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2018年2月25日 (日)

《中学2年》 卒業生による講演会―海外研修に向けてー

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一年後に海外研修を控えた中学2年生にむけて、2月15日に本校を卒業した現在大学2年生のFさんに当時の体験や、その時の経験がその後の学生生活にどんな影響を与えたかという話をしてもらいました。また、17日のPTAでは保護者向けに、Fさんに加えてFさんのお母様にも話して頂きました。

Fさんは研修の際に割り当てられた学校のメンバーに友人が居なくて不安になったこと、ステイ先に洗濯をお願いしづらくてとても困ったエピソードなどを話してくれました。そんな苦しい中にあって感じたのは、同じ隊の仲間と励まし合うことや、勇気をふりしぼって話してみることの大切さだそうです。この研修やその後の講演会、授業をきっかけに、国際政治経済に興味をもったFさんは現在の進学先(法学部政治学科)を選んだそうです。

海外研修の準備は中3から始まります。そのため中2の生徒たちは研修に対して期待よりも不安の方が多いように見受けられます。そんな時期だからこそ、悩んで悩んで大きく成長した先輩の姿がまぶしく映ったようです。感想には中2の生徒の素直な感動と憧れ、研修への期待が綴られていました。

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 Fさんの講演での言葉と生徒の感想を紹介させて頂きます。

(Fさん)

私の今までの話を聞くと、ものすごく積極的で前向きな、頭のいい子のように思われるかもしれません。中学入学から高校1年生まで、成績が悪いわけではありませんでしたが、だからといってとても良かったわけでもありません。部活での人間関係、クラスでの友人関係、成績など思い通りにいかず悩んで悩んでたくさん泣いて、失敗も山ほどしました。それでも自分がやりたいことには必ずチャレンジしてきたと思うから、後悔はあまりありません。

私が今回お伝えしたかったのは海外研修という新しい挑戦を楽しんで、皆さんが大きく成長するきっかけにして欲しいということです。たとえ失敗があっても、それを通して自分ができたこと、できなかったことがわかったり、新たな挑戦に繋がるかもしれません。失敗を恐れずに、前向きにぜひこのチャンスに挑んで行って欲しいなと思います。

 

(中2生徒の感想)

海外研修が来年にある、と聞いて正直「行きたくない」と思っていた今日この頃、そんな時にFさんのお話を聞いて少し心が軽くなった気がしました。

私は今、色々なことで悩み、そのせいで日々ストレスが溜まってしまい、どうしたらいいのかわからない状況になっています。それは部活のこともありますし、人間関係やクラスのこともあります。自分のこともあります。Fさんが「部活で違う考えのグループができてしまい大変だった」とおっしゃっていたとき、「あ、私もそうだな」と思いました。

でも実際考えてみると考えがそれぞれ違うのは当たり前なんだなと思いました。のんびりマイペースにやりたい人もいれば、本気で取り組みたい人もいるし、どちらでもない人もいる。そんな中で一つのことに取り組むと決めたときに皆の意見をどれだけうまくくみ取り、まとめるかが大事なんだと気づかされました。

 

今回のお話を聞いて、自分の視野を広げることは自分をよりよくするためにとても重要なことなんだと思いました。私は外国へ行ったことがありません。そして中3の海外研修を少し怖く感じています。今の私は日本の文化や価値観しか知りません。それしか知らないということは、とらわれているということでもあります。海外研修ではきっと日本とは違った文化や価値観に囲まれて過ごすことになるだろうと思います。それができるか、とても不安です。しかし今回Fさんのお話を聞いて、海外研修とは自分と異なる他を受け入れる練習なのだと分かりました。自分が勝手に持っている偏見などを全て捨て去って受け入れることは大人になってからも必要なことだと思いました。