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授業・進路

2020年11月20日 (金)

中1美術  教育実習生による陶芸の授業

中1は教育実習生の指導の下、粘土で花びんを作る課題に取り組みました。

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実習生は現在美術大学で学ぶ本校卒業生です。約10年前、自分が中1であった時に取り組んだ課題を今回は教える立場になって母校に戻ってきました。

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粘土は自由に形を作ることができ、何度でも作り直すこともできますが、逆にそれを上手にコントロールできないとなかなか思い通りの形にできず苦労します。実習生も「中1の時はあまりうまく作れず立体の作品制作に苦手意識を持ってしまったが、今回教材研究をする中で陶芸の面白さを再発見したのでぜひそれを生徒に伝えたい」といっていました。

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実習生の指導に応えるように、生徒たちは試行錯誤を繰り返す中から次第に粘土の特性をつかみ、立派な花びんを作り上げていきました。

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完成して色見本から好みを選んで指定した作品は、乾燥させた後陶芸家の方に焼成していただき2月ころ手元に戻ってくる予定です。楽しみです。

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~生徒の感想~

O先生(実習生)の授業が楽しくてとても分かりやすかったので小学校ぶりの陶芸でも上手に楽しくできたと思いました。段々細くなったり太くなったりするところがすごく難しかったです。小学校のころ作ったものは上手に作れなかったけど、中学生になってちょっとレベルアップして上手に作れたんじゃないかと思いました。すごく楽しかったです。(S.M)

 

最初に予想していたものと全然違うのができました。けれど、とても滑らかにできてよかったです。粘土は幼稚園で遊んだのと、小学校の図工の授業でしかふれたことがありませんでした。でも、久々に粘土をやってみて、粘土ってこんなに楽しく、色々な物が作れるのだなぁと感心しました。もしかしたらもう粘土にふれることはないかもしれないけど、もっともっと色々な物を作ってみたいです。(T.S)

 

2020年11月13日 (金)

高2探究 ミニ発表会でお互いに刺激を受けました

11月11日(水)、この日の<アート&デザイン>グループは、各自のテーマの“さわり”の部分をスライドを使ってプレゼンし、共有しました。

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「スライド2~3枚、5分で」という指示でしたが、10枚以上のスライドで自分がテーマとして扱う場所を紹介してくれた生徒もいました。どの生徒も自分の興味関心や問題意識から出発しているので意欲的で楽しそうです。

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これまでにも二度ほど各自のテーマをクラスやグループで語る機会がありましたが、画像とともにより具体的に話してもらうとどのテーマも面白そうで、お互いにこれからのレポート作成や作品制作に期待感がふくらみました。

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2020年10月16日 (金)

高1FW  全体学習  「戦争と平和」を考える

1015日国内フィールドワークの全体学習最終回でした。テーマは「戦争と平和」。これまでに高校1年生が積み重ねてきた平和学習を振り返りながら「戦争とは何か」「戦争は人々から何を奪い取ったのか」を考える機会となりました。

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担当の先生が最初に示したのは「戦争は圧倒的な暴力であり、理不尽に様々なものを破壊し、奪い去っていく」ということでした。フィールドワークの方面の一つ、沖縄にある「平和の礎」を訪れる方々の言葉や刻まれた名前から戦争が奪ったものは何か、と考えました。刻銘一つとっても、「伝えなくてはならない」という使命や意義を感じつつも「刻銘を拒む人たちがいる」という現実に言葉を失う思いでした。

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亡くなった方をどのように追悼するのか、は残された方々や現在生きている私たちに常に投げかけられている重い問いです。戦争を味わった一人ひとりにとって戦争の傷跡は生々しく今も残っており、「語ることができない」傷となっている方々も多くいます。沖縄に限らずフィールドワークで訪れる場所には、その場で見るものや聞く言葉の向こう側にある事柄に思いを馳せたいと思いました。

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「日常の中の戦争」というテーマで、1970年代に横浜市緑区(現・青葉区)で起きた「米軍機墜落事故」について語られました。これまでほとんど知る機会がなかった事故の実態は凄惨なものであり、今も軍用機が神奈川の空を飛んでいる現実と共に、日常の中に「戦争」は未だに続いているのではないかとメッセージを生徒は真剣に受け止めました。

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最後に、学年担任団の先生から、高校1年生が今までに学んできた「戦争」「平和」についての学習の機会を丁寧に振り返る時間がありました。懐かしい写真を見ながら、今に続くテーマであり、自分たちが直接お話を聞くことができる最後の世代かもしれないという使命感を持ちながら、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

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2020年10月 9日 (金)

高2探究 「建築」についての講演会を開きました

10月7日(水)7校時、「建築」に関することを探究のテーマにしている生徒が多い<アート&デザイン>のグループは、小林篤史先生(湘南美術学院 建築科主任)をお招きし、お話を伺いました。

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  私たちにとって身近で興味をかきたてられる建築の分野ですが、例えば「建築家」として名前を冠される人と実際に設計している人は違うこと、また木材をふんだんに使ったぬくもりのある建築で有名なあの建築家の作品も実はエコでも美しくもないという指摘から、私たちがよく知らない建築の現実や別の視点に驚かされました。

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  長く建築系大学進学希望者の夢を実現してこられ、学校で建築の話をするのが好きだとおっしゃる小林先生。カラーの資料や重たい書籍をたくさんご準備いただき、そして生徒たちの探究テーマには一つずつに温かい励ましの言葉をかけていただきました。講演終了後は探究についての質問だけでなく進路の相談も下校時刻まで途切れることがありませんでした。

 

 

2020年10月 6日 (火)

中2総合  「流域地図」展示が始まりました

中学2年生総合のテーマは「環境」です。夏休みから継続的に取り組んでいる「流域地図」展示がS館1階展示ギャラリーで始まりました。中学高校の区別なく、沢山の生徒が立ち寄る場所です。丁寧に書き込まれた地図にじっくりと見入っている生徒たちがいました。

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写真での紹介になりますが、生徒の力作をご覧ください。

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お互いの学びを共有できる場になっていることが素敵です。中間テストまで展示していますので、沢山の生徒や教員が中2生徒の力作から学ぶことができます。

2020年10月 5日 (月)

中3国際   「外国人労働者」について

 中学3年生の総合学習のテーマは「多文化共生」です。これまで、日本の中の多文化共生について考える学習を積み重ねてきました。ロールプレイや調べ学習などに積極的に取り組んでいます。9月18日には記念ホールで学年全体会を開き、「外国人労働者」について考えました。

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 担当の先生からは「”労働者”と”女性労働者”のような区別はしませんよね?」「なぜ”労働者”とは別に”外国人労働者”という区別する言葉があるのでしょうか?」と問いかけがありました。その後、1990年代にスタートした技能実習制度から、昨年入管法が改正され、さらに外国人労働者を増やす法改正に至るまでの現状を学びました。

 

 さらに様々な制限がありながらも日本で働く彼らにとって、労働者として自尊心を持って働ける制度なのかどうか、ということを考えました。そして最後に、このコロナ禍の中でこうした外国から働きに来ている人が孤立しているという現状を知りました。

 

 その後、教室でグループ討議を行いました。日本に来る人たちの立場、受け入れる日本の立場を踏まえながら「日本で働く時にどんな条件を設けたらよいのか」ということについて、中学生ならではの視点で意見交換しました。身近な問題として捉えなくては、という意識が生まれる時間となりました。

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2020年9月24日 (木)

中学1年美術 「一版多色木版画」

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中1美術では現在「一版多色木版画」に取り組んでいます。

テーマは「動物が住む世界」です。

まず図鑑やChromebookで検索した画像を参考にしながら動物が暮らしている場面を描きました。それを板に転写し、彫刻刀で彫って版を作ります。その版に黒い紙を固定し、少しずつ水彩絵具で色を付けながら刷り取っていきます。

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彫刻刀の扱いに苦労したり、色がうまく付かなかったり、試行錯誤しながらの作業ですが、黒い紙に少しずつ自分が描き、彫った絵柄が現れてくるのは面白い体験だと思います。

完成した作品は、例年通り3学期の「版画書道展」で全員展示する予定です。

2020年9月11日 (金)

高1学年  国内フィールドワーク全体学習「社会問題をどのように自覚するか」

国内フィールドワーク全体学習が始まっています。今回は「グラフの読み取り方」から「情報発信の仕方・受け方」を考えたり、コロナウイルスが生み出した様々な課題の一つである「差別・偏見」の問題について考える機会となりました。

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最初に二種類のグラフが示され、コロナウイルスの感染を報じるニュースが読み上げられました。一つは「感染が収まっていない」というもので、もう一つは「感染が収まってきた」という中身です。実は同じ数字を扱いながら数字の切り取り方を変えたものでした。グラフの見せ方によって同じ数字が全く違う意味を持つことが実感できる場面でした。

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次に提示されたのは「差別・偏見」についてです。フィールドワークで訪れる方面である水俣は、差別・偏見に苦しんだ地域です。そこに暮らし、現在は語り部も行っている杉本肇さんの言葉が紹介され、差別を受けた方々の苦しさを思いました。その一方で、行政の指導に従って、水俣病が伝染しないように、と直接お金を受け取らない工夫をしたお店の方の話も紹介されました。現在のコロナ禍でお釣りの受け渡しを直接しないことが想起される話であり、「差別」が含む問題の難しさを感じました。

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 最後に生徒に投げかけられたのは「「差別はしない」というけれど」という問いかけです。「差別は悪い・しない」ということはとても大事なことですが、なぜそれが起こるのか、という背景を分析するものでした。

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画面を通して生徒たちには「新型コロナウイルスに感染した人がいたとしたら、それは本人のせいだと思いますか」という問いが投げかけられました。6段階の選択肢を見ながら自分の考えに近いものを挙手して選ぶ場面もありました。その後、日本、アメリカ、イギリス、中国などで得られた結果を提示しながら「結果の違いがあったとしたら、それは何故だろう、と考えることに意味がある」というメッセージが送られました。

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様々な問いかけやメッセージを生徒たちは真剣に受け止め、自分の考えを言語化していきます。一つひとつのテーマを「自分ごと」として考えることで、確実に問題意識が育っていくのではないかと思いました。

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2020年9月 7日 (月)

高3総合  面接の心得を学びました

高校3年生の総合の時間、入学試験や就職でも役立つ「面接の心得」をクラスで共有しました。生徒たちは、自分が面接の場にいることを想像しながら担任の先生のお話を聞いていました。

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最近ではオンラインでの面接も増えています。ZoomやMeetを実際に使って、面接官にきちんと向き合う練習も取り入れたので、実際の場面を想像できました。

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友だち同士ペアになって「高校生活で一番印象に残っていることは何ですか」「最近関心を持ったニュースは何ですか」と質問しあっていました。緊張する場面でも今回の練習を思い出せるとよいです。

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2020年9月 1日 (火)

中2総合   「流域地図」を作成しています

中学2年生「総合」のテーマは「環境」です。理科や社会科の視点を複合的に取り入れながら、人間にとっての環境とは何か、を考え続けています。2学期が始まってすぐの総合では「流域地図」の作成が進んでいました。

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夏休みには一人ひとりが「自分が住む場所を流れる川の流域を調べてみよう」という課題に取り組みました。人間が区分した市区町村単位ではなく、川の流域という大きな視点で地域を見つめます。タブレットを開いて真剣に川の流域を調べている生徒もいれば、友だち同士で夏休みに訪れた川の情報を交換し合っている様子も見られました。それぞれが生き生きと語っている様子が印象的でした。

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多摩川の源流をたどった時に、川の長さと流域の大きさにびっくりした、と語っている生徒がいました。鶴見川源流を家族で訪れて、その様子を写真に撮っていたり、小机にある流域センターで治水や生きものについて学んできた生徒もいます。一人ひとりが暮らす地域を紹介するので、興味を持って取り組めています。

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最終的には模造紙に地図を描き、周辺の情報を整理してポスターを作ります。その発表会は9月17日に予定されています。きっと豊かな発表会になると思いました。