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2021年2月25日 (木)

中2 家庭科「共生社会」   伊是名夏子さんの講演会を行いました

 伊是名さんは、東京新聞・中日新聞、ハフポスト、琉球新報でコラムを掲載中のコラムニストです。電動車いすを利用して生活をしています。大学時代はアメリカ、デンマークに留学したり、卒業後は那覇市の小学校英語指導員としてもお仕事をされていました。

 今回紹介した著書「ママは身長100㎝」には、伊是名さんの子どもの頃の話や、中高生時代の話、恋愛の話、大反対された結婚の話、妊娠・出産・育児の話などが書かれています。20210225_01 

 今年度は、コロナ禍ということで、オンラインでの開催になりました。(伊是名さんは、オンラインで世界中と繋がって講演会を行っているそうです。)講演会では、ご自身の体験を交えながら「助け合う」ということの意味や「合理的配慮」のこと、誰にとっても「自立」は「依存」の上に成り立っていることなどを語ってくださいました。伊是名さんの楽しい生活の様子が伝わってきて、「こんな風に考えれば良いのか!」と思うこともたくさんありました。

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 講演会の後、感想とともに、質問もお送りしました。後日、その質問にも丁寧に答えていただきました。ありがとうございました。

以下が生徒の感想です


今日一番印象に残ったのは、どちらもお互いに助け合うということです。相手のためにできることはもちろん大切です。助けを求めることは自分にとって恥ずかしいことかもしれないけれど相手は嬉しく思うこともあり得る、だから助けを求めることは別に恥ずかしいことではない、ということが一番印象に残りました。夏子さんの高校の運動会の話や結婚式の話を聞いてたくさん苦労されたと思っていました。けれど、実際は違ってすべてを前向きにとらえていらっしゃって本当にすごいなと思いました。また、今日覚えてほしいと言っていらした合理的配慮という言葉に賛成です。意味としては障害者が他人とおんなじように生活できる仕組みです。私は今日はじめて知りました。まだ知らない人もたくさんいると思うし、本当にその通りだなと思います。早くこの言葉が世の中に浸透して今よりもっとバリアフリーの効いた優しい社会になるといいなと思いました。


 特に印象に残った言葉は、「高校のフォークダンスのとき、車椅子だからやらなくていいではなく車いす用に踊りを作ってくれたことが嬉しかった」と、「みんな違ってみんないいと言って見放すのではなく、お互いが違いを見つけて共有することが大切」です。この言葉を聞いたときすごく感動しました。日本は今バリアフリーがすごく進んでいると思っていたので、車椅子でも歩きでも時間はそんなに変わらないと思っていました。でもそれは違って、三倍の時間がかかり、沢山の人に助けてもらっていると知りました。助けてはもらっているけれど、その時間や便利さは障がいの人を無視していることなのだなと知りました。将来、デンマークのように障がい者の方が少しでも暮らしやすい世の中になるといいなと思いました。大人になって、私にもし少しでもできることがあるのならば、積極的に実行していきたいなと思いました。


 講演会を聞いて、今までの、障害のある方々に対しての考えが変わりました。今まで、電車の中で、車椅子に乗っている方や他の障害がある方を何度か見たことがあり、「大変そうだな」と思っているだけで、何もできなかったけれど、今回「合理的配慮」が大切であることを知り、次からは、電車にある、車椅子のスペースを空けるなどして、そういった方々が少しでも、便利に過ごせるようにしていきたいと思いました。しかし、障害があるからといって、差別をするのは良くないということも学べました。障害があるから違うのではなく、人は一人ひとり違うから、お互いに配慮をし、心地よくしていくことが大切だということが分かりました。なので、私はこれから「お互い、困ったら助け合う」そんな友達関係を築いていきたいなと思いました。


 夏子さんが言っていた合理的配慮(障害者が他の人と同じように生活できるようにするための、調整、変更、わがままではない)はきちんと頭の中に入れておこうと思いました!エレベーターに乗っている時に出ようとしている人がいたら、一回降りてまた入るなど小さなことでもいいから助け合うことを大切にしていきたいです!


「しょうがない」で片付いてしまうものが本当にたくさんあると思います。でも「しょうがないじゃん?」と言って終わらせることが差別になっていると聞いて、もっと考えなきゃいけないと思いました。また、17分で歩ける人がいける場所に60分かかっていることにとても驚きました。お金の問題もあると思いますが、私も最寄りの駅にエレベーターがホームに一つしかないので声を出してみようと思いました。