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2014年6月18日 (水)

《中学3年》 朴慶南さん講演会

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 在日韓国人二世で、エッセイストとして、また講演活動で活躍されている朴慶南(パクキョンナム)さんをお招きし、「私以上でも私以下でもない私」というタイトルで講演をしていただきました。

 障害を持ちながらも結婚するお姉さんへ浴衣を縫ったきいちゃんのお話や、関東大震災のときにデマのせいで襲われた多くの朝鮮の方の命を救った鶴見署署長の大川常吉さんのお話など、様々なエピソードを紹介してくださいました。そして、講演のタイトルでもある「私以上でも私以下でもない私」、つまり、優劣をつけて人と比べるのではなく、ありのままの自分を受け入れ自分らしく生きていくことの大切さや、諦めずにチャレンジしていくことで広がる可能性など、ポジティブなメッセージを生徒達に届けて下さいました。

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 最後は朝鮮の民族衣装であるチマチョゴリを見せて下さり、講演会は終了しました。生徒たちは、時に笑い、時に真剣に聞き入りながらのあっという間の90分でした。エネルギッシュな朴さんとの出会いで、一人一人がとても励まされたようです。

 

 

生徒の感想から

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U・Iさん
 山代先生から「とてもパワフルな方」と聞いて楽しみにしながらシュガーホールに行ったら、「パワフル」っていう言葉がピッタリな方でした。あんなに元気な方とは会ったことがないぐらいで、終始笑いが絶えなかったです。でも、その内容は面白いながらも意味が深く、勉強になる話ばかりでした。「私は私以下でもなく私以上でもない私」など、考えたことのない言葉を使って話していただいたので、違う感覚で聞くことができました。
 その中の一つの話しで、「人と自分を比べてみるから悔しいという感情がでたり、人を下に見たりする」と言われて、素直に「なるほど」と思うことができました。私は人に負けることが嫌いで何かをしたら笑われるんじゃないかとすごく気にするタイプだから、人と自分をめちゃめちゃ比べているなと思いました。だから、比べないで自分らしくするのが大切だと思いました。
 他にも「マイナスはプラスに変わる」というお話で、何事も挑戦すれば良い結果に変わるのかなと思いました。パクさんのお話は自分に自信をくれるお話でした。

 

M・Sさん
 最初は「私以上でもなく、私以下でもない私とは?」と思っていましたが、それは自分が人と比べて優越感、劣等感を感じるから生まれてくると知り「なるほど!」と思いました。私はすごく人と比べてしまいがちなので、人と比べるのではなくありのままの自分を受け止めようと思いました。
 私は、「願ったってかなうはずない」とずっと思っていました。でも、パクさんの体験談から「強く願えばかなうことができる!」と学んだので何でもあきらめるのはやめようと思います。また、私は苦手なことからすぐ逃げようとしてしまいます。でも、パクさんが苦手なことも何でも仕事を引き受けていてすごいなと思いました。苦手なことは無理!と決めつけていた私も自分の潜在能力に頼ってみようと思いました!
 関東大震災の時に「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマが流れ、軍隊でもない一般の人たちが朝鮮の人だからというだけで同じ人を殺していくなんて本当にあり得ないしひどいと思いました。大川さんがした行動は同じ日本人として誇らしいと思いましたが、お孫さんが「祖父は当たり前のことをしただけなのに、それをたたえられるのは周りの人が当たり前のことが出来なかったからだ」というようなことを言ったと聞いて、そうか…と思いました。当たり前って、出来なくなってしまうと怖いと思いました。

 

E・Tさん
 私がパクさんのお話で一番びっくりしたのは「どんな仕事でもとりあえず引き受ける」ことです。私がもし、突然やったこともない仕事をやってと言われても即答で「No」と答えてしまうと思うのに。とりあえず「Yes」という姿勢に本当にびっくりしました。いつまでも自分の殻に閉じこもっては駄目なんだということに気が付きました。なので私もパクさんを見習って何事にもチャレンジして色々な体験をしたいなと思います。また、「命さえ忘れなきゃ」というフレーズにジーンときました。私もよく忘れ物をしてしまうのですが、一番忘れてはいけないものは親から授かった命だから、何を忘れても命は忘れずに生きていこうと思います。
 それから、一番最初にお話してくださったキイちゃんが自分一人で浴衣を縫い上げるお話は、「どんな困難があっても努力をし続ける大切さ」を学びました。キイちゃんが縫った浴衣を見た時のお姉さんの喜びは相当なものだったと思います。努力をして他の人を喜ばせるのはとても難しいけれど、私も努力は怠ってはいけない、頑張ろうと思いました。今日の講演会では、パクさんは私に色々な勇気をくれました。私もパクさんを見習って力強く生きていきたいです。