えました。削減によるメリットで高齢者が自立できる機会が増えるというのがありましたがそこは生活援助の時間を減らすとかではなく、援助していく中でできそうなところは任せてみるなどの形を取るべきです。やはり、助けてくれる誰かが近くにいることが命を守ることにつながる大事なことなのだと思います。

 

 

 

 

《中学2年》 小網代の森研修

5月11日(土)、これ以上ない晴天の中、中学2年生の「小網代の森研修」が行われました。

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三崎口駅から20分ほど歩くと、小網代の森の入り口に到着です。

ここから現地のガイドの方にお話を聞きながら、川に沿って森を散策していきます。

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高い木々の生い茂る上流から、中流域、下流域と下っていくと、そこで見られる植物や生き物も大きく変化していきます。

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人間が光の射し方や水の流れを管理することで、自然を守っていることの大切さをガイドの方から教えていただきました。

川が海につながると、上流域とは見違えるほどの開けた景色が広がります。

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生き物講座では、普段は出会えない森や海の生き物たちについて学びました。

様々な種類のカニや、大きく育ったカブトムシの幼虫に、生徒たちは興味津々です。

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お昼を食べた後は、海岸に出てカニのダンスを観察しました。

生徒たちは、事前に学習したことを実際に自分の目や耳で確認し、学びを深めることができました。

《中学1年》 理科

中学1年の理科では、植物の「根と茎」について学習しています。

今日の授業は、生物室で顕微鏡を使って、ブロッコリーとアスパラバスの「茎」の観察をしました。

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はじめに、先生から今日の作業についての説明がありました。

「『道管』と『師管』を合わせて『維管束』といいます。それを顕微鏡で見て、スケッチします。」

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染色された茎の入ったシャーレと、切片のプレパラートを各班で持って来て、それぞれ観察しました。

顕微鏡の扱い方も、だいぶ慣れた様子で、てきぱきと取り組んでいます。

「顕微鏡はどこを持つ?」「アーム」

「最初の倍率は?」「低く」

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顕微鏡の焦点がうまく合わなかったり、わからないことがあったりすると、班内で声を掛け合って、教えあっています。

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各自、顕微鏡でのぞいては、スケッチしています。

「維管束」をよく観察すると、必ず「師管」よりも「道管」の方が内側になっていることに気づきました。

「植物が生きるのに一番必要なのは水だから、道管ができるだけ傷つかないように、内側にあります。」という先生の説明に、頷いていました。