2021年1月20日 (水)
2021年1月18日 (月)
オンライン学習/授業の様子
1月13日から本格的に始まったオンライン学習。教科担当は学校や自宅からリアルタイム授業や動画、課題配信を行っています。通常通りの時間割で行っているので、リアルタイムで画面の向こうにいる生徒たちに語りかけながら授業が進んでいきます。生徒たちもペースを守りながら、自宅で学習を進めています。「離れていても繋がっている」という実感を、教員も生徒も持ちながら、頑張っていきたいです。
2021年1月14日 (木)
2020年度 神奈川学園オンライン期間の取り組み
はじめに
2021年に入っても新型コロナウイルスに関して予断を許さない状況が続いています。本校では,2020
年4月の緊急事態宣言下の一斉休校時に,オンライン学習を開始しました。本校のオンライン学習の特
徴は下記の2点です。
① 「つながりを大切にした取り組み」
これまで本校で日常的に行ってきたダイアリーをオンラインでも継続したり,朝のホームルームで
友だちとつながる機会を作ったり,「離れていてもつながっている」ことを感じられるような工夫を
行いました。
② 「個々に即した柔軟な学び」
本校のオンライン学習は,「配信」,「オンデマンド」,「リアルタイム遠隔(ZoomやMeetな
ど)」をブレンドし,各学年の生徒状況や教科の特性を踏まえた,柔軟な設計を行っています。
Chromebookを生徒全員が所持しています。
本校ではChromebookを全員が所持しています。Chromebookは下の写真のように,Windowsのパソ
コンとほぼ同じ形状をしています。
Chromebookを採用した理由は
① キーボードが最初からついていること
② データをパソコン上ではなくすべてクラウド上に保存をするため,セキュリティーの面から優れて
いること
③ 比較的安価であること
④ 比較的強固であること
です。休校中の自宅学習では,生徒は基本的にこのChromebookでオンライン学習を進め,登校の際
も,適宜ホームルーム活動や学習活動で活用しています。
オンライン期間の取り組み
4月13日~5月31日 オンライン学習
4月13日からは中2以上の学年で,オンライン学習が始まりました。
下記,そのほんの一部を紹介します。その他の授業は本校ブログに詳しく掲載されていますのでよかっ
たら是非ご覧ください。
5月7日 オンライン入学式
中学1年生のオンライン入学式が行われました。校長の式辞のあと,担任紹介が行われました。その
後,Zoomで各担任・副担任からのメッセージが届けられました。
5月8日~ 中1も本格的にオンライン学習を開始
5月からは,中1も本格的にオンラインホームルームやオンライン学習が始まりました。
中学1年生はこれまで一度も直接出会ったことがありません。生徒と教員,そして生徒どうしのつなが
りがなるべく多く作れる工夫をしました。例えば,今年の中1の自己紹介は,自分の名前や趣味などと
ともに,家にある自分の宝物を画面に写しながら紹介するというオンラインならではの取り組みも行い
ました。また,授業も英語,数学,国語の3教科はZoomを用いてリアルタイムで行い,適宜発音練習
やグループワークを取り入れるなど,工夫を行いました。一方,全てがリアルタイム動画授業である
と,心身に大きな負担がかかる可能性も考えられるため,オンデマンドや課題配信の場面も適宜作り,
全体としてバランスが取れるように,教科の視点だけでなく学年として様々な配慮を行いました。
6月1日~6月30日 分散登校&オンライン学習
学年ごとに異なる時間割で,1クラスを半分の20名程度にして2か所の教室に分け,週2回の分散登
校を行いました。下記は中学1年生の時間割です。週3回は5月まで行ってきたオンライン学習を継続
し,分散登校時は学習内容の確認や配慮をしながらも友だちどうしのつながりをなるべく作る取り組み
をバランスよく取り入れました。
中学1年生は初めての登校になるため,距離を保ちながらも,友達づくりのゲームを行ったり,校内ウ
ォークラリーなども行い,親睦を深めました。
7月6日~ 全面登校時の様々な取り組み
時差・短縮は残しつつも,全面登校が開始しました。様々な制約がある中ではありますが,各学年,消
毒や換気をこまめに行ったり,密にならないように気をつけたりしながら,工夫して行事を行いまし
た。
授業でも,実験室で机間にプラスチック板を入れるなどの物理的な工夫で安心を生み,学び合いも少し
離れて行いました。
また,姉妹校であるオーストラリアのオーミストンカレッジとのホームステイは今年度は実施が困難と
なりましたが,新しくオンライン交流を始め,この取り組みは様々な学年へ波及しています。
2学期には,例年行っていた文化祭の代わりに,在校生対象の公演プロジェクトを実施しました。公演
当日は迫真の演技が披露され,公演を見る生徒も密にならないように座席の工夫や応援の工夫を行いま
した。
また,今年は図書委員主催の生徒会講演会として女優のサヘル・ローズさんに来校していただきまし
た。密にならないように,前半・後半の2部制を敷き,半分を対面で,半分をホームルームクラスでオ
ンライン視聴をするハイブリッド形式の方法を採用しました。
おわりに
本校にとってもオンライン学習は「個々に即した学び」を見つめ直す機会となりました。単に効率のみ
を求めるのではなく,画面の向こうの生徒がどのように学んでいるか,生徒どうしのつながりをどのよ
うに保てるかを更に意識するようになりました。そこから新しい学びの可能性が広がっている現在,首
都圏内の新型コロナウイルスの感染状況は大変厳しく,今まで以上の感染対策が求められています。神
奈川学園は2021年1月いっぱいオンライン学習と判断しました。「通学しなくても同じ質の学びを提
供する」べく,それは「安心を生みだし,感染リスクを減らす」ためです。そのために生徒・教員とも
に努力しています。
中学入試も安心して受験できるよう,万全の準備をしてお待ちしています。
2021年1月13日 (水)
高1FW 沖縄方面 柳川たづ江さん講演会
昨年12月3日、高1FW沖縄方面の授業では、沖縄戦を体験された日比野勝廣さんをお父様に持つ柳川たづ江さんにお越しいただき、元日本兵の日比野さんから伝え聞いた戦争の現実や、戦後の苦しみ、葛藤について講演をしていただきました。
改めて戦争の悲惨さ、二度と起こしてはならないものだ、という感情に全体が包まれました。人を殺めることをおかしいと思わなくなっていく教育の危険性、死ぬと分かっていても仲間を敵の戦車に特攻させなければいけなかったことによる戦後の葛藤や苦しみ、そして周りの人たちが次々と亡くなっていく中、ガマで生きながらえた3カ月の壮絶な体験談に息を飲みました。
生前、日比野さんは何度も慰霊の旅に沖縄を訪れていたそうです。かつての戦地を訪れた日比野さんが、亡くなった戦友にかけた「今度生まれてくるときは、戦争の無いときに、生まれてこような」「ぼた餅を腹いっぱい食べて、水をたらふく飲める時に、生まれてこような」という言葉が、戦争を知らず、物であふれている私たちの時代に、警鐘をならしているような気がしてなりません。
【生徒の感想から】
戦争で生き残ったとしても、その後大きな傷を心に抱えながら生きている人がいるということを知りました。戦争で生き残ることはとても低い確率なので、生きて終戦を迎えられることは運がいい、と私は思いました。しかしそんなことは絶対になくて、生き残った人もたくさんの辛い思いをして、私たちに語ってくださっているのだと感じました。かつて戦争があったとは思えない平和な場所で日々暮らしている私たちは、戦争について深く考える機会は少ないと思うし、戦争を体験した人の話を聞くことも少ないと思います。なので、このように戦争というものを身近に感じられ、当時の状況を聞けるという時間を大切にするべきだと改めて思いました。
そして、二度と戦争は日本で起こらないかどうかは分からないし、私たちが当たり前のように過ごしている日常が当然壊されるかもしれないと思うととても怖くなりました。平和のとりでを築くために私たちができることは、「思いやりの気持ちを持つ」や「社会の興味を持つ」など、小さなことかもしれないけど、それをたくさんの人がやったら何か変わることはあると思います。まずは自分だけでもその基本的な気持ちを大事にしたいなと思いました。
今回この講演を聞いて、戦争はとても残酷だと強く思いました。戦争を実際に私たちは体験していないので詳しくは分からないし、その場にいた人の気持ちは分からないけど、今日聞いたことを周りの人に伝えることはできるので、自分にできることをやりたいです。
高校3年生対象特別講座が始まりました
3学期が始まり、1月はオンライン学習期間となりました。受験を控えた高校3年生のみ、2日間の対面授業、3日間のオンライン授業で特別講座を実施しています。共通テストの時間で予想問題を解いて解説を聞く講座、直前対策で入試問題解説を行う講座など様々ですが、どの授業でも受ける姿勢は真剣そのものです。これからの入試本番に向けて、一人ひとりの努力が実るよう、頑張ってほしいと思います。
2021年1月12日 (火)
3学期始業式が行われました
1月8日、3学期始業式が行われました。校長先生のお話(全文はこちら)を、それぞれの教室でZOOMで聞きました。
校長先生からは、二つのお話がありました。
一つ目のお話では、画面に、最近のニュースが示されました。
まだ、世界中の誰も確かなコロナ対策を掴んでいない中で、感染が拡大して、それぞれの国が判断を迫られていることがわかりました。
神奈川学園では、1月中オンライン学習を中心に学習を行うことになりました。私たち一人ひとりが、感染予防対策を行うことは自分の健康を守ると同時に、感染拡大を防いで人の命を守ることになります。
二つ目は、11月30日のサヘル・ローズさん講演会のお話です。9人の感想が紹介されて、私たちの心に残った「サヘルさんの言葉」を振り返り、あらためて心に刻みました。
2021年1月10日 (日)
1/16(土)説明会ご参加予定の皆様へ
今回は、昨今の厳しい状況の中、神奈川学園学校説明会へのご参加にお申し込みいただき、ありがとうございます。
先日、1都3県に緊急事態宣言が出されました。現在、1月における1日あたりの横浜市の陽性者数は急増し、陽性率も高水準となっています。こうした状況から本校ではさらなる感染爆発を懸念し、1月中はオンライン学習を中心に学習を進めています。こうした点もふまえ、今回の『第9回学校説明会』をオンライン(収録動画配信)のみで実施とさせていただくことになりました。来校する予定でご準備されていたことと思いますが、大変申し訳ございませんが、ご理解いただければ幸いです。
なお、動画の配信は、動画視聴用のURLを申し込みいただいたメールアドレス宛てに1/19(火)の18:00に配信いたします。
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神奈川学園中学校 入試広報室
横浜市神奈川区沢渡18
045-311-2961
https://www.kanagawa-kgs.ac.jp
2021年1月 8日 (金)
新成人の皆様へ
1月11日(月・祝)に予定されていました「新成人を祝う会」
よろしくお願い致します。
2020年12月23日 (水)
新成人を祝う会 ご案内
高校71回卒業生の皆さま このたびは成人式を迎えられ誠におめでとうございます。母校での「新成人を祝う会」へ、多くの皆さまからご出席のお返事をいただき、有り難うございました。あらためて当日のご案内をさせていただきます。
- 日時 2021年1月11日(月祝) 18:00~19:00
- 場所 創立100周年記念ホール
感染症拡大防止のため、短時間の企画となります。
更衣室の準備はありません。
記念ホール以外の校舎に入ることは出来ません。
厳しい状況の中ですが、晴れやかな皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております。
2020年12月22日 (火)
終業式の一日
今日は2学期最後の日でした。例年とは異なり、高校3年生以外は8月末から始まった2学期です。コロナ禍でも柔軟に、様々な学年行事が行われ、豊かな学びがあった2学期でした。
まずは大掃除です。クラス全員でホームルーム教室と選択教室をきれいにしました。清々しい気持ちで2学期を終えることができます。
通知表は一人ずつ担任の先生から受け取りました。一人ひとりの努力や頑張りが数字になって示されています。
終業式はオンラインで各クラスを繋いで実施しました。及川教頭先生のお話(全文はこちらから)は、各学年の豊かな取り組みを思い起こせるものでした。コロナウイルスの感染が拡大している現状から、3学期も現在行われている時差登校が続くというお話もあり、しっかりと感染状況に努めようと真剣な表情で生徒たちはお話を聞いていました。
最後に、クラブ活動で優秀な成績を収めた個人・団体が発表されました。
「当たり前の日常は簡単に奪い去られる」というサヘル・ローズさんの言葉を胸に、今を大切に暮らし、新しい学期を共に迎えたいと心から思いました。
生徒のみなさん、是非健康で実り多い冬休みを過ごしてください。元気な顔で3学期始業式にお会いしましょう。