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2021年2月22日 (月)

高1FW  埼玉大学生とのオンライン交流会「水俣と私と今」

 2月18日に高校1年FW水俣方面では、埼玉大学で水俣を訪問したことのある学生の皆さんと、オンライン交流会を行いました。今年度は、多くの学校がコロナ禍で現地に行く機会を持てていません。本校も、埼玉大の皆さんも同じでした。共通経験は、現地の方とオンライン交流を行えたことです。そのような学びの現状を共有しながら、コロナ禍の世界の中で、水俣に学ぶ「私」は何ができ、何を考えることができるのか、意見を出し合うことにしました。

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 全体で、交流の目的を共有した後に6つの小グループに分かれ、できるだけ多く発言をしていきました。コロナ禍との接点として「正しい情報をどう見極めるか」「人々の心の中で差別はなぜ生じてしまうのか」「自分の進路をどう切り開くか」…などの視点で語りました。最初は緊張していた生徒の皆さんでしたが、後半は大学生の方々の聞く姿勢に励まされ、自分の言葉で想いを語っていました。大学で1年間オンライン授業が続く日常や、大学生の皆さん自身の活動経験と重ねてとらえている姿は、一歩先を行く先輩として刺激になったようです。2年前に埼玉大との交流に加わった高校3年生も二人参加し、堂々と自分の学びを語っていました。テーマは同じでも、参加者の個性で話し合いが変化していく様子が興味深かったです。

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「今は調べて考えたことを話すにとどまっているけれど、現地に行って経験に基づいて交流できるようになりたいと思った」という最後のあいさつが印象に残りました。

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今後、「水俣と私と今」をテーマにお互いに手紙を送りあう予定です。参加してくれた皆さんありがとうございました。

以下は大学生の方からいただいた感想です。


去年とはまた違う内容でとても楽しかったです。個人的には去年の交流会は神奈川学園さんに行ってからぶっつけでどのようなことをするのか詳しく知る、という形でしたが、今回は事前に先生たちと企画を練り上げるところから参加させていただくことができたので、話し合いが前回よりもスムーズにできたのではないかと思います。グループの話し合いの中で、「水俣を学んで差別はダメと思うけど、新型コロナにかかった人が身近にいたら自分がどう思うのかわからない」という、学んだからこそ生まれる実感を持った不安が生徒の声に出ていて、差別や偏見という「言葉」に踊らされているのではなく、更に深いところまで感じようとしている姿が素敵だなと思いました。生徒さんたちが一生懸命考えている姿に、「水俣はやっぱり離れられないな」と、また自分自身考えさせられました。このような素晴らしい交流会に参加させていただき、ありがとうございました。

本日は、貴重な学習会に参加させていただき、本当にありがとうございました。初参加ということもあり、「高校生が水俣を学習する」ということについて、当初は実感が湧かなかったのですが、日ごろの学習内容を「私」という存在と深く結びつけながら、学生さんがお話しされている姿を見て、驚かされました。特に、水俣を1つの見方に収斂させることなく、多角的に知っていたからこそ、今回のコロナや「私」という存在と重ね合わせた議論ができたのではないかと思います。今日交流した学生さんが、高校1年生とは驚きです。日頃から、どういった学びをしてきたのかがとても気になりました。今回の交流は、「知識を身につける」といった意味ではなく、「私」という存在や実感を得るという身体的な知という面でとても意味のある交流であったのではないかと個人的に感じました。これから水俣の学びについて研究していく身としても、とても貴重な1日になりました、今回は、時間も限られていたため、また機会があれば参加させていただきたいです。本日は、本当にありがとうございました。


本日はありがとうございました。「悔しい」という言葉ひとつで、患者さんの思いを知ろうと議論ができ、自分にできることを模索する姿が眩しかったです。15、16歳の心が柔らかい時期に皆さんが水俣に出会えたことが羨ましくもあり、そんな皆さんと出会えたことがとても幸せです。またぜひ、一緒にお話しさせてください。ありがとうございました!

少しだけですが、高校生の気持ちが垣間見えて良かったです。みんなが、水俣という記憶を「勉強」の枠を超えて、ずっと胸に留めていればいいなと感じます。あまり打ち解けられなかったので、また直接会って話したいなと思いました!

私にとっても非常に貴重で濃い時間となりました。生徒さんそれぞれが同じテーマでもちょっとずつ違うことを考えている上に、自分自身と向き合いながら、様々な視点からの意見を聞くことができました。私も学びをストップさせずに、水俣について学んでいきたいと改めて強く思いました!ありがとうございました!!