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学園日誌

2018年12月 3日 (月)

《高校1年》 FW水俣 埼玉大学生との交流会

11月29日の午後は2時間連続でフィールドワークの授業がありました。国内フィールドワークで水俣方面に参加した生徒が埼玉大学安藤聡彦先生ゼミの方々と交流しました。水俣での旅を振り返り、新たな気付きを得る機会となりました。

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高校1年生の代表生徒が11月中旬に出かけた水俣の旅をスライドで振り返りました。それぞれの場面で感じたことを自分の言葉で堂々と伝える姿に水俣での出会いの豊かさを思いました。

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次に埼玉大学安藤ゼミの方々が自己紹介を兼ねて、研究テーマや水俣との出会いを話してくださいました。進路選択の時期と重なることもあり、高校1年生は少し先の自分をイメージしながら聞いています。自ら問題意識を深め、研究テーマやこだわりをまっすぐに伝える姿に心動かされていました。

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いよいよ交流の始まりです。高校1年生は現地で最も印象に残った出会いや言葉を拾い、スライドにして説明をしました。訥々と、ではありましたが、何故自分がこの言葉に引っかかったのかを言葉を尽くして語りました。大学生は一人ひとりの言葉に真剣に耳を傾け、更に深まる問いを投げかけます。水俣や水俣病を通して「人間とは何か」「社会はどのようにあるべきか」を考える機会となりました。

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交流会後半は、新たに3つのポイントを設定して「水俣病から何を学ぶのか」を共に考えました。模造紙に付箋で「気になった言葉」を書き、ある程度出揃ったところで分類分けをします。組み立ても分類も自由なので、チームで相談しながらの作業はとても楽しそうでした。あるチームは模造紙の中央に大きく「欲」と書いていました。水俣病が起きた原因だけでなく人間の持つ「欲」には様々な種類があり、一概に否定せずに考えようとする姿が印象的でした。

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付箋を貼る時には一つの作品を創り上げるつもりで丁寧に取り組みました。大学生のアドバイスは的確で、生徒はじっくり言葉と向き合います。ある程度完成したところで、全員の前で発表する機会を持ちました。

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発表会でも様々な見方や意見を聞くことができました。あるチームは、愛林館で食べたアヒルと、水俣病発見に欠かせなかったネコ400号実験を重ねて考えることができ、人間以外の動物から命をいただく意味を考えました。また、差別や偏見について考えたり、胎児性水俣病患者と障害者の人権を合わせて考えたりもしています。生徒自身が「意見を交わしあって学びが深まっていく」楽しさを実感できた2時間でした。

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埼玉大学・安藤ゼミのみなさん、ありがとうございました。

2018年12月 1日 (土)

《部活動》 バレーボール部

2018年11月23日(金)3位の表彰式の模様です。

いよいよ、新チームでの新人戦に向けての戦いが始まりました。その初戦の横浜地区秋季大会において準決勝まで勝ち進み3位となりました。1月の新人戦ではシードを確保しました。

日頃、中高が一つのコートで共に汗を流し、練習試合や大会へは中高分かれて活動しています。平日は月、火、金の3日、週末は大会のある無しで変わりますが、他校との交流も盛んで、合宿は群馬県前橋市にて8月に実施しています。

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《中学2年》 社会

中学2年の社会科では、日本の文化の多様性と多文化共生を学ぶため、「アイヌ文化」の調べ学習をしています。各クラスでテーマをグループごとに分担して、クラス内発表会を行い、学習しました。

 

今日は、その時選ばれた各クラスの代表グループが、学年全体の前で発表します。

校長先生はじめ4人の先生が審査をします。

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テーマ

「アイヌと法律」 A組     

    問 生活が苦しくなったアイヌを救うため、政府は北海道旧土人保護法ではなく、どんな法律を出せばよかったと思うか?

「アイヌの衣食住」 B組・D組

    問 アイヌの衣食住に共通する特徴は何だろうか?

「アイヌの風習(儀式)」 C組

    問 アイヌは自然と人間の関係をどのように考えていたか?

「アイヌの踊りと音楽」 E組

    問 踊りや音楽などアイヌの芸能の中で大切にされていることは何か?

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最優秀賞は、A組「アイヌと法律」が選ばれました。調べた内容と結論に深まりがあり、説明と画面が一体となった見事なプレゼンでした。

 

どのクラスの発表も、しっかり調べた内容を伝える工夫がされていて、優劣つけがたい出来栄えでした。特に、寸劇を演じたり、実際に調理して動画にしたりなど、体験を伴った発表が印象に残りました。学年の聞く姿勢もよく、発表を楽しんでいる様子も見られ、とてもよい発表会になりました。

調べ発表する過程で、「異文化」に出会うとき、互いの文化を知って理解しようとし、尊重しあう姿勢をもつことの大切さを考えることができました。

2018年11月30日 (金)

《高校》 高校音楽選択

11月27日(火)の放課後、100周年記念ホールで、高校音楽選択発表会が開催されました。

1学期から、週2時間の授業で準備を進めてきました。

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プログラム1 高校1年2年合同合唱   結―ゆい―

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プログラム2 高校1年生演奏  女声合唱組曲「IN TERRA PAX 地に平和を」から

花を探す少女/IN TERRA PAX 地に平和を

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千本桜

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プログラム3 高校2年演奏 ミュージカル「ウィキッド」から   大嫌い/エメラルドシティ

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インフルエンサー

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本格的な合唱曲からミュージカル、アイドルグループのナンバーまで多彩なジャンルのステージを作り上げました。ダンスの振付や楽器の編曲、演出にわたり生徒自身の手で企画し、練習を重ねた発表です。その成果を精一杯発揮しようと頑張っていました。同級生、保護者、中学の後輩たちも客席から拍手で参加し、とても楽しい発表会になりました。

2018年11月28日 (水)

《高校2年》 進路座談会を開催しました

11月24日(土)13時30分~15時の時間帯で、高校2年生の希望者を対象にした「進路座談会」を開催しました。

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当日は神奈川学園の卒業生である大学生・社会人の方に6名来て頂き、10人前後の小グループに分かれて、受験生の時のこと自分の通っている大学のこと、学生生活のこと、就職や将来の目標のことなどを話して頂きました。中には高校時代のノートや大学の教科書などを持ってきてくださった方もいらっしゃり、学習合宿を終えて、いよいよ「受験生」としての自覚が出てきた生徒たちにとっては、とても貴重な時間になったようです。今後もこのような企画を続けていけたらと思います。

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*生徒の感想から*

  • 先輩方のお話を聞いて、今まで迷っていたこと、困っていたこと、悩んでいたことのヒントをたくさん得られた気がします。先輩がノートをもってきて見せて下さったので、ノートの作り方がわかりました。やはり、普段の小テストと授業をおろそかにしてはいけないと改めて思うことができました。結構小テストは点数が悪いので、心を入れ替えて頑張らなければと思いました。このままではいけないと思いました。また、今回お話を聞いた二人の先輩方は、全てのグレードがαだとおっしゃていたので、少しでも上のクラスに上がれるようにしたいです。すきま時間を使うことを意識したいです。そして、テスト前に詰めてやるというような、「その場しのぎの勉強」はやめなければいけないと思いました。

 

  • 私は高3になった時、まだ部活があることに今すごく不安を感じていて、部活も勉強もなあなあになってしまうのではないかと思っていました。でも同じように5月まで部活を頑張っていた先輩が高3から本気で勉強して結果を出せたことを聞いて、私も頑張ろうと思えました。勉強のやり方をたくさん聞いて、1時間ごとに休憩をはさんだり、外で勉強したり、いろいろ工夫をするのが大事なんだと思いました。自分が行きたい大学の先輩にもお話を聞くことができて、大学生活をたくさんお話してくださったので、より行きたくなりました。2人の先輩に聞いて、お二方ともすごく負けず嫌いだなあと感じて、私も部活がない人たちに負けたくないと思ったのでこれからもっと勉強しようと思いました。

 

  • 今回、卒業生の方からお話を聞いて、大学生活がとても充実しているなと感じました。私が想像していたような実習をやって、レポートを書いて、講義に出て、と他の学部に比べて忙しそうなイメージがあったけれど、とても楽しそうに話されているのを聞いて、高校3年間の努力が実を結んだ結果なんだと実感しました。先輩の方が将来について話されていた時、自分がやっていることに自信を持っていて、とてもカッコ良いなと思いました。受験勉強でのお話では、自分に甘えず、少しずつ基礎を積み重ねていくことが大切だと思いました。面接練習の時に保健室の先生に手伝ってもらったり鏡の前で練習したり、周りの人以上に努力をされてきたんだなと思い、私も今から見習わなければいけないと思いました。高3・0学期であるということを考えながら、受験に向けて、少しずつ基礎を定着させていけたら良いです。

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2018年11月26日 (月)

《高校2年》 探究

探究「アートの行方」チームは、六本木の森美術館を訪問し、開催中の「カタストロフと美術のちから」展を教育普及担当の方に解説していただきながら鑑賞しました。

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自然災害、戦争やテロなど私たちを襲うカタストロフ(大惨事)に対して美術はどう向き合うのか、40組の現代アートの作家の取り組みを紹介する展覧会です。

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難民問題を取り上げたオノ・ヨーコの作品は、鑑賞者が平和へのメッセージを自由に書き込む参加型のアート作品でした。

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これまで調べてきたアーティストの作品がいくつもあり、また少し現代アートの探究が深まりました

2018年11月24日 (土)

《中学》 音楽会ONE~声と心を一つにしよう~

11月22日(木)に中学音楽会が開催されました。

午前中は、各学年の『音楽発表会』で、来場して下さった父母の前で歌声を披露しました。

午後は、音楽会実行委員会の主催する『音楽会』を行いました。中学3学年が集まって、それぞれの歌を聞きあいました。音楽会実行委員会の生徒の手際のよい運営で、良い会になりました。一日中、生徒の美しい歌声が、100周年記念ホールに響きました。

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≪音楽会実行委員長のことばより≫

いよいよ、音楽会当日です。今日まで音実の運営にご理解ご協力していただきありがとうございました。

今年の音楽会大目標は、ONEでした。クラスメートと協力して声を出し合ったり、曲の世界観をつくりだしていくことができましたか。

私が、ONEだと感じた瞬間は、練習を積み重ねてやっと最後の和音の3つの音が、きれいに重なった瞬間です。その時、クラス全員の気持ちがひとつにまとまったことが、まさに~ONE~であると思いました。みなさんが、ONEと思えた瞬間はいつですか。ぜひ考えてみてください。

また、今年は、初めて3学年で合同練習をしました。中学1年生は、先輩方の練習のやり方や歌う時の表情や姿勢、行動の速さなど、見習えるところがあったと思います。2年生や3年生も他学年の練習を見てよい刺激を受けたと思います。自分たちの出番で一生懸命歌うことはもちろん、本番中は他のクラスの曲もしっかり聴きましょう。

それでは、練習に取り組んできた成果を存分に発揮して、素敵な音楽会にしましょう!

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中学1年生は元気に楽しい演奏を披露しました。中学2年生は、思春期の心の揺れを表現する曲にふさわしい成長した美しい歌声を響かせました。中学3年生は、豊かな歌声で宇宙や世界に視野を広げ、平和を歌い上げていました。

どのクラスも、自分たちらしい曲を作り上げることができて、クラスの中に良いものが残りました。

《中学1年》 保健体育

中学1年生の体育では、2学期後半は「空手」に取り組んでいます。神奈川県空手連盟から先生をお迎えして、体育科の先生とふたりでTTの授業を行っています。

準備体操と筋トレの後、空手の基本形を学びました。

 

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初めての体験で、なかなか大きな声が出ませんが、みんな楽しそうに取り組んでいます。

先生から、「大きな声が出るように頑張りましょう。技術の向上よりも、身を守ろうとする心構えが大事です。」とお話がありました。

2018年11月22日 (木)

《高校2年》 探究

高2探究・「古典芸能」では、『横浜能楽堂』を見学しました。

『横浜能楽堂』は明治8年、東京の根岸にあった旧加賀藩主前田斉泰邸を移築修復した建物です。日本でも、古い伝統ある建築物のひとつです。

外観を目にしただけでも風格があり、生徒の中から感嘆の声がもれました。

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まず、本舞台の見学です。ガイドさんが専属で、みっちり案内してくださいました。

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楽屋、鏡の間、装束の間、焙じ室など、裏もガイドしていただきました。

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「幕引き」の体験を、全員にさせてもらいました。

「おまく」と声をかけると、左右の2人が、阿吽の呼吸ですっと幕をあげます。

密度の濃い1時間半はあっという間に過ぎ、本物の迫力を堪能しました。

夏に参加した国立劇場での「歌舞伎教室」とも合わせて、充実した体験になりました。

調査と体験に基づいて、各自の問題意識からレポートをまとめていきます。

2018年11月21日 (水)

《高校1年》 社会

高校1年の社会では、「子どもの貧困」に関する調べ学習を行いました。

日本では、2009年に相対的貧困率の数値が示されて、日本社会の「貧困」が社会問題となりました。2013年には超党派の議員立法として「子どもの貧困対策法」が成立しています。このことを前提として、「子どもの貧困」について調べ、グループで「政策提言」をまとめようという授業です。

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6人一組で班になり、「待機児童」「奨学金地獄」「新・階級社会」「ケイパビリティ」「ベーシック・インカム」「国際比較」の6つのテーマを分担して調べ、グーグルスライドを使って資料を作成し、発表しあいました。

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内閣の一員になったつもりで、「『子どもの貧困』をどう解決するのか」を班で話し合いました。

「政策提言」を一つにまとめ、班長が発表しました。

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提言には様々なものがありましたが、「税収を増やし、その分を子供の教育や雇用対策にあてる」というものが多かったです。提言はしたものの、そこにはまだまだ課題があることもわかり、「子どもの貧困」問題の難しさを感じました。また、「国の予算」についても改めて考えさせられました。