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2021年7月15日 (木)

東北大学・榊浩平先生のオンライン講演会

 7月12日考査講評の最終日、『スマートフォンと学力』というテーマで東北大学加齢医学研究所の榊浩平先生にオンライン講演をしていただきました。保護者の方にもご参加いただき、便利な情報機器をどのように使うのか、親子で学ぶ機会にもなりました。(以下、スライドデータの出典は、東北大学加齢医学研究所提供資料です)
 まず初めに、榊先生は脳にある4つの部分の働きを説明してくださいました。考える力、人を思いやる力など、人間を人間たらしめている力を司っているのが前頭前野であり、中学・高校生時代は脳を育てる大切な時期だそうです。
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 Photo_2次に、「どのような行動が脳の活性化に結び付くのか」を示す画像で説明をしてくださいました。例えば、テレビゲームをしている時は、脳全体が活動しているように見えるけれども、肝心な前頭前野は全く活動せず、むしろ活動が抑制されているそうです。反対に、脳全体が活性化するのは「音読」だそうです。触覚、視覚、聴覚など、さまざまな刺激が複合的に合わさって、脳に良い刺激を与えていることが分かりました。

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 次に、「どのような行動が脳の活性化に結び付くのか」を示す画像で説明をしてくださいました。例えば、テレビゲームをしている時は、脳全体が活動しているように見えるけれども、肝心な前頭前野は全く活動せず、むしろ活動が抑制されているそうです。反対に、脳全体が活性化するのは「音読」だそうです。触覚、視覚、聴覚など、さまざまな刺激が複合的に合わさって、脳に良い刺激を与えていることが分かりました。

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 榊先生は、「スマートフォンと集中力の相関性」にも触れてくださいました。LINEの通知音を使った実験結果では、明らかに集中力が下がっており、身近な情報機器をどのように使うかが問われていると感じました。また、用語を調べる時にスマートフォンや電子辞書ではなく、紙の辞書を使うと脳が活性化するとも伝えて下さいました。

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 まとめとして、「スマートフォンの使用は1日1時間までにしよう」「LINEはなるべく使わないように」「勉強中は電源オフ」「調べものには紙の辞書を使おう」というポイントが示されました。その上で、「自分たちでルールを決めて、それを守れるようになることが最もよいですね」とアドバイスをくださいました。

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 質疑応答の場面では「学習用のアプリを使うのは悪影響がありますか」「音楽を聴きながら学習をするのはどうですか」と自分の生活に即した質問が出され、その一つひとつに榊先生は丁寧に答えてくださり、学びが深まりました。

 榊先生の許諾を得て、保護者に講演会の動画配信をすることになっています。学校、家庭が学びを共有したうえで、生徒たちが自分で「情報機器の使い方」を考える、はじめの一歩になる講演会でした。

 以下は生徒の感想です。


 勉強中にスマホで音楽を聞いたり、LINEなどのSNSを使ったり、ゲームをしたりということをすることで集中力が低下して同じ時間勉強していても成績があんなに変わるんだ、というのはとても驚きました。私自身、時々勉強中に音楽を聞いていたり、LINEの通知に返信をしたりということがありましたが、そう考えると、スマホの電源を落として勉強するほうが、効率が上がるなら、実際そうするべきなのだろうなと思いました。頑張って勉強しても成績が上がらなければ仕方がないし、長い時間勉強してそれなりの点数を取るのならば、効率を上げてそれなりの時間勉強するほうが良いのだろうと感じました。
今回、かなり貴重で、私達にとって大切なお話を伺うことができました。中3ということで節目の年でもある今年に聞くことができたのはかなり運が良かったなと思い、これをただ聞き流すのではなく、きちんと実践し、これからの勉強に役立てていけたらと思いました。


 スマホを使うと良くないと思っていたけど1時間程度に自分で管理するのが良いというのがわかりました。スマホを使わなくても通知音だけでも集中力が落ちることがわかり、怖いなと思いました。ながらスマホで3時間以上勉強するより30分集中するほうが学力が上であることにも驚きました。2時間ダラダラ勉強するより30分集中するほうが簡単なのに自分がやっていなかったと思うともったいないことをしていたなと思いました。辞書で調べ物をするときもついついChromeを使ってしまうので紙の辞書で調べることを意識していきたいと思いました。自分で管理して使用時間を短くして学力が上がるなら、今日からでも実践していこうと思いました。