《中学1年》 学年全員で「メディアかるた」大会!
1学期末の考査講評期間に、学年全員で「メディアかるた」をしました。啓発教材である「メディアかるた」を開発した株式会社ミクシィの井上さんにかるたを通して学ぶ意味をお話していただき、身近な情報機器について考える機会となりました。
かるたを始める前に、井上さんから「メディアかるた」を開発した理由や、かるたのルールを説明していただきました。「読み札」「取り札」があるのは普通のかるたと同じです。普通のかるたと異なるのは、取り札を取った人が、「なぜこの札を選んだのか」を友達に語る点です。コミュニケーションを取りながら共に考える仕掛けです。生徒たちは順番に札を読みながら、真剣に理由を考えました。
かるたが一段落したところで取り札をジャンルごとに並べて「振り返り」を行いました。「セキュリティ」「コミュニケーション」「違反投稿」など、情報機器を使う際に知っておく必要のある内容について、自分はどう思うのかを言葉でまとめていきます。「振り返りシート」に生徒はそれぞれ真剣に向き合っていました。
井上さんが全体で「振り返り」を共有できるように生徒の言葉を拾いながらまとめて下さいました。生徒からは意欲的に手が挙がり、自分が考えたことやグループで共有できたことをそれぞれ発表していきました。
情報機器は現代社会に生きていくのに必要不可欠なものです。持ち始めた時期や使い方に個人差はあるものの、危険性を知り、安全に快適に使いこなせるようになりたいと生徒たちは思っていました。メディアかるたの取り組みは、個々の意識や体験をくぐり、どのように使えば良いのかを真剣に考えるものでした。友だちと一緒に考えた楽しさと合わせて、生徒一人ひとりの意識に働きかけるものだったと思います。今回の取り組みを日常生活に活かしていきましょう。