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2020年1月28日 (火)

《中学1年》 総合学習

中学1年生の総合学習「平和」では、『Longing for My Home Island』(『ふるさとにかえりたい リミヨおばあちゃんとヒバクの島』写真:島田興生 文:羽生田有紀)を読んで、「マーシャルの学生に英語で手紙を書こう!」に取り組んでいます。

 

1月20日には、総合地球環境学研究所の研究員中原聖乃さんをお招きして、講演会を行いました。

中原さんは文化人類学者で、マーシャルの研究をなさっています。1998年に初めてマーシャル諸島共和国を訪れて以来、しばしば現地に足を運んで研究を続け、放射能汚染地域の生活圏再生の課題に取り組んでいます。

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 1954年3月1日、ビキニ環礁でアメリカの水爆ブラボー実験が行われました。ブラボーはヒロシマ型原爆の1000倍の威力を持つ水爆です。実験後、死の灰がロンゲラップ島に降り注ぎ、島民が被爆しました。

1985年、住民は放射能で汚染されたロンゲラップに別れを告げて、メジャト島に移住しました。

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メジャト島は、元々は無人島です。メジャト島についた住民が最初にしたことは、パンの木やタコの木を植えることでした。

それらの木々が育ち、人々はロンゲラップの食文化とライフスタイルをメジャトに復活させようとしています。

しかし、メジャト島は狭すぎます。

木の実や魚が十分に取れないので、今も、アメリカの食糧援助に頼っています。

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マーシャルの子どもたちの教科書は英語です。富裕層ほど、子供たちはインドアでコーラやファンタを飲んでゲームをして遊んでいます。ゲームソフトも英語です。

中原さんは「マーシャルには、そういう外来のもの以外に良いものがたくさんあるのにもったいない」と思い、マーシャルの人たちが自分たちの文化や資源を見直すためのお手伝いをしたいと計画しているそうです。

 

講演会の終わりに、学年を代表して二人から感想を伝えました。

「美しい海に浮かぶ島、ホスピタリティ溢れる人々の暮らす島に行ってみたいです」

「国家予算の半分がアメリカの援助という現実に、驚き考えさせられました」

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講演会のあとは、教室に戻って、マーシャルにお手紙を書く準備としてグループワークをしました。

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STEP1 付せんに聞きたいことを書こう

STEP2 グループで付せんを共有しよう

STEP3 英語に直そう

 

 

 

 各校室を、中原さんと『Longing for My Home Island』の写真家の島田さんが回って、質問に答えて下さいました。

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それぞれが書いたお手紙は、グループごとに画用紙に貼ってまとめ、中原さんに託します。手紙は、首都マジェロにあって、英語に加えて日本語も学んでいるコープスクールの生徒たちに届けていただきます。

どんなお返事がいただけるのか、楽しみです。