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2015年5月27日 (水)

《中学3年》 FW四万十方面:岸由二先生講演会「鶴見川の水は汚いか?」

5月15日(金)、FW四万十方面の全体学習として、慶應義塾大学名誉教授であり、NPO法人TRネットの代表理事である、岸由二先生に講演をしていただきました。理科Ⅱの授業では岸先生の著書である「『流域地図』の作り方」を読み進め、事前学習をしてきており、生徒は実際にお話を聞くことができる日を心待ちにしていました。

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講演会では、「鶴見川の水は汚いか?」をテーマに、川の「汚さ」とは何か、多様な生物が暮らす川はどんな川かなど、私たちが今まで持っていた自然観が180度変わるようなお話を、たくさん聞かせていただきました。岸先生、ありがとうございました。

 

*生徒の感想より*

自分が思っていた「いい川=きれいな川」っていう考え方が間違っている、と聞いてびっくりしました。やっぱり、いい川というと、水がきれいで、きれいな水にしかすめないような生物がたくさんいて、外来種とかがいなくて・・・というものを想像するけど、でも、きれいな川にしかいられないというアユも、水がきれいなだけじゃだめで、コケがはえる石があったりとか、川の流れの速さとかの環境の方が大切なんだな、とわかりました。だから例えば、蛍が少なくなっているから、蛍はきれいな水がないと生きていけないから水をきれいに、ではなくて、水がきれいなのも必要だけど、その生物が生きていける環境をつくることが、人間ができることなんだろうなと思いました。(Y・Iさん)

 

岸先生が最初におっしゃっていたように、私は「いい川」とは水がきれい(透きとおっていて、飲むことができるような)で、生き物が沢山いるイメージでした。でも、ただ単に「いい川」=「きれいな川」というわけではないのだと、今日のお話でわかりました。

鶴見川は決して汚い川ではありませんでした。アユなどの魚がたくさんいました。(中略)そして、私が最初にイメージしていた「いい川」は生き物にとっては、良いとは言えないと知りました。確かに、蒸留水は不純物が入っていないけれど、それは有機物がないから生き物にとっては、とても住めるような水ではありません。(中略)生き物がたくさんいるのが「いい川」なら、餌がたくさんある・酸素がある・毒が流れていないことが大切なのだとわかりました。今日のお話を聞いて、自分の先入観だけで「いい川」を決めることはいけないことだと思いました。(S・Aさん)