中2総合 マーシャル共和国のコープスクールと2回目のオンライン交流会を行いました
中学2年生は継続的にマーシャル共和国にあるコープスクールとオンライン交流を行っています。昨年12月には、有志でオンライン交流会を行いました。今回は、その様子を中学2年生全体で共有するために、「学年の日」を活用して短時間の交流を実施することにしました。
今回は、「2月の学習と生活」と「マスク」をテーマに意見交換をしました。
「2月の学習と生活」については、コープスクールでEducation Weekという学習週間を2月に実施しており、あわせて神奈川学園の学校生活をお伝えするものです。神奈川学園では2月前半はオンライン学習を続けていたので、主にその様子を話しました。コープスクールでは、数学大会やスペリング大会を学内や学校対抗で行っているようです。
一方の「マスク」では日本のマスク習慣を紹介しました。マーシャルでは新型コロナの感染は沈静化したようですが、学校では自分の意志で着けるということもあるようです。今日の交流の時には皆さん着けてはいませんでした。「どんなマスクを着けていますか?」とコープスクールの生徒に質問されて、色や材質を、生徒自身が着用しているもので説明しました。
今日も通信環境の厳しさがあり、二つのテーマでの意見交換で終わりました。「アニメ」のようなサブカルチャーについても話したいという声がありましたので、3回目の交流でテーマに出来たらと思います。
2020年度の交流はこれでいったん終わりますが、「マーシャルと神奈川の未来をつなぐプロジェクト」として息長く交流できたらと思います。
本校生徒の感想を紹介します。 |
マーシャルのみなさんとお話ししたのは久しぶりだったので、少し緊張していました。以前交流をしたときに、「マスクは着けない」と話してくれて驚いた覚えがあったので、時間が経ってマーシャルの生活にも影響が出始めたのかな、と少し不安になりました。また、今回は回線が良くなかったのもあるかもしれないのですが、マーシャルの子たちの話していることが分かる部分と分からない部分があって悔しかったので、通訳なしで英語だけの状態で聞き取って話せるようにしたいです。なので、もっと英語を勉強しようと今日思いました。また、何年後になるかはわかりませんが、神奈川学園側の顔がはっきり見える環境になったり、オンラインではなくいつか直接会えたらいいなと思いました。 |
今回のマーシャルの人たちとの交流で、どんな生活や文化の違いがあるのかがわかりました。最初は電波があまり良くなく、途切れてしまうことも多々ありましたが、ちゃんと交流を深められることができて本当に良かったです。交流の中でマスクについてどういう感じなのかが互いに知れてとても良かったと思います。最初は国の違う同年代の子たちと関わるのに緊張していましたが、後からちゃんと話せていて安心しました。またこのような機会があったらぜひ、交流したいです。 |
回線が悪くなるときもあったけど、マーシャルの方が楽しそうに笑顔で自分たちの国のことを聞いているのが良かったです。制服の制度が自分の国とは違って、Tシャツ一枚で下に合わせるのは自由というのに驚きました。全部私服の学校や制服の学校はあったけれど、日本には上半身と下半身で制服と私服を分けることはないので珍しいと思ったからです。 |
マーシャルの方たちがマスクのことを発表されていたときに、使われたマスクの写真の中に国旗が描かれたマスクがありました。とても斬新な発想で思わず笑ってしまいました。日本の国旗だと少し地味だなぁとも思いました。私たち神奈川学園生は上下決められた制服を着ますが、マーシャルの学校では上の赤いTシャツだけで下は自由、だけど膝上はだめという校則がとても新鮮でした。ピアスなどのアクセサリーを禁止していないことにどのような理由があるのかもとても気になりました。あと私たちはまだ長袖で生活していますが、マーシャルの方たちは半袖で過ごしていて、あちらは暖かいのだなぁと思いました。 |
マーシャル諸島と日本のことをそれぞれ話すことが出来ることがとても楽しかったです。それぞれの国、学校にはない文化や伝統、ルールなどを知ることが出来るのは自分の中の世界も広がるので、いつも「今日はどんな話があるのだろう」とドキドキしています!これからももっと交流を続けていきたいと思いました。 |
お互いの文化を、顔を合わせて伝えあえたので良かったです。これからも違う国の人の文化を知りたいと思いました。新聞やニュースなどでマーシャルと言っていてもなにも思っていなかったけれど、これからは「関係ない」と思わず、自分から積極的に知っていきたいです。 |