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2019年3月10日 (日)

《中学3年》 海外研修NZ北島6日目

昨日は激しい雨が午前中降り続き、かなり肌寒い日でした。しかし、午後からお天気が回復するとともに、どんどん気温も上がり、今日は快晴となりました!!
9時15分に各家庭からラザフォードカレッジに集合しました。少ししかファミリーと過ごしていないけれど、別れがつらくて涙する生徒や、会った瞬間に弾丸のように昨日の出来事を話してくれる生徒もおり、それぞれが素敵な1日を過ごせたのではないかと思いました。

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ファミリーに別れをつげラザフォードカレッジを出発しました。午前中はオークランド博物館の見学です。オークランド博物館は国内で最大級の規模を誇る博物館で、ニュージーランドの自然やマオリの文化、第1次・第2次世界大戦についての展示があります。ガイドさんから説明を受けた後、ワークシートを使いながら各自で見て回ります。零戦も展示されており、この戦闘機に乗るはずだった一人の少年のことが紹介されていました。他国の目から見る日本と戦争というものを学ぶ良い機会となりました。

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その後オークランド市内で12時半から3時間、自主研修の時間です。指定されたエリア内で活動すること、待ち合わせ場所、時間を確認して解散しました。それぞれ街を探検しながらの思い思いの場所でご飯を食べて買い物を楽しみました。たまに道に迷った生徒たちに出会いましたが、待ち合わせには無事に到着することができました。

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集合後はオークランド空港近くのホテルに移動して、小林さんのお話を伺いました。小林さんは海外の大学に進学し、卒業後は日本で働いていましたが、震災が転機となってニュージーランドに移住したそうです。外から見る日本、日本人だからわかるニュージーランドの魅力などを話してくださったのですが、進路を具体的に考えはじめる生徒たちにとって、とても考えさせられるお話でした。
ニュージーランドは女性が働きやすい国として有名ですが、それを象徴する「キウィハズバンド」という言葉が興味深かったです。「キウィハズバンド」とは積極的に育児や家事を背負う男性のことです。小林さんが幼稚園に子供を送る時に、同じく父親に送り迎えされている子供が非常に多いと実感するそうです。これには歴史的な背景がありました。世界大戦のために働き盛りの男手が兵士としてかり出されてしまい、その不足を補うために女性が男性の仕事まで担うようになったことがきっかけのようです。

10 また、講演会で見た「international woman’s day」の日にエア・ニュージーランドが公開した動画が印象的でした。整備士やパイロットなどエア・ニュージーランドのすべての職業に女性がついていることを紹介し、女性は何にでもなれるんだ!というメッセージが込められていました。この動画からのこの国では女性が自分で選択し、主体的に生きることが大切にされているのが分かりました。こういう話を聞くとただただすごい…といった感想しか出ないのですが、今もなお男女間の賃金格差に対する問題が大きく取り上げられているそうです。最後にある女性作家の言葉を引用しながらお話を締めくくって下さいました。

「同じ風でも船の帆の張り方で進路も異なります。どこにどう進むかはその人次第です。途中で帆の向き方を変えてもいいんです。自分なりの帆の張り方を探してください」

旅の最後を締めくくる素晴らしい講演を有難うございました。

ニュージーランド北島隊は翌朝帰国します!!