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授業・進路

2020年7月13日 (月)

《中学2年》 体育「ダンス」

中学2年生の授業は、ヒップホップの要素を取り入れたリズムダンスを練習して学期末にグループで発表します。5月のオンライン学習の時から配信をはじめ、完成形を家庭で視聴すると共に、ブレない動きをつくる体幹トレーニング、課題テストの足のステップ、手の振り付けなど全体の動きを分割して学んできました。

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 自宅でのオンライン学習期間のダンスは、運動不足解消となるだけでなく、気分転換やストレス発散にもつながったようです。Wi-Fiがつながりにくかったり、ご家族とPCを共有していたりなどの事情もある中、動画を完全に覚えてくるなど、生徒一人一人が自分なりに努力できていました。楽しみながらよく頑張っていると感じます。様々な状況を考慮し、6月最初の授業は一部マスクを付けての活動もあったことから休憩や水分補給をこまめにとるなどゆっくりスタートしました。

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ダンスの授業は、リズム感はもちろんですが、「大きく動けること」を主な目的に置いています。狭い足幅で手先だけで小さく動くよりも、インナーマッスルから大きく身体全体を使って踊れる人になってほしいからです。中学生はすぐに順番を覚えられることもあり、自分を「表現」出来るように創作部分の課題に挑戦しています。この日は、iPadで撮影して自分たちが練習してきたものをグループでチェックして、よりよいものにしようと頑張っていました。

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 出来ないステップが出来るようになり喜ぶ人がどんどん増えています。テクニック、順番を覚えようとしているため、今は必死の表情ですが、笑顔もたくさん溢れてきています。何より一緒に学校生活を送ることができ、授業に参加できることが、本当に楽しいと感じています。発表が楽しみです!!

 

 

 

 

2020年7月10日 (金)

『中1 数学 グループで説明し、文字式の理解を深めよう!』

中学1年生は4月~6月のオンライン学習と分散登校を経て、現在文字式の単元が終わったところです。例年の通常対面授業とほぼ同じ進度です。

今日は、対面で、文字式の利用の場面におけるグループ活動です。答えを求める問題ではなく、異なる4つの式が与えられ、その式の意味を分担して考え、一人ひとりが説明していく活動です。初めてのグループ活動でしたが、一人ひとりが相手に説明しようと努力する姿が多く見られました。また、説明していく中で、オンライン学習で取り組んできた文字式の表し方の決まりや分配法則の復習にもなりました。最初は少し緊張している様子も見られましたが、徐々に活発に話し合う雰囲気になりました。

数学は個人で問題を解くというイメージがありますが、神奈川学園ではどの学年でも適宜グループ活動を取り入れています。今後も多様な見方ができたり深められたりする場面でグループ活動を取り入れ、低学年のうちから数学を通して、他者に説明をする力や他者と協力する力も育てていきたいと考えます。

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<生徒の感想をいくつか紹介します>

  • n番目を考えるのは難しかったけれど、解き終わったときはスカッとしました。
  • グループワークすごく楽しかったです。一見答えが違うように見えても、分配法則を利用するなど計算すると同じ答えになることが分かりました。
  • 自分では考えつかなかったことも、グループで協力すると分かるし、相談できるのも良かったです。
  • 式だけではなく、図を使って表すととても分かりやすいことに改めて気付きました。
  • 少し問題が難しかったけど、こういうのにも慣れていきたい!

2020年7月 7日 (火)

《中学2年》 家庭科  編み物の授業が進んでいます

76日から一斉登校が始まりました。約1か月に及ぶ分散登校期間を経て、やっとクラス全員で集まることができます。学校中に活気が戻ってきました。

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2家庭科ではタブレットを活用した編み物の授業が始まりました。一人一台タブレットを持っているので、先生が投稿した編み方の動画をじっくり見ながら進めていきます。全体には黒板を使った説明もありましたが、動画を手元で見ながら自分のペースで進められることが生徒の安心と達成感につながっています。

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 タブレットに映し出された動画を止めてじっくり見入っている生徒もいれば、友だち同士教え合っている生徒たちもいました。自由でくつろいだ雰囲気がありながらもそれぞれが真剣に課題に向き合って「編めるようになりたい」と思っているのが伝わってきます。

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担当の先生は机間巡視をしながら生徒一人ひとりに言葉をかけ、励まします。先生に安心して質問できることもあり、生徒たちは熱心に編み物に取り組んでいました。

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オンラインとの組み合わせで、対面でも家庭でも自分のペースで取り組むことが可能になりました。数か月かけて生徒たちは自分の作品を作り上げます。毎年大きな達成感を得られる「編み物」で、今年度はどのような作品が出来上がるのか、楽しみです。

 

 

2020年7月 6日 (月)

《高校1年》 進路「社会人の先輩からお話を聞いてみよう!」

高校1年生は、いよいよ自分自身の進路についてじっくりと向き合う時期に差し掛かってきたということで、高校に入学した4月から、この春卒業した先輩からお話を伺ったり、自分自身の興味関心について考えてみたり、学問について調べてみたりといった課題をオンラインで積み重ねてきました。今回は、目の前の文理選択や大学進学というところにとどまらずに、10年後、20年後にどのように生きていたいかを考えるきっかけとして、社会人となっている先輩方のお話を伺いました。本当ならば直接お話していただきたいところでしたが、現在の状況も考え、動画や文章でメッセージを送っていただきました。

 

最初の動画は、高校時代は理系を選択していたものの、文系理系で分けられていることにまだ違和感を覚えていたH.Iさん。国際基督教大学リベラルアーツ学部に進学し、興味のある学問を幅広く学ぶ中で、最終的には開発研究学を専攻され、フィールドワークなどに精を出されました。卒業後も自分自身のスキルアップのために2回転職され、自分のやりたいことを追究しながら活躍されている様子に「かっこいい」という声があがりました。

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 続いて高校時代は吹奏楽部に所属し、忙しい毎日を送りながらも、社会科の教員になりたいという夢を持っていたM.Dさん。上智大学外国語学部英語学科に進学し、1年間のカナダ留学を経て、大学卒業後はカナダの大学院で日本語学を研究しながら、現地で日本語を教える教師になるべく、努力を続けられています。同級生は就職して働いている中、自分の夢に向かって努力されている姿に、驚いている生徒も少なくありませんでした。

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 進路通信では、4人の方の文章を紹介しました。神奈川学園のフィールドワークで訪れた水俣での経験が土台となり、桜美林大学リベラルアーツ学群を卒業後、社会科の教員になったものの、アフリカの貧困問題に対して自分ができることは無いかと考え、現在カナダで暮らしているA.Tさん。「食」の観点からの国際貢献がしたいと東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科に進学し、卒業後は地域おこし協力隊などを経て、現在は長野県で農業に従事しているT.Yさん。理系女子にあこがれて上智大学理工学部化学科に進学し、理科の教員も経験しつつ、芸能事務所に勤務しているT.Tさん。中高時代の部活動の経験をもとに、将来は教員になるのだと青山学院大学教育人間科学部教育学科に進学したものの、教育とICTの関係に興味を持ち、IT系の企業に就職したK.Tさん。それぞれ、神奈川学園での学びを土台にしながらも、興味関心の幅を広げ、自分自身の意志を貫いて生きている姿が、これから進路を選択していく生徒たちの背中を押してくれているように見えました。

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 【生徒の感想から】

 

大学に行くか、どんな大学に行きたいか、就職するか、など選べることが幸せなんだと思うことが大切だなと思いました。「今思えば」という表現をしていたのが印象的でした。その時はふわっと選択しているかもしれないけれど成長してそのときの大切さ、それが自分の人生の糧になっていくことを知ることが多いんだなと思いました。

また、選択のときについて考えさせられました。自分としっかり向き合って話し合い、自分の意思で決めることがどんなに大切かがわかりました。私は最近自分の価値観が多少ではあるかもしれないけれどかわっているなという実感がします。高校生になって少し社会のことを考える機会がでてきて、視野が広がったからかもしれないけれど、本当に興味のあることがどんどんでてきたなと思います。数年後はどうなるかわからないけれど、今の自分に寄り添って自分の好奇心や冒険心を刺激される選択をしていきたいと思います。高校生という大切な時間をめいっぱい楽しんで過ごしたいと思います。どちらの先輩方たちも自分の行きたい道を楽しんで進んでいるなと思いました。今までは四年間大学に通ってその後は就職するという道しか考えていなかったけれど、別にそうと決まったわけではないんだなと思いました。その時その時によって自分のやりたいこともあると思うけれど「自分はここに行く!」としっかり決めるのではなくて、「これならやってもいいかな」とゆるく考えるのもいいんだなと思いました。とてもためになるお話だと思いました。

 

いろいろな人の話を読んだり聞いたりすることが多くなっていて思うことが本当にいろんな道があるんだなということです。人の数だけ、人生や選択があるというか。。。でも、どの先輩方も自分でしっかり考えて、自分の意思でその選択を選んでいっているので、その選択に自信を持っているというか、キラキラしているというか、そんな感じがしました。私もそういうふうになれるように、自分のやりたいことや興味のあることを選択をしていきたいと思います。

また、逆にふわっと決めすぎて、これはやっぱ面白くなさそうだから、、、など頑張らずにやめることもないようにしたいと思います。面白そうとか、やってみたいと思ったことはとりあえず自分のできるところまでやり、それでしっくり来なかったらちがうことにも挑戦してみる。そういうふうにしたいと思います。今までは一般的な考え方(多くの人が進むような)道しか考えたことがなかったけれど、そういう進路ではない人もたくさんいるのだということがわかりました。私も一般的な考え方に囚われすぎないように自分の道を決めていきたいです。

 

私は何かを選んだり考えたりすることが苦手です。普段から優柔不断で人の意見に賛同してしまうことが多いです。今はまだ自分で選択をするということはあまりないけど大学生に進学するとき就職活動をするとき、社会人になったときは沢山の選択をしなければならないと思います。でもお話を聞き自分のやりたいという気持ちを貫こうと思いました。はいといいえをはっきりしていきたいです。選択肢がありそれについて悩むことができ、選べることは幸せなんだと思ったので感謝を忘れずに自分の人生を大切に出来るような職業を一步ずつ探していきたいと思いました。また、高校を卒業したら大学に行き働くというのが今の社会の固定概念になっているように思います。でも、学びたいと思ったら何歳からでも大学に行くことは出来るし働くことも出来る。このことを忘れずに今後を過ごしていきたいと思います。もし自分がやりたくないと思ったら次の選択肢を選ぶことの出来る環境なので自分に嘘をつかないでいきたいです。失敗を恐れて後悔するのは嫌なので少しでもやりたいと思ったらチャレンジをすることを大切にしたいです。貴重なお話をありがとうございました。

 

みなさんのお話を見て一番感じたことはやりたいことをやるということです。私も小学校の頃には今とは違う夢を持っていたし高校、大学、社会人になったらまたやりたいと思うことが変わるかもしれないけど、今は今の自分の夢が実現するように頑張りたいと思いました。私は今まで大学を卒業して社会人になったら自由にやりたいことはできず学ぶことは出来なくて働き続けなければならないと思っていました。だけど今回お話してくれたみなさんは自分がやりたい、学びたいと思うことを突き通していらっしゃるので本当にすごいなと思いました。私もネガティブ思考にならずポジティブ思考で頑張ろうと思います。意見をはっきり言えていつまでも夢を持てるようなそんな大人になりたいと思いました。

 

 

2020年6月24日 (水)

中1英語   英語でのコミュニケーションを楽しんでいます

現在は分散登校のため、中学1年生は週2回登校しています。英語の対面授業では、オンライン学習で学んだ表現を実際に友だちや先生と練習する機会を設けています。自宅でじっくり学んだことを試すことができ、前向きに授業に参加していました。

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“What animal do you like?”と先生に質問されるとすぐに”I like cats.”と答が返ってきます。友だちとはインタビューシートを使ってパターン練習をしました。どんな質問が出されるのか、ちょっとドキドキしながら耳を傾けました。机が離れていますし、マスクをしているので大変ですが、はっきりと発音して友だちに伝えようとしています。

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今日のテーマは「時間」です。”What time do you usually get up?” “I usually get up at seven.” 電子黒板に時計が示されるとすぐに時刻を言うことができます。更に、一日の様子を訊き合う練習を通して、正確に時刻を英語で伝えられるようになりました。

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対面授業では基本的な英文を書く機会もあります。英語で身近なものを言えたり、質問できたりすることで、もっとたくさんの表現を覚えたいと意欲的に取り組んでいます。コミュニケーションの楽しさを味わいながら、一緒に頑張りましょう。

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2020年6月16日 (火)

【高校美術】

休校中、高校美術の配信課題として本の挿画の制作を課していましたが、登校が再開し、その作品が集まってきました。

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 今回の課題文は、宮沢賢治の「やまなし」でした。「小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。」で始まるカニの親子のお話ですが、想像力をかき立てられ、それゆえ絵にするには構想力と表現力が求められる文章です。「カニをそのまま描かないで」という条件をつけたので、それをどのように解決するかも楽しみでした。

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F事前のオンラインでの提出からすでに画像をクリックして開くたびに「すごい」「やった」とつい声が出てしまう作品でしたが、実際に手にしてみて「これか」とまたしても感嘆の声を漏らしてしまう力作ぞろいでした。外出のままならない不自由な状況で、しかし自由な想像と表現の世界へと繰り出した生徒たちの努力する様子が目に浮かびます。

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2020年5月29日 (金)

中2総合 マーシャルから手紙が届きました。

昨年度中学1年時の総合学習テーマは「平和」でした。第五福竜丸事件を多角的に学びながら、現在に繋げて「平和」「非平和」を学び、考える取り組みを継続的に行いました。その一環として、『Longing for My Home Island (ふるさとにかえりたい リミヨおばあちゃんとヒバクの島』(写真:島田興生 文:羽生田有紀)を読んでマーシャルの学生に手紙を書いています。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でお手紙のやり取りができるのか心配されましたが、無事にそのお返事が届きました。オンラインでお手紙を届けるスタイルになりましたが、生徒たちはとても喜んでマーシャルからのお手紙を受け取っています。その様子をお伝えする中学2年生の通信と生徒の感想の一部を紹介します。

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全文はこちらのPDFをご覧ください。

2020年5月25日 (月)

高校3年選択音楽の様子を紹介します

高校3年生の選択音楽はオンラインで少人数でのレッスンが進んでいます。先生も生徒も自宅のピアノ前で集中してレッスンを受けていました。授業ごとに課題が出てそれを練習して授業に臨みます。先生の指導はとても丁寧でピアノを弾くときのテクニックを一つ一つ確認できました。

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まずはピアノの課題を聞くことから始まりました。一度弾いたところで「どこが弾きにくかったか」と生徒は問われて答えると「右の指の返しが難しいはず。黒鍵のせいで難しければ、一本一本の指に覚えさせるようにアクセントをつけて」と細やかな指導が入ります。「同じ長調の和音でもフラットが入ると少しメロウなイメージ、シャープの方は晴れ渡ったイメージを持って」という指導は歌唱にも繋がるものでした。

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「音楽は「時の芸術」だから、音をきちんと捉えよう。今は時間を留めてもいいから正確に弾こうとしましょう」と、先生からの励ましとアドバイスがタイミングよく的確に聞こえてきます。「ここは練習したんだけど…」と、生徒は先生の指導についていこうと一生懸命です。レッスン中に生徒の弾くピアノの音がどんどん変わってくるのが分かりました。

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「ピアノは男の人が弾くために作られた楽器だから、筋肉が必要なの。力いっぱい弾こう!たくさん練習して筋肉をつけてね」「お風呂から出たら指の柔軟をすると、指が開くようになるよ」と生徒の弾く特徴や質問に的確に応えながらレッスンは進んでいきました。

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後半は歌唱指導です。「不安な音はピアノに助けてもらって」というアドバイスを受けて、一つ一つ音を確かめながら課題曲に取り組みます。今日は拍のとり方を中心に練習しました。同じ曲を異なる拍で歌うことで、曲全体に奥行きが出てきました。レッスンを受ける前と後では全く違う歌い方になります。オンラインでのレッスンは、画面を通してでも先生が近くに感じられ、生徒の自信を引き出すレッスンが可能になっていることが分かりました。ここで積み重ねたことは、実際の授業にもきちんと活かせるはずです。

2020年5月20日 (水)

中2総合 「環境と社会」を考える/レポートが集まりました

中学2年生総合学習のテーマは「環境と社会」です。ゴールデンウィーク前に動画での説明とレポート作成例が示され、生徒一人ひとりが「私と環境」について考えました。

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コロナウイルス感染拡大をきっかけに大きな変化が生まれつつある社会を「自分」に引き付けて考え、連鎖的に問題が繋がる「環境問題」を多角的な視野で捉え、アクション(行動)にまで繋げてみようというメッセージが語られました。

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「「環境」と聞くと「自然を大事に」とか「地球温暖化」や「ゴミの話」と思いがちですが、もっと大きな視野で考えてほしい」というメッセージで「レポート評価」の動画は始まりました。「環境を広くとらえて、何かを習うというよりは、自分で「創造する」ことを大事にしてほしい。そのためにも自分の身近なことに目を向けてみてはどうか」という投げかけです。その取り組みに向けての3つのステップも示されました。

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5月10日までに提出されたものから7つのレポートが紹介され、どんな点が優れているのかが全体に返されました。社会、理科それぞれの視点から掘り下げられており、更にレポートを深めていけそうです。

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1つ目のレポートは、新型コロナウイルスに関する報道のありかたです。「自粛」に関しての報道への違和感から出発し、どのような報道をすれば、社会に的確な変化を起こすことができるかを考えています。

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2つ目のレポートは「監視社会化への危機感」を挙げたものです。感染拡大を防ぐという目的であっても、人の動きを監視するシステムを導入することで何が起きるかを想像し、自分自身に引き付けて考えました。担当の先生からは「相互監視」が生み出した歴史的事例が示され、テーマが深まっていきます。

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3つ目のレポートは、「海水浴によく家族で行く」という身近なきっかけから海洋汚染について調べたものでした。海岸のゴミをどのように減らしていくか、という点では先生からのヒントも具体的に示されていました。

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4つ目のレポートは家庭科の授業からヒントを得て、プラスチックゴミ問題に絞って考えているレポートです。3R、4Rという標語から出発し、様々な視点で具体的な減らし方を提案している力作でした。

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5つ目のレポートテーマは森林破壊。自分で再生紙ノートを買ったりすることから思いついたテーマです。様々なグラフからデータを読み取り、日本での古紙再生率が高くてもなかなか使われないので海外に輸出している問題点に気づきました。

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6つ目のレポートは理科の授業で「地震」について学んでいることから「備蓄と買い占め」という社会状況にまで踏み込んで考えました。地震は予測できないものであり、避難について知ることと備蓄が「自分たちにできること」と置いて考えを深めました。買い占めが起きない仕組みを考えてみてはどうか、というのは現在の状況にもぴったり当てはまるタイムリーな考察です。

 

最後に挙げられたレポートは、気候変動と温暖化についてです。温室効果ガスの削減がどうできるのかと考えた時に、家庭内で使用される電力まで細かく計算して、各家庭に小型のソーラーパネルや風力発電機の設置を義務化してはどうか、という提言にまとめました。非常に説得力のある提言で、担当の先生からは「発電の仕組みを調べたり、自作の発電機を考えられたら面白いね」というコメントがありました。

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先生自身が生徒のレポートから刺激を受けて考えたプロジェクトも動画の最後に紹介されていました。視点を変えて考えの枝葉を伸ばしていくことは実現可能性を探るプロセスとして大事なものです。「共に学び合い、より良い社会の実現を目指す」取り組みがオンライン総合学習で既に始まっているのではないでしょうか。

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一人ひとりのレポートはコメントやアドバイスと共に返却されています。それを更に深めて5月末に提出します。レポート作成をきっかけにして、どんな風に考察が深まっていくのか、楽しみです。

2020年5月18日 (月)

中学1年・高校1年 エンカウンターの様子

入学から約10日が経ちました。オンライン学習は毎日進んでいます。中学1年生と高校1年生はロングホームルームや放課後の時間を使って、先生やクラスメイトと出会う取り組みを継続しています。

 

中学1年

クラスごとに先生と出会い、クラスメイトと少しずつ知り合う時間を設けました。4人で1グループを作り、時間を区切って自己紹介をします。画面の中でお互いに自己紹介を聴き合って友だちと知り合います。もちろん先生も同席して見守ります。最初は緊張した様子もありましたが、担任の先生の呼びかけに応えて堂々と話すことができました。

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一人ひとりの生徒とも向き合いながら、エンカウンターは進みます。自分が興味を持っているものを見せると、クラスメイトは真剣な表情で聞いてくれました。そんな一つひとつが積み重ねとなって、「安心できる出会い」になっていきます。

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高校1年

高校の制服を着て臨んだ始業式。担任の先生からは「進路」という言葉が沢山語られるようになりました。3年間の高校生活を経て自分の進路を選び取っていく時に、共に努力し、励まし合えるクラスメイトの存在はとても大事です。1クラスずつたっぷり時間をかけながら、同じクラスになった友だちと出会います。

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中高一貫なので、知っている友だちもたくさんいます。それでも改めて出会い直すと、今まで知らなかったところが見えてきます。担任の先生が用意してくれたシートを元に自己紹介を行い、4人~6人グループで語り合いました。

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エンカウンターを終えたあるクラスの通信に書かれた担任の先生のメッセージを紹介します。先生も生徒もドキドキしながらの出会いですが、それでも少しずつ、確実に出会っていけたらと思いました。

 

ただでさえ、初めてのクラスに足を踏み入れるのって、緊張しますよね。私も長い間教員をやっているけれど、毎年4月の始業式の朝、教室に足を踏み入れるときには無茶苦茶緊張します。ましてや、今回はそれがオンラインで行われるわけです。画面の中にいる友達の姿ってどこか見慣れなくて、空気感も読めなくて、「初めて会う緊張感」と「オンラインという未知への領域への緊張感」で、かなり緊張した人も多かったのではないでしょう か。さらには、ネットにつながらなかったり、音声が聞こえなくなったり、技術的なトラブルがふりかかってきたとき、どれだけ不安な気持ちになったことかと思います。そのあたりもちゃんとサポートできればよかったのですが、なかなかできずにすみませんでした。 そのような状況でも、班の中で一人ひとりが話している顔を見て、「やっとクラスが始まりつつあるな」とちょっとだけほっとしたし、その姿に頼もしさも感じました。

それでもやっぱり、高1B組の教室にみんなが集まって、お互いの存在を傍に感じながら、直接顔を合わせて話ができる日が待ち遠しくてたまりません。それでも今回、みなさんが お互い画面の中だけでも顔を合わせて、ちょっとでも楽しかったなとか、また学校で一緒に生活していきたいなと思う気持ちがどこかに湧いてきたら、良かったなと思いますし、またどこかでこのような機会がつくれたらいいかなと思っています。もちろん、学校が再開した後も、みなさん同士がゆっくり関係をつくっていくための時間を、できるだけ取っていこうと思っています。今回うまく接続できなかった皆さん、焦ったり、不安に思ったり しないでくださいね。まだまだこれからです。 

とりあえず、毎朝おしゃべりまでは難しくても、お互いの顔を見る機会を設けていきたいと思います。