講演会

2011年12月20日 (火)

出張講義:筑波大学 土井隆義先生『かけがえのない自分を生きる』

かけがえのない自分を生きる ―キャラ化された日常世界の落とし穴―

Photo 期末テストが終わり、考査講評の初日の午後に、筑波大学の土井隆義先生による出張授業がありました。土井隆義先生は社会学の先生です。事前に岩波ブックレットの「キャラ化する/される子どもたち」を読んで臨みましたが、まさしく自分たちの人間関係に関わる分析だったので、自分を客観的に見つめるいい機会になりました。

先生は現在の若者が置かれている社会の状況や意識をたくさんの統計や資料を使って分かりやすく分析してくださいました。格差が広がる社会にあって、しかし若者は自分の生活への満足度が高い、という統計を出して、それはどうしてなのかと問いかけられました。生徒たちのほとんどが今の社会の中で満足度は低いと思っていましたから、どうして満足度が高いのか、という分析は新鮮でした。

社会構造などの変化の中で、世代間ギャップがほとんどなくなり、物分かりの良い親との関係の中で、特定の価値観を押し付けられることがなくなったこと。たとえば、行きたくなければ学校にいかなくてもいいと考える風潮が広がっており、人間関係も制度によってしばられなくなった結果、付き合いたい人とだけつきあえるような環境になってきたこと。そしてそうした人間関係を結ぶツールとしてケータイが大きく貢献していることなどなど・・・現在の私たちの意識が社会の変化といかに連動しているのかを見事に分析していただきました。

しかし、その結果として別の生きにくさが生じているという指摘もされ深く考えさせられました。生き方も人間関係も制度によって縛られず、自由に選べるようになったけれど、自由度は増せば増すほど、生き方は自分で考えて自分で選ばなければならなくなった。それは結構不安で重いことでもある。また、人間関係も自分がつきあいたい相手を選べるということは友だちから選んでもらえるかわからないということも同時に意味する。だから自由になるということはコミュニケーション力があからさまに問われ、人間関係力の格差が広がることになる。一人ぼっちはイタイので、友だちから評価されて安心を手に入れようとするのだけれど、ありのままの自分をさらけ出す不安から逃れるために、人格を単純化して『キャラ』としてつきあう、ということが広がっているのではないか。

・・・実に鋭い分析が続きました。最後はこのような社会の中で、「かけがえのない自分」をどう大事にしていけるのか、というまとめをしていただきました。生徒は自分のことと関連付けながらいろんな感想をあげてくれています。

【生徒の感想】

私は今日の土井先生の講演を聞いて、私が今まで何となく感じていた友だちの違和感をはっきり言葉に出された気がしました。『キャラ』は成長もせず変化もしない、ただそこに無機質にあるだけのもので、その人の個性や人格という可変性のあるものとは非なるものであるということがよくわかりました。

わたしは「あなたはそういうキャラだよね」というくくりにあてはめられると、そのたびにいいようのない息苦しさを感じることが度々ありました。私は括られるのは大嫌いです。わたしという自己すべてを(そんなに大したものでもありませんが)『キャラ』一言で表されることにはいやな思いがします。

一人でもいられる、この言葉すらおかしいと思います。「誰かといたい」ではなくて、「あなたがいいんです」ときちんとその人でなければならないと選んで言えるような大人になりたいと思いました。(T・S)

---

1 格差とかの問題について、いろいろな面からとらえることができておもしろかったです。若い人の人間関係の問題についてでは、制度が人間関係を守ってくれなくなって、同じクラス、同じ学校だから友だちというわけではなく、同じグループが大切ということは、自分自身を考えても納得したし、私は一人っ子だからということもあって、一人でいることがそんなに苦ではないけれど、やっぱり私の中にも一人はイタイとか、かわいそうという思いがあるなと思いました。

今はやりの「婚活」についてのところでは、先生のお話の通り、条件で相手を選んでいるのは、完成型としての相手を見ていて、その条件は人間のほんの一面で、キャラに近いものだというところに、そうだなあと納得しました。相手との関係の中で変えていったり、そういうことが完全に排除されていて、わたしはいやだなと思います。

社会に絶対的で明確な基準がなくなって自由になると、不安感が高まって、でも今はそういう時代だから、自分自身である程度決められる力も必要だし、今日先生のお話を聞いて、人間関係がすべてではないと再確認できて、一歩引いて考えることもできました。そういう風に客観的に見ることは自分自身が切羽詰まらずにゆとりを持つことにもなると気づくことができて、そういう風に思えたことがとても大切だったのではと思えました。(H・W)

---

講演会の前は社会学について詳しくはよく知らなかったのですが、土井先生は社会で起きているあらゆる物事を調べ、いろんな角度から社会問題の実情や課題点について展開して話してくださり、ただただすごいと思いました。同時に、これが社会学かととても納得しました。

土井先生がキャラ化する/される子どもたちについて調べていると聞いた時は、キャラ化っていったい何?とすごく疑問だったのですが、今日の講演会を聞いて、確かにニュースや新聞を見たり、自分が友だちと接しているときに、ある程度固定された性格しかないと思いこんでしまっている人がすごく多いし、(実際私もその一人かもしれないけれど)、他人に合わせて性格を固定している人もすごくいるから、本当にキャラクターみたいな人たちが今の日本にはたくさんいると感じました。土井先生は最後に固定された自分の姿だけに捉われるのでなく、自分の性格の多様さに気づき、ありのままの自分で過ごしていってほしいとおっしゃってくださいました。

人間はいろんな面というか、いろんな部分があって成り立っていると思うから、土井先生のおっしゃっていることはその通りだと思うし、この講演会を聞いて、私も普段からありのままの自分を出せるように自分のいろんな面を発見し育てていけたらと思いました。若者の自殺者数や少年犯罪の数が年々減ってきているというのは全然知らないことでしたし、なぜそうなるのかも分析していだたいて、とても面白いとも思い、少し社会学というものに興味がわいてきました。(A・H)

---

Photo_3 「『自分はこのキャラ』という考えから抜け出しにくい」という体験を以前実際に体験したことがあるので、土井先生のお話の中で思い当たることが多々ありました。私は小学生のころ「てんねん」と言われるようになってから、自分はてんねんなんだと考えていたことがありました。「何か違う」と思い、その考えから抜け出した後は、なんとなく頼りない感じがありましたが楽にもなりました。・・・今思うと、小学生の私は決して「てんねん」ではなく、自分はどんな人間なのかを型にはめて安心感を得たかったんだと土井先生のお話を聞いて思いました。

今「自分はどんな人間なのか」と問われたら、私自身は「わからない」と答えると思いますが、友だちは「おもしろい」とか「しっかりしている」とか、「キャラ」を表す言葉をつかっていうだろうと思います。でもそれは、人間の一面にしかすぎないのだと気づかされました。人はいろいろな面を持っているのだから、実際に接してその人を理解することが大切なことなんだと再認識しました。
(R・T)

2011年12月 3日 (土)

あさのあつこさん講演会「夢を追いかけて」が開催されました

Img_4624

12月1日、図書委員会主催による講演会が全校で開催されました。今年の講師は作家のあさのあつこさんです。あさのさんは1954年、岡山県生まれ、青山学院大学文学部卒業後、岡山市にて小学校の臨時教員を務めたのちに、作家デビューを果たします。代表作の『バッテリー』は1~6巻で累計900万部を突破し、本校の生徒はもちろんのこと子どもから大人まで幅広い年齢層に支持されています。野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞など数々の賞を受賞されています。

この間、図書委員会ではあさのあつこさんの『練習球』や『NO.6』で読書会を行ったり、あさのさんの書かれたエッセイやインタビュー記事を読むなどの学習会を行うとともに、新聞を発行してその紹介をするなどの活動をしてきました。また各学年でもあさのさんの幼少時代を紹介したNHK番組「わたしが子どもだったころ」を観たり、『NO.6』やあさのさんの書かれたエッセイを読んだりしてこの日に備えました。

Img_4546 Img_4548

本年度はあさのさんの希望もあり、図書委員の生徒が司会をし、あさのさんと会話しながら講演を進めるトークショー形式で行われました。生徒は大変緊張しながらの司会でしたが、あさのさんは生徒の言葉にやさしくうなずきながら、生徒の質問に丁寧に答えてくださいました。

あさのさんは、本校の生徒からの手紙を読んで心を動かされ、講演会を引き受けてくださったことをお話しになり、生徒の心をつかむと自らの子どもの頃の話を語られました。なかなか自分の本当の気持ちを言えず、相手の気持ちを伺いながら生活をし、自分に中々自信を持てなかった、そうあさのさんは語ります。けれど当時の自分にもし何か言うことができるなら、「あんたはあんたが思うよりずっとステキな女の子なんだよ」そう言ってあげたい、と言葉を続けます。

あさのさんは「10代の今が自分自身ととことん向き合える最後の時間。だから今の時間を大切に生きてほしい」と語りました。また、ご自身にとっての読書や、「書く」ということ、人と人とのつながりについてどう考えているかなど、多くのことを、ユーモアを交えながらも真摯に語ってくださり、生徒もあさのさんの言葉を聞きもらすまいと真剣に耳を傾けていました。

Img_4702

あさのさんは「たくさんのことに悩み迷うだろうけれど、とりあえず今日を前を向いて生きてほしい。」と生徒に語りかけました。「そうすれば未来は必ずあとからついてくるのだから。」と。生徒の顔に笑顔が浮かんだ瞬間でした。本当にあさのさんのお人柄に魅了され、また沢山のエールをいただき、生徒にとってかけがえのない時間となった2時間でした。

◆生徒の感想の一部を紹介します

私はあさのあつこさんの作品がとても好きなので、今日の講演会をとても楽しみにしていました。直接あさのあつこさんに色々なお話を伺うことができて、すごく嬉しかったです。

あさのさんが、こどものころ自分をさらけ出すことが苦手だった、ということに共感できました。でも、本を読んだことで少しずつ世界が開けていった壁だと思っていたものはドアで、少し押したらまた違う世界があるんだという言葉を聞いて私もドアを開けて違う世界を見てみたいと思いました。

また、あさのさんが作品にかけている思いも伝わりました。「ストーリーを書きたいのではなく、人を書きたいと思って書き始める」というのを聞いて意外でした。私はストーリーから考え始めるのかと思っていたからびっくりしました。でも、あさのさんが思春期にやっておきたかったことをこの本の主人公にやらせようと思いながら、自分の思春期と重ね合わせながら書いていたんだなと思いました。

最後に印象に残ったのは、自分のことを考えられるのは10代のうちだけ、という言葉です。大人になると社会の付き合いも多くなるから今のうちに自分のことだけを考えてみたいなと思いました。(中1)

---

私は高校に入り、今までは何となく考えていた将来について考えて決断しなければならなくなりました。将来について考えていると、これで本当によいのだろうかと悩み、考えれば考えるほどわからなくなっていきました。そんな状況の中で、あさのあつこさんのお話を聞き、「とりあえず前に進んでいく」という言葉によって気が少し楽になりました。

考えることはもちろん大切だけれど、わからなくなったら下を向き止まるのではなく、前を見て進んでみる。すると、進んだ先に広がる世界が私を待っているかもしれない。そう思えました。これから先も、迷い悩むことがあるかもしれません。そんな時はこの言葉を思いだせるよう心に刻んでいきたいです。(高1)

2011年11月16日 (水)

出張講義:東京理科大学 辻孝先生『移植医療の現状と再生医療』

高校1年生は学習合宿から帰り、14日の午前中はベネッセの模試を受け、その午後に東京理科大学の辻先生をお迎えして講演をしていただきました。講演の流れは以下のような組み立てでした。

1)学問、特に研究との出会い、研究者になったわけ
2)移植医療の現状と再生医療
3)現在の再生医療と未来
4)未来の再生医療として、私たちが取り組んでいる研究の紹介

P1000818 辻先生は大学で『試験管の中の生命』という本と出会い、学問と出会ったとおっしゃいました。大学とは教科書の勉強ではなく、誰もしていないことをゼロから創りだすところ。そこに学問の面白さがある。そうして現在再生医療の基礎研究をされているという風に語られて、本題の研究の話をされました。

わたしたちの体はいったん失うと二度と取り戻す事の出来ない組織をたくさん抱えています。したがって初めに移植医療の現状の説明をされましたが、それはなかなか衝撃的なものでした。日本ではまだまだ移植医療はあまり症例がありませんが、アメリカなどではかなりの頻度で行われていること。また現実に起こったこととして、自分の子供が不治の病におかされ、それを救うドナーを造るために25%の適合率にかけてドナーとしての第2子を産み、実際にその子供が1歳になったときにドナーとして骨髄液を採取したことや、アメリカの某優良企業が死体から心臓の弁やアキレス腱などを取り出し冷凍保存してそれを販売していること、などなど・・・移植医療とは臓器移植も含めて生命倫理などさまざまな問題を抱える医療行為です。

P1000874 辻先生はそうした医療の実態に、生物学の見地から本人の細胞から必要な組織を再生する、といった再生医療に取り組まれ、毛髪と歯の再生に成功されて2007年に世界中でニュースになるような報告をされています。歯の再生についても細胞の種を歯根に埋めても歯ができるまで5年~10年もかかってしまう。それでは実用化できないから、骨の組織まで含めた歯をあらかじめ再生し、骨ごと埋め込んで再生させることに成功されたのです。現在は肝臓を丸ごと再生する研究に挑戦されており、そのための研究スタッフの学生50人と一緒に取り組まれているそうです。

こんな風に大学での学問とは何か、誰かのためになることで、誰もしていないことをゼロから創りだす、そこに学問のだいご味があるのだ、というお話はとても説得力がありすごいなあと感動しました。理系の看護系や生物学に興味のある生徒たちにとっては特に貴重な時間となり、感動を呼びました。

《生徒の感想》

Iさん:すごく面白いお話でした。髪の毛の再生とか歯の再生などすごい研究だし、髪の毛や歯がなくてつらい人や不便がっている人にはとても嬉しいことだと思うし、希望にもなると思います。今回の講演を聴いてすごく感動しました。こんなことが日本でも研究がおこなわれているとは思っていなかったのでとても驚きました。日本の医療技術ってこんなに進んでいるんだなと思って感心しました。これが最先端技術っていうのだと実感しました。

動物の臓器を人間に移植したというケースにも驚かされました。自分の体に合うドナーも20万人から30万人に一人とおっしゃっていたと思うのですが、ドナーを見つけるのはそんな簡単化ことじゃないんだと改めて思いました。ドナーが見つからずなくなる運命をたどる人が世界中には沢山いるんだと思います。そんな方々のためにももっと再生医療が発展、発達していくことを望みたいです。私は今まで薬学部を目指していましたが、こういう研究もしてみたいと思うようになりました。世界中で苦しんでいる人、困っている人のために希望を見出してあげたい、助けてあげたいです。

今回は本当に貴重な講演をありがとうございました。本当に面白かったです。もっと再生医療のことについて知りたいと思いました。

Mさん:私は生物とか医療系に興味があったし、理科大の先生のお話が聴けるということで、内心すごくうれしかったです。今、けっこう再生医療が注目されていて、IPS細胞やES細胞など、テレビや新聞で目にすると他のことそっちのけで見てしまいます。でもやっぱり難しくて疑問が残ってしまっていました。だから今回お話が聞けて本当によかったです。

講演で私が一番驚いたのはガラスの中で肝臓を育てることができる!!というところです。そんなことはSFや空想の世界の出来事だと思っていました。今、歯や髪などの再生技術が発達してきているけれど、もし将来的に心臓や白血球などを再生することができたらどんなにいいかと思います。でも、この再生技術には卵子を使わなければならないので、そこにどこから生き物ととらえるのか、人権などの問題も生じてくるのだと思いました。わたしはこの技術をもっと発展させたいと思いましたが、同時に倫理的な問題もあり難しいことではあると感じます。でもわたしは再生医療の研究に惹かれるので、そんな研究ができるように基礎学力をあげていきたいし、将来的には白血病を治せるような研究がしたいと思っています。

2011年10月 3日 (月)

出張講義:横浜市立大学 上村雄彦先生「いかにして世界の格差をなくすか 」

高1では進路を考えていくときに、「どんな問題意識や目標を持っていこうとするのか」「大学でどんな学問を学びたいのか」を1人ひとりが掴んでいくことが重要と考えています。そこで大学の先生をお招きして、世界で課題になっていること、文系でも理系でもどんな進路を選んでも考える価値のあること、について講演を定期的に開いています。

01_2 02

9月30日(金)に、横浜市立大学国際総合科学部 准教授上村雄彦先生をお招きして、「いかにして世界の格差をなくすか ―国際連帯税の提案―」というテーマで講演をしていただきました。その様子をお知らせします。

03 04

上村先生は、昨年NHKの白熱教室でも4回にわたって公開授業をされた先生であり、寺島実郎さんとともに「国際連帯税推進協議会」の委員として政府に提言もされている方です。生徒が参加する講演会で、ときにディスカッションを互いにし、先生の問いかけに必死に考える生徒の姿もあり、約100分の間とても熱心に聴き入る生徒の姿がありました。


【生徒の感想】

「どうして格差が広がっているのか」、その疑問についてずっと考えて来ました。歴史的事情なのか、個人が利益を求めすぎてしまったからなのか。さまざまな原因があって現在の格差のある社会が出来上がってしまったのだと思います。では、どうしたらそれが解決されるのか。その方法をわたしは思いつくことができませんでした。

なので、上村先生がおっしゃっていた「グローバルタックス(国際連帯税)」は衝撃的でした。グローバルなものや活動に課税すれば豊かな人たちから税を徴収し、それを貧しい国の人々に分配できるなんてすばらしいと思いました。また、ショックを受けたことがあります。日本が世界の飢餓の原因になっているということです。自給率の低い日本ということは昔から知っていることです。自給率の低さ=海外の食料や資源を奪う、ことになっていると結びつける力がありませんでした。私はグローバルタックスに賛成です。自分にできる応援をしていきたいと思いました。(Sさん)

世界には環境や貧困問題があってとても大変だということは授業でもテレビでもやっているのでわかっていたけれど、「なぜ、そういう問題が起きたのか?」という根本的なことを考えたり解決策について考えた事はなかったし、先生がおっしゃっていたグローバルタックスというものがあるんだということを初めて知って、すごく驚いたのと同時に、あかるい希望を持てたような気がします。こんなに大きくて大変な問題でも解決することができるかもしれないと初めて思いました。「どうせ…」っていう風に思うのが普通だと思うけれど、それを変えようとリアルに思っている先生はとても素晴らしいと思いました。そんな風に無謀って思われそうなことに立ち向かっている熱い大人がいるんだと思うと、それだけで嬉しい希望が持てます。

その問題を解決するのがきっと今の若い世代の人で、私のいるこの世代がこの問題に立ち向かっていくと思うと、とても大きいけれど楽しみというか・・・わくわくしました。私は将来、いろんな人に希望が持てて、いろんな人に伝えるべき事を伝えられるような記者になりたいって思っていたけれど、その希望がもっと強くなりました。わたしもあきらめないで何度も立ち向かっていくようなかっこいい大人になりたいです。(Dさん)


2011年7月 5日 (火)

中学3年生 朴慶南さん講演会

   「私以上でもなく、私以下でもない私Paku_14_2 

 6月27日に朴慶南さんの講演会が開かれました。人が人らしく生きるとはどういうことか、他者を認めるとはどういうことか……たくさんのやさしいエピソードを盛り込みながら伝えてくださいました。

 2時間に及ぶ講演でしたが、長さを全く感じさせない集中できる講演でした。講演全体が朴さんの明るさと優しさに包まれていて、終始笑顔と感動にあふれていました。

 ■朴慶南さんの講演内容と生徒の感想はこちらから→→

2011年5月27日 (金)

中学1年生 小森美登里さん講演会開催「優しい心が一番大切だよ」

110524_komori1 ◆中1 小森美登里さん講演会が行われました

 小森美登里さんの講演会「優しい心が一番大切だよ」が、中間考査最終日に行われました。中学1年生は、4月に入学しオリエンテーションやPA研修などを経て、友達との関係づくりやクラスづくりを大切にしてきました。この日は、中学1年生の保護者の皆様にも多数ご出席頂き、『「いじめ」の問題』について考える大切な時間を生徒、保護者、学校(担任団)で共有することができました。
 小森さんは、最愛の娘さん、香澄さんを「いじめ」によって死へ追い詰められました。香澄さんの出来事を引き合いに出しながら、一人ひとりに問いかけるようにお話してくださいました。目を覆いたくなるような暗いニュースが連日報道されるような中、私たち一人ひとりにある“優しさ”にそっと触れて頂いたような気持ちになった人もいたのではないでしょうか。
 講演を聴いた生徒たちはもちろん、保護者の皆様にも、小森さんの優しいけれど凛とした話しぶりに涙するシーンが見受けられました。亡くなられた香澄さんの「優しい心が一番大切だよ」というメッセージに耳を傾け、「優しい心」を掘り起こす時間となりました。

«生徒・父母の感想より»

「いじめ」って残酷なんだな、と改めて感じました。暴力を受けて怪我をするのと同じで、暴力を受けて心に怪我をする。小森さんも行ってましたが、いくら薬を飲んでも、いくら話しを聞いてもらっても、いくら周りの人たちが頑張っても、いじめている人がいじめをやめないと解決しないのですね。
 いじめている人たちの一人ひとりが、心の闇に勝たなければならない。小森さんは、「理由があったらいじめていいの?」という質問をされました。理由があったら人を傷つけていいのでしょうか。違いますよね。「いじめ」ってよく分かりません。小森さんが問いかけられた質問にも全然答えられません。ですが、そのうち答えを見つけていきたいです。
 小森さんは、「生まれてきてくれて、ありがとう」と何度も言って下さいました。みんな、生まれてきたことに価値がある。そのことを伝えてくださいました。今日の講演会では、命の大切さを知ることができました。本当に良かったです。...(後略)

私は、小学校で「いじめ」をしてしまったことがあります。クラスの人が嫌っていたので、自分もやらないといじめられてしまうかもしれないという不安からでした。
 しかし、今日小森さんのお話を聞いて、私は“自分がいじめられないようにしなくては”と考えるだけで、その子の心をまったく気遣っていなかったことを実感しました。いじめているときは、“自分がいじめられないようにするためにいじめた”という理由が自分にはあると考え、“自分がいじめているのは仕方がない”などと考えていましたが、今はただの言い訳にすぎないと思います。
 私は、その子にしてしまったようなことを、もう他の人にしないように、いじめるのはやめたいと思います。でも、やはり、“自分もいじめられるかもしれない”という不安は消えたわけではありません。みんなも、私も、「いじめ」をしないようになっていくことが一番いいのにと思います。

...最初、この講演会を聴く前には、いじめをする側、される側についてのお話、やらないようにというお話なのかと思っていましたが、小森さんのお話を聞き終わって、命、命の大切さということに感動、また、自分を振り返ることができました。
 私も知らず知らずのうちにした行為に対し、それに気付いた時、素直に「ごめんね」と言えるのか? ...色々と考えさせられました。
 人は何かの理由があったらいじめても良い権利があるの? 私は、母親だから、娘にきつく当たってもいいの? それを受けた娘はどう思っているの? もし私が他人からそうされたら? 「いじめ」の話から、そんなことも考えました。
 中学1年、入学したばかりの中、学校から帰ってくる娘からは色々な友達のお名前があがってきます。入学したての頃は、楽しい状況ばかりの様子がありましたが、最近では色々とあるようです。そんな話を、スポンジのように聞いてあげなくては!! ...(後略) 

   ...公開しても“よい”、に○印をくださった方の中より引用しています。

110524_komori2_2 110524_komori3 110524_komori4

 最後に、小森さんはこうもおっしゃっていました。
「人は一人では生きていけません。人と出会い、人とつながりながら生きていくのだと思います。人は、誰かに助けてもらったり、または誰かの力になって支え合って生活していくもの...。そんなときに一番大切なのは優しい心なのです。」
 一人ひとりの心の中に深く残るものがたくさんあった講演会だったと思います。この日の小森さんのお話を大切に、一人ひとりがこれからに活かしていきたいと思います。

2011年3月11日 (金)

高校1年社会科:「現代社会と人権」講演会開かれる

 Photo_2 小泉純一郎総理大臣(当時)が、ハンセン病訴訟原告代表と握手している写真が、新聞紙上を飾ったのは2001年のことでした。「隔離政策は過ちだった。患者と元患者に対して謝罪する。ハンセン病問題を早期に全面的に解決するために、控訴は行わない」という総理大臣談話を発表しました。

 その後、政府による「真相究明のための検証事業が行われましたが、「その報告集には、ハンセン病問題がまだ、解決途上にあると記されています。――問題の全面的な解決には、一人でも多くの人たちに、ハンセン病について正しく理解してもらう必要があります。 

  (以上、厚生労働省発行「ハンセン病問題を正しく伝えるために」より)

   ――――――――――――――――――――――――――

 2月26日(土)高校1年生の現代社会の授業の一環で、人権講演会を行いました。この講演会では、ハンセン病回復者である森元美代治さんに「現代社会と人権」をテーマにお話ししていただきました。

P1050326 P1050342 P1050350

 前半、森元さんの半生を語ってもらいました。

 ハンセン病が発病し差別を受けた中学時代。隔離された療養所生活の中にありながら「学びたい」と思って必死な努力をした高校時代。念願かなって進学した大学を卒業後、一般社会で生活を始めた矢先に襲った病気の再発と再隔離…。森元さんはハンセン病による社会的差別にあい、家族との離別や人生目標の喪失に苦悩しながら、しかし明るく「126歳まで生きたい」と前向きに今を生きています。

 現在、IDEAの活動でアジア諸国のハンセン病患者支援に奔走する森元さんです。「世界最貧国」といわれるネパールを訪問した時、現地の人に「自分たちは日本人より貧しい。しかし自分たちはあなたたちと違って子どもや家族を持つことができる。私とあなたはどちらが幸せか」と問われ答えられなかった体験を話してくれました。現代日本社会と人権の問題を鋭く問われたように伺いました。

 後半、各クラスから1名ずつ事前学習で疑問に思ったことを質問しました。森元さんは「どれも素晴らしい質問だね」といって丁寧に答えてくれました。そして二人の生徒から講演会の感想が語られました。ハンセン病問題に終わらず、人間の生き方についてさまざまな触発を受ける講演会だったように思います。(社会科O)

●生徒の感想

 私は今回の講演会がなければ、ハンセン病について何も知らないままだったと思います。ハンセン病が治る病気だと言うことも、隔離され、ひどい扱いを受けていたことも、子どもをもつことが出来なかったと言うことも初めて知ることばかりで、本当にショックでした。

 同じ人間である者同士が、差別したり、偏見を持っていることは、本当に悲しいことだと思います。私たちが違いを乗り越えられたとき、初めて名前を取り戻して、家族に受け入れられて、本当の人生に戻る人がいると気づき、すべて私たちにかかっているのだと思いました。

 ハンセン病の新たな患者の形は日本には少ないけれど、差別がなくなっているわけではなく、それ以外の“社会的弱者”とくくられてしまう人々の本当の姿を理解できているわけでもありません。そのようなことをなくすにはやはり「知ること」から始めるしかないのだと思います。今回の講演と事前学習で学んだことがたくさんあります。そのことを家族や将来自分の子どもともも共有して“知らない”事が最もひどい行為だという事実に目を向けていきたいと思います。(A・Nさん)

 

 

2011年3月 9日 (水)

「神陵会」総会の記念講演に佐藤慎一先生(東大副学長)

       「神陵会」総会の記念講演会のお知ら  

 「神陵会」は、本校の保護者の同窓会の組織です。3月12日(土)に開かれる総会の後、記念講演会が持たれます。講師は佐藤慎一先生です。

 先生は神奈川学園創立者佐藤善治郎先生のお孫さんであり、精華小学校第33回卒業生です。現在は東京大学副学長の職にあります。講演内容は「大学の現場から見た女子教育のありかた」です。学園にとって縁の深い先生のお話は、在校生の保護者の方にとっても意味あるものと考えお誘いする次第です。

 【佐藤慎一先生のプロフィール】

 1945年生まれ、1969年東大法学部卒、1993年東大文学部教授、2001年東大大学院人文社会系研究科長・文学部長などを経て、2006年4月より現在東京大学副学長(理事)に就任。著書は「近代中国の知識人と文明」(東京大学出版会1996年)など。副学長として教育、入試、評価を担当されています。新聞記事を紹介します。

 =女子学生・地方出身者、叩け赤門! =(2010年7月28日 asahi.com)

 (前略)佐藤副学長が強調したのは、多様な学生を集めたいという意欲だった。かつては尊大さがないとはいえなかったが、5年ほど前から本当に入学したい人を獲得するという方針に切り替えて入試の態勢を組んできた。女子学生と全国からの学生を意識している。

 女子学生の比率は今年4月入学者の比率で約20%。この水準でこの数年は止まっている。「これを30%に引き上げたい」という。とくに、受験生向けの「東京大学」という小冊子には、先輩からのメッセージとして、宇宙飛行士の山崎直子さん(93年工学部卒業)を登場させ、後輩向けのメッセージを掲載している。「山崎さんに続けということです」と佐藤副学長は語る。(後略)

 【講演会要項】
1 日時 平成23年3月12日(土) 午後3時~4時  (神陵会総会は午後2時~)
2 場所 神奈川学園 シュガーホール
3 講演 「大学の現場から見た女子教育のありかた(仮題)」 講師 佐藤慎一先生

   ■参加をご希望の方は、学園事務室にお申込み下さい。

2010年12月19日 (日)

《学園日誌 29》 中学2年/家庭科「田崎信子さん講演会」

◆ 中2/家庭科 田崎信子さん 講演会

P1010007  中2の家庭科では、高齢者福祉について学んでいます。今の中学生が大人になるころには、日本はもっと高齢化が進んでいます。社会全体として支援すべきこと、個人として考えることなどをお学びます。
 痴呆症について描いた映画「折り梅」を観賞した後、実際に痴呆症のお姑さんの介護をされていた田崎さんのお話を伺いました。
 はじめに100歳をこえても元気いっぱいで、自分で理容院に行き、毎日晩酌を楽しむお舅さんの話もされ、「高齢者を概念でしばらないこと」の大切さを話された後、壮絶だったお姑さんの介護の日々について語ってくださいました。

<<生徒の感想より>>

田崎さんの亡くなった義母さんは認知症だと聞きました。よくテレビでやっていたりするので症状は分かっていたけれど、やっぱり周りの家族の人達はすごく大変だと思いました。それまでは普通だったのに、いきなり変わってしまうことはとても信じられないことだと思います。
でも、それでもすっとめげずに義母さんと向かい合った田崎さんはすばらしいと思います。少しずつでも慣れてくると接し方も分かってくるようです。心配することはとても多いと思うけど相手を考えて行動することは誰にでも必要だと思いました。

今日の田崎さんのお話はすごく驚くことが沢山ありました。家庭科で「折り梅」を見たときも驚いたことはあったけど介護した方の話は現実味があってアルツハイマーになる人もいればならない高齢者の方もいて、いつ誰がなるか分からないから予防もできないなと思いました。田崎さんの義母さんは最初に被害妄想の症状がでてきてそれで、近所の人に言われて気がついたと言っていたかた、アルツハイマーはもっと前に発症していて、本人も家族の人達もすごく辛かったと思います。
田崎さんも一度は嫌になって逃げ出したけど、自分が決めた人生だからと思ってもう一度戻って義母さんの介護をすることに決めて、すごい人だなと思いました。
最後に、田崎さんが「おじいちゃん、おばあちゃんと話すときは手を握ってほおをさすって話してあげて」と言っていたことが印象的でした。
 冬休みの宿題でおばあちゃんに話を聞くときに意識したいと思いました。

2010年11月22日 (月)

中学1年生 一日研修を実施しました -第五福竜丸・葛西臨海水族園-

001 ◆一日研修で第五福竜丸を見学に行きました

 11月12日晴天の下、一日研修へ楽しく行うことができました。
 一日研修の目的は第五福竜丸展示館と葛西臨海水族園の見学。特に第五福竜丸の展示館では、昭和29年に起こったビキニ環礁でのアメリカ水爆実験の被害が展示されており、その中身を理解するためには丁寧な平和学習が必要です。そこで中学1年の夏休み前から国語科で戦争体験の聞き取り調査や戦争体験者のお話を聞く会を設けてきました。その後、一日研修に行く前に第五福竜丸の元乗船員・大石又七さんから学年全体でお話をうかがい、「戦争とは何か」「核とは何か」を学習してきました。同時に朝の読書で「第五福竜丸と水爆実験」に関する読み合わせをして現地に臨みました。

 現地ではたった20分の説明を聞いただけですが、大変静かに耳を傾ける生徒の姿がありました。まったく学習していかなければ「ただの古い船」「放射能被害者の無残な姿」を見て終わるところを一人ひとりが「平和の大切さ」「水爆を持たない世界にするにはどうしたらいいのだろう」と考えることができました。

 なお、一日研修は午前中を葛西水族園で過ごしました。日本の水族館は世界に誇れる教育水準を保っているといわれています。その園内で、班対抗のクイズを楽しみながら丁寧に見て回りました。昼食も晴天のもと班ごと葛西臨海公園にて楽しく過ごしました。

002  006 004

【生徒の感想(一日研修)】

 第五福竜丸では、実際の船と資料を一緒に照らし合わせてみることで核の恐ろしさを実感しました。さらに、なにも関係もないのにただ現地にいただけで若くして死んでしまった久保山さんの無念さや他の乗組員が差別の目を受けた時の気持ちを思うととても胸が痛みます。なぜ人間同士なのにそんなに冷たい目を向けるのか、そして人を精神的にも肉体的にも傷つける2万をはるかに超す数の核が世界にあるのか私は疑問に思いました。こんな人や自然を傷つけるためにしかない核なんか全て消滅してなくなってしまってほしいと心の底から感じました。オバマさんや、他の国の人々もぜひ原爆ドームやこの夢の島に来て1人でも多く核の本当の恐ろしさを感じ、世界から核をなくすためにお互い協力し合えたらなと思いました。そう一人でも強く願うことでずいぶん違ってくると私は思いました。今日はとてもいい体験になりました。ありがとうございました。

 今日初めて第五福龍丸を見た感想は、「大きいな」と思いました。見学する前に従業員の方からのお話で「この船は一度ゴミになりかけたと話して下さいました。このことは、事前学習でも少しやっていたのですが、実際に船を見ると、この船はたくさんの人たちの思いで展示されているんだなぁと感じました。船のまわりにたくさんの展示があったのですが、どれも初めて見るものばかりでした。実際の死の灰、ビキニ事件で唯一亡くなられた久保山愛吉さんへの手紙、原水爆禁止の署名など…。その他にもマーシャル諸島で被爆された方々の写真。どれも目をそらしたくなるようなものばかりでした。なぜ何の利益もない核兵器をたくさんの国々が持っているのか、不思議でなりません。しかも、過去に3度も事件がおきているのに・・・。私はそう思います。ですが私も、最初は塾で少し習ったくらいで、あまりビキニ事件のことは知りませんでした。でも、今までの平和学習をやってきて思ったのは、「私たちが過去に日本で起きたことを、間違ってしまったあやまちを学び、知っていて次の世代につなげなくてはならない」ということです。昔の人たちも忘れてはいけないと思い、こうして記念館をつくったり、世界遺産への登録にむけて努力して下さいました。私たちが次の世代にビキニ事件のことを教えること、それが自分にできる第一歩かなと思いました。

 最初の水族館では初めてサメに触ることができました。触る前はツルツルしていそうだと思っていましたが、実際はザラザラしていました。その他に日本で初めてマグロの飼育に成功したと聞いて驚きました。思っていた以上に速度も速く、泳ぎ続けているところがとても印象的でした。
 その後の第五福竜丸では始め触ることに抵抗を感じてしまいました。人間に害がないとはいえ、やはり放射能という目に見えないものに怖さを感じたからです。事前に勉強をしていったものの、実際に見てみると言葉が出ませんでした。木造の船なのに現在も形が残っていることに驚きを感じました。亡くなられた久保山さんが周りの状況に左右されず冷静でいられたことに強さを感じました。そして、ガラスの中に飾られていた本物の死の灰を見て、思わず息をのんでしまいました。思っていたよりも粒が細かく、たしかに息をしたりしているだけで耳や目や口から入ってきてしまうなぁ!!と納得しました。それと、沢山の千羽鶴を見て、本当にこの世から核兵器がなくなればいいなぁと思いました。

008 009 010

◆先立って、大石又七さんの講演会がありました

011  11月1日、大石又七さんの講演会がありました。これまで、朝の読書で第五福竜丸についての新聞を読んできました。大石さんのインタビュー映像や絵本も読みました。実際お会いして、お話をうかがってみて、どう思いましたか。一見「普通」にしか見えない大石さんが語る核の恐怖をみなさんはどう受け止めましたか。
 原爆、水爆・・・こういったものが私たちにとって縁遠いものになっていることは確かです。しかし、ずっと無縁でいられる保証などどこにもありません。また、大石さんも講演で仰っていましたが「ビキニ環礁が世界遺産になったからといってそれで終わるわけではない」のです。世界でおきたこと、おきていることにきちんと関心を持って考えねばならないと少しでも実感してくれたらと思っています。(学年だより引用)

【生徒の感想(大石又七さん講演会を聞いて)】

 私はよくニュースで「核兵器」という言葉は聞いていましたが、実際にその恐ろしさや実態は理解はできていませんでした。小学校の頃は戦争の被害を受けた方々からのお話は聞くことができましたが、核兵器の被害に実際にあった方からお話を聞くことができるのは今回が初めてです。
 まず今回のお話で一番心に強く残っていることは、国自体が核兵器の恐ろしさを国民に隠していたという事実です。その国の首相や大統領は国民を守り、国を平和にすることが一番大切な役目なのに、それと全く逆のことをしていることにとても反感を持ちました。
 現在は「平和」と言われていますが、「本当にそうなのか?」と考えると、私は「違う」と答えを出すと思います。なぜなら日本は現在核兵器を持っていませんが、アメリカをはじめとする国々は核兵器を持っているし、さらに危険なことにそれが原因となって戦争がおこることも十分にあり得る話だと今回お話してもらったからです。平和というのはただ一つの国が平和なのではなく、全世界が安全で核もなくなるという状態のことを表していると思うので、改めて角を通して平和ということについても考えることができました。また「核を持っているから強い」という考えから、「核を持っている、でもそれは強くはない」という考えになることを本当に願っています。
 核保有国の首相などは「平和のために核を使う」と言いますが、そんなのは絶対に無理だと思います。私たちが次の世代の人たちへと核の恐怖を少しですが、知る者として伝えていきたいです。

2010年11月19日 (金)

落合恵子さん講演会「いのちの感受性」が開催されました

◆落合恵子さんの講演会が開催されましたImgp0059

11月17日、図書委員会主催による講演会が全校で開催されました。今年の講師は作家の落合恵子さんです。落合さんは作家になる前は文化放送のアナウンサーで、執筆活動だけでなく、東京・青山と大阪・江坂に、子どもの本の専門店「クレヨンハウス」と女性の本の専門店「ミズ・クレヨンハウス」を主宰しています。多くの人と「楽しく考える」をモットーに、子どもや女性、高齢者、障害のある人たちの声を、あらゆる角度から追及しています。

 この間、図書委員会では落合さんの「クレヨンハウス」を訪問して本を購入したり、その紹介をするなどの活動をしてきました。また各学年でも落合さんの出演した「徹子の部屋」のDVDを観たり、「崖っぷちに立つあなたへ」や「ぼくはぼくでいい」など落合さんの本を読んだりしてこの日に備えました。

 「若い人は苦手」といいながらも自らの中高時代の体験から話し始めた落合さんは、今でいうシングルマザーの母親のもとに生まれ、みんなと同じでなければいけないという社会の風潮に違和感を覚え、みんなと違ってもいいと感じていたことを語りました。外国の歌を2曲訳しながら、そこに込められたメッセージを紹介し(このあたりは思わずさすがと感じさせられました)戦争のこと、進路や仕事のこと、社会について、クレヨンハウスのことなど、生徒の心にしみこむような話し方で、多くのことを語られました。

 処分される犬の写真展に通っていた学校に通えない女の子が「動物の医者になる」と決意した話や、長い介護の末に見送った母親に間に合わなかった「おやすみ、ぼく」の絵本が、多くの施設で読まれているお手紙など、印象に残る話も多くありました。

 最後に生徒たちに対して落合さんは「あなたたちは本当にたくさんの明日を持っている」とおっしゃいました。子どもたちの「たくさんの明日」が充実した明るいものになるようにすることが社会の責任だと強く感じさせられました。

Img_1957  Img_1964_2
■I can’t live your life.―あなたの人生はあなたでないと生きられない…講演中の落合さんの言葉です

■高校二年生の感想を一部紹介します。

私は差別を受けるのは悲しいことだと思うし、自分は差別をしたくない、されたくもないと思いながらも、知らないうちに自分の中に差別の意識があったりするのに気づいて落ち込むことがあります。だから今日、落合さんの差別を受ける側でよかったと思いなさいという言葉は心に響きました。私には人種とか、そういった自分ではどうしようもないことではないのに、どうしても直せない欠点があり、そのせいで自分を嫌いになることがあります。自分に自信を持てるときも、自信が持てないときも両方とも、他人と比べて勝っている、劣っているということでしかないんじゃないかと最近気づいてショックでした。他人に認めてもらう“何か”を持たないといけないというプレッシャーを抱えている自分に気づきました。

落合さんの本を読み、お話を聞いて、自分を愛することができていないということが分かって、もっと自分を大事にできたらいいのにと思いました。学校という中にいるとどうしても勉強とか運動とか、何か一つ優れていなくちゃいけないという重圧に飲みこまれそうになり、もし受験に失敗したら?という不安も抱え、ありのままの自分を愛するということを忘れてしまっていたとわかりました。不安の中だからこそ、自分を大事にできたらいいと思います。

それから家族とこういうことを話すのは今はあまりできないけれど、いつかありのままのあなたがいい、ということを伝えることができたらいいなと思いました。

2010年10月27日 (水)

尾木直樹先生の講演会がありました

Img_4255

10月25日、学校とPTAの共催で講演会が行なわれました。講師としてお招きしたのは教育評論家の尾木直樹先生。2007年につづき、二度目の来校となりました。講演のテーマは「ケータイ・ネット時代の友だちづくり」。中1〜高1までの生徒と保護者が一緒に聞く企画でした。

テレビ出演時のこぼれ話から「マスメディア/テレビが作り出すイメージ」についての功罪を問いかけたり、対面でのコミュニケーションと「人からどう見られているか」を意識しすぎるあまりに、トイレで食事をとる大学生の話(ひとりで学食に行きづらいなら改善案を、という課題に「ランチタイムはおしゃべり禁止(ひとりで来ててもわからないから)」「全ての席をついたて付きのカウンターに」という回答が出てくるそう!)、そして、ケータイやネットとのよりよいつきあい方…。尾木先生の軽妙なトークに終始笑い声が絶えないながらも、たいへん学ぶところの多い講演会になりました。

Img_4240 Img_4243

生徒の感想を一部紹介します。

Img_4200最初、「メディアについての講演」と聞いてちょっと堅苦しそうな内容だなと想っていたけど、講演を聞いてすごいわかりやすくてよかったです。普段は真剣に考えないことを楽しく知ることができました。いちばん心に残ったことは、大学生のランチタイムについてです。レポートに書かれたような食べ方をしたらごはんがまずいとおもうし、「どうしたら変わるのか」という疑問に、人と人の関係ではなく、机やもの、近くの環境を変えるという答えは変だなと思いました。高校でも、友だちとの本当の関係を気付きたいと思いました。(中学二年生)

今日のお話は新鮮で、身近なものでした。いちばん印象に残っているのは1人でお昼を食べられない人がいること、ネットで問題になっているなりすましの問題などです。実を言うと私はここに入学してきた時、カフェテリアを1人で使うことができませんでした。放課後になにか食べたいと思った時誰かを必ず誘うようにしていたのを覚えています。しかしだんだんと生活していく中で、いつの間にかそういう風に思わなくなりました。クラスや学年、全校で「誰とでもいられる/ひとりでもいられる」集団づくりについて考えていったことがきっかけなのだと思います。とても大切で、貴重な機会をもらっていたんだ、と知りました。(中学二年生)

講演のなかで本校の取り組みについて、何度もお褒めの言葉をいただいたことは、生徒たちのとても大きな自信になったとおもいます。その後、尾木先生のブログにも講演を終えての思いが綴られていましたのでご紹介させていただきます。

- 2010-10-25 17:38:59 一種の感動
- 2010-10-25 11:09:06 格別♪ 

2010年10月18日 (月)

高1進路講演会 “J-Win”の皆さんをお迎えして

10月9日(土)高1全員で、J-Winの皆さんによる進路講演会をうかがいました。J-Winは、現代の様々な企業において、多様な個性がそれぞれに力を発揮し、活躍できる「多様性社会」実現のために活動しているNPO団体です。特に女性の社会進出実現に力を注いでおり、女性の活用を促進したり、セミナーなどを通して女性リーダーの育成、能力開発を図っています。高校生のキャリア教育にも積極的に携わっており、「働くこと」について講師の方々の体験に基づいて生き生きと語って頂きました。

■講師
  糸藤 友子 さん  (株)ベネッセコーポレーション 通信商品部
  内田 優子 さん  TAC(株)
■司会
  青木 聖子 さん  (株)損害保険ジャパン
■全体統括
  峰 よう子 さん  ネットカード(株)

Imgp6659_2 P1000054_3

《生徒の感想より》

  • 今回J-Winの方々のお話を聞いて思ったことは講師のお二人も言っていたように、今しかできないことを頑張ることが一番大切だということです。今やっている部活などの大変なことが、将来役に立つなど思ってもいなかったので驚きました。だから今しかできない勉強や部活に一生懸命取り組もうと思いました。そして働くことは楽しいことなんてあまり思ってもいなかったし、糸藤さんが言っていたように自分の世界が広がることと仲間と喜びを分かち合えることは生きていく上で大切だし、その回数が多いほうがよいと思いました。だから、結婚・出産をして専業主婦になるのもよいと思うけれど、そのまま働き続けるほうが私には合っている気がしました。また、家庭で嫌なことがあっても会社で一緒に働いてくれる仲間がいるから働いているうちに忘れられる、会社で上司に怒られても家に帰って家族と過ごせば会社であったことも忘れられるという自分の居場所が二つあるというのはとてもよいことだなと聞いていて思いました。最後に峰さんが言ってくれた言葉が一番心に残っていて、人とのつながりがなければ生きていけないし、そのためには相互理解が大切だということです。今まで私は相手に分かってもらおうと思って話していなかったし、相手にちゃんと伝わらなかったらあきらめていました。また、相手の言っていることが分からなかったら、そこで聴くことをやめていました。でもそんなことでは社会で通用しないし、今すぐその考えを改めようと思いました。そして、これからは相手に分かってもらえるように話して、相手の言っていることが理解できなくても理解しようとする姿勢で聴こうと思いました。
  • 私は仕事をすることについて漠然としたイメージしかもっていなかったけど、自分が生きるため、収入を得るためだけでなく、会社や世の中に貢献したり、たくさんの出会いや経験を通して自分の世界を広げたりすることができると知りました。人の役に立ったり自身が成長できるからこそ、そこに喜びや楽しみを見出したり、やりがいを感じて仕事や人生がより充実したものになるのだなあと思いました。特に糸藤さんは当時としては珍しく育休をとってからまた仕事に復帰し、さらには転職して・・・と、今まで仕事を続けてこられていてすごいです。印象的だったのは家庭と職場、ふたつの居場所があり、両方の楽しさが味わえているのは幸せ、という言葉でした。これが糸藤さんを今日まで支えてきたのかなと思いました。人生Enjoyって、このことだなと思いました。大切だと思ったのは今まで過ごしてきた中で「自分は何が好きなのか」を見極め「どのように社会に貢献し人の役に立つか」をよく考え、それを周りに説明することができるということです。そのためにはまず自分をよく知らなければならないし、いろいろなことに挑戦し経験と自信を積まなければならないということです。私は人と話すのが苦手だし、人前に立ちたくないと思っているし、コミュニケーション力に欠けているしアドリブきかないし最悪だけど、学生の今しかできないこと、文化祭とかクラスで協力して何かする、みたいなことを一生懸命やって、もっと自信をつけていきたいし、いろんな方向性を探っていけたらいいと思いました。(・さん)

2010年9月15日 (水)

尾木直樹先生講演会 「ケータイ・ネット時代の友だちづくり」

10月25日(月) 13:30~15:00 学校・PTA共催講演会Ogi3

  「ケータイ・ネット時代の友だちづくり」

       講師 尾木直樹先生

 学校・PTA共催の講演会のご案内です。
 講演者は教育評論家の尾木直樹先生です。講演のテーマは「ケータイ・ネット時代の友だちづくり」――ケータイもネットも今や現代社会になくてはならないツールになってしまっています。ケータイにはi-phoneのようなものまで登場し、もはやパソコンを携帯して歩ける時代になりました。思春期の多感な中高生にとってケータイやネットはその成長や生活に多大な影響を与えています。これまでも学校ではケータイの使い方やネットとの付き合い方について、それをどう考え、どう付き合っていってほしいか、について生徒にも保護者のみなさまにも学校としての考え方を理解していただいていると思います。

 また、生徒に対しては携帯3原則やHRでの学年指導、アウトメディアの日など具体的な取り組みもしてきています。しかし、刻々と技術革新が進むケータイ・ネットの現代社会の中で、それが子どもにとってどういうものなのか、常に学んで考えていくことが必要なのだと思います。

 今回の尾木先生の講演会は保護者の皆さまだけでなく、ケータイやネットとのつきあい方をともすれば誤りがちな中学生にも聴かせたいと考え、中1から中3までの生徒と保護者の皆さま(学年は問いません)と一緒に聴く講演会としたいと考えています。ご家庭にありましては尾木先生の講演会を親子で聴いてご家庭で話題にしていただくことも有効かと思います。ぜひご参加いただければと思います。

■尾木直樹先生プロフィール

1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校、東京都公立中学校教師、東京大学講師として、22年間ユニークで創造的な教育実践を展開。その成果は180冊近い著作物やビデオソフト、映画等にまとめられている。
現在は、法政大学キャリアデザイン学部教授、早稲田大学大学院教育学研究科客員教授として、学生やゼミ・論文指導、「臨床教育相談論」、「現代社会と家族」、「道徳教育の研究」、「教育入門」等を講じている。主宰する臨床教育研究所「虹」では、所長として子どもと教育、メディア問題等に関する現場に密着した調査・研究活動にも、精力的に取り組んでいる。最近は、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」などのバラエティ番組にも出演。「尾木ママ」(明石家さんまさん命名)という愛称で親しまれている。

2010年6月20日 (日)

中学3年生 心肺蘇生法・AED講習会<保健授業>

◆心肺蘇生法・AED講習会を行いました<保健の授業より>

Cpraed_1 ■中学3年生の保健の授業では、毎年「応急手当」の授業を行っています。その一環として、6月18日の午後に横浜市消防局・神奈川消防署の方々に来て頂いて、心肺蘇生法とAEDの講習会をして頂きました。自分や身の回りの人がケガをした際に簡単な手当てができるように実習などを行ってきました。意識がない人に対しては、救急車等を待っている間にその場に居合わせた人が医師に引き渡すまでの間に適切な処置ができることが求められています。講義をして頂き、クラスごとに分かれて実習を行いました。

■最新のガイドラインに基づいて、多くの生徒が積極的に実習に参加していました。人工呼吸に対してはやや抵抗があるようでしたが、手順をおって意識の確認、気道確保、心臓マッサージやAEDの装着などの方法を覚えていきました。実際には使わないに越したことはないのですが、いざという場面では、緊張や恐怖などもある中で、声を出して救助者や応援を呼び、少しでも適切な処置ができる人になってほしいと考えています。よく頑張りました。神奈川消防署の皆様、ご指導ありがとうございました。

Cpraed_0_2 Cpraed_01_2 Cpraed_2_2 Cpraed_4_2 Cpraed_3_2

2010年6月12日 (土)

中学2年生 文化祭への取り組み

卒業生による講演会 ~文化祭にクラス参加するということ~

Rimg1066 6月10日(木)6時間目、文化祭責任者が企画した講演会を開きました。今回の講演会では、卒業生2名をお招きして、初めてクラス参加する文化祭をどのようにして作り上げていけばいいのかを、実体験を基に語っていただきました。

講演してくださった2名は2008年度の卒業生で、高校2年時の文化祭で「Energy Quest」というタイトルでエネルギー問題に取り組み、校長賞を獲得されています。

テーマ決めから当日の展示方法まで、その時に何を大事にして決定していったのか、丁寧に語ってくださいました。

最初の講演者は明治大学のIさん。配布された資料にはテーマ決め→学習・訪問→展示・発表の仕方→文化祭で得たものが丁寧にまとめられ、当時の様子を話してくださいました。夏休みの活動予定表も添付されていて、部活動や補修とどのようにバランスを取って活動していたのかがとてもよくわかりました。

Kouensya1 Kouensya12

次に東京造形大学のHさん。写真をふんだんに使った資料と、当時実際に使用した展示資料を使って、どのように当日を迎えたのかを話してくださいました。実際に使った展示資料は、説明をより分かりやすくするための工夫がたくさんされていて、見に来られた方の視点で作っていくことの大切さが伝わってきました。

Kouensya2 Kouensya21

講演会後の感想では「文化祭のクラス参加が一層楽しみになりました」という意見がたくさん見られました。これから初めてのクラス参加に向けて、テーマ決めが始まります。どんな文化祭になるのか見守っていきたいと思います。

2010年4月11日 (日)

高3進路講演会 崔 善愛さん「自分の国を問い続けて」

P1010270_3 4月9日、高3進路講演会が開かれました。講師は、在日韓国人2世として生き、指紋押捺を拒否して闘いながら、「自分とは?」「自分の国とは?」と問い続けてこられた、ピアニストの崔善愛(チェ・ソンエ)さん。

 講演が始まると、崔さんは何も語ることなく、ピアノに向き合い、ショパンの「幻想即興曲」を弾き始めました。シュガーホールに最初の重厚な和音が響き渡ると、それまでの雰囲気が一変して、一気にピンと張りつめた空気になり、会場が崔さんのピアノに引き込まれました。……

 崔さんは、とても穏やかで、温かみのある声で、ゆっくり、ゆっくり私たちにご自身の人生や想いを語ってくださいました。……

 詳細はこちらから

2010年1月21日 (木)

中1 長澤 幸江さん 講演会

Snaga011月21日(木)、6時間目に長澤幸江さんの講演を伺いました。長澤さんは、大森第五小学校の元教頭先生で、平成16年6月に学校を訪れた一人のアメリカ人、ハロラン氏と交流をされました。ハロラン氏はB29爆撃機のパイロットで、茨城上空で打ち落とされ、パラシュートで脱出したものの、捕虜として捕まりました。

その後、大森第五小学校近くの捕虜収容所で、筆舌にしがたいつらい日々をおくられました。そんななか、豆を7粒くれた女性や、収容所のそばの小学校の子どもたちの姿が、心の救いに なったそうです。ハロラン氏は戦後、幾度も日本を訪れています。長澤さんと出会ったのは偶然でした。

→講演会詳細はこちらからこちらからどうぞ。

2009年6月 5日 (金)

中1 内海裕美先生・小森美登里さん講演会

Utumisan2 5月23日に、小児科医の内海さんの講演会が学年で行われました。多くの保護者にご出席いただき、「子供と向き合うこと」について考える、大切な時間を共有することができました。絵本を紹介していただきながら、「子供を認めることの大切さ」「いいところさがしをすること」「子供も抱きしめること、手当ての大切さ」「子供がメディア漬けの危険性」など、多岐にわたるアドバイスをいただきました。

 6月5日に、小森美登里さんの講演会が学年で行われました。学年PTAの前ということで、多くの保護者にご出席いただき、「いじめの問題」を考える大切な時間を生徒、保護者、学校(担任団)で共有することができました。生徒ひとりひとりの心の中に、深く残るものがたくさんあったと思います。感動や悲しさで、涙を流す生徒たちの姿が印象に残りました。

→詳細はこちらからどうぞ
 

2009年5月19日 (火)

中3 嶋田昌子さん 講演会

090516_01 国際総合の時間に、横浜シティガイド協会の嶋田昌子さんをお招きして、横浜の開港から今に至るまでの歴史や地名の由来など、丁寧にお話して頂きました。 中3は、3月にオーストラリア研修へ行きます。嶋田さんからは、海外でコミュニケーションをとるには、自分たちの国や街などを始め、語れるものを持ってい なくてはならないというお話もして頂きました。普段生活している横浜ですが、色々な歴史を経て今の姿があることを改めて考えさせられました。

→詳細はこちらからどうぞ